夫が『早く次に行こう!』と急かした場所とは、
ホテルから程近いビルの中にある『静岡ホビースクエア』でした。
子供の頃からプラモデル好きの彼は、
徳川家康に惹かれて…というよりも【模型の世界首都・静岡】に興味津々で、
こちらに来るのをとても楽しみにしていたのです。
入場無料のこの施設には、
タミヤをはじめ、ハセガワ、バンダイ、青島文化教材社など、
名だたる模型メーカーが集まり、商品紹介や販売、関連イベントも催されている
プラモデル好きの方たちにとってまさにパラダイス!の場所なのです。
ブログのテーマ【家康公ゆかりの静岡旅】も6回目になる今回、
『プラモデルと徳川家康、何の関係があるの?』と思われるでしょうね。
実は、駿府城の築城や久能山東照宮、浅間神社の造営にあたり、
徳川幕府は日本全国から優秀な職人たちを駿府に集めたので、
その優れた技術は地元の職人たちに伝承され、
駿河伝統工芸の発展に繋がっていったのだそうです。
竹千筋細工や駿河指物、漆器や藍染など静岡市の伝統産業は幅広く、
木造模型に端を発するプラモデルも例外ではありません。
久能山東照宮にプラモデル模型が奉納されているのも有名ですよね。
静岡ホビースクエアに入ってすぐのエリアはミニ四駆広場。
懐かしのサーキットを見て、
息子たちを連れ、あちこちのおもちゃ屋さんが主催する大会に
参加した事を思い出しました。

女子が大喜びしそうなスイーツコーナーもあり
なかなかの充実ぶりでした。