はい、静岡名物といえば、

歌川広重の「東海道五十三次」にも登場した丸子宿

丁子屋のとろろ汁

 

 

 

 

    
 
 
 

 

      浮世絵を模して移築された茅葺き屋根の素朴な佇まいが素敵です。

 

 

慶長元年、丁子屋平吉が丸子宿の茶屋として創業した丁子屋。

関ヶ原の戦いの後に徳川家康が東海道伝馬制を制定すると、

丸子は宿場町として急速に栄え、飛脚や参勤交代、旅人の往来が盛んになりました。

難所である宇津谷峠を控え、とろろ汁で精をつける人々で賑わった丁子屋は、

松尾芭蕉や十辺舎一九の作品にも名を残し、守り続ける伝統と変わらぬ素朴な味は、

400年の時を経て今に受け継がれています(パンフレットより抜粋)

 

  

 

 

ネット情報によると、
『開店の11時には店頭が大混雑するけど、
事前にQRコード付きの整理券が出るので、
10:30頃に着いて券を取ったら駐車場の車にて待機すれば、
1巡目には入店できる』とのこと。
 
アドバイス通りに整理券をgetして、
開店と同時に入店することができました。
 
 
駐車場には広くて清潔なトイレや地元のお土産が揃った売店もあるので、
30分程度の待ち時間も苦になりません。
 
いざ、入店!
 
      
店内は想像以上に広く、茅葺き屋根以外にも
渡り廊下を経て大広間にたくさんの席が用意されておりました。  
鴨居部分には、ご存じ東海道五十三次の絵が飾られています。 
 
 
 
 
 
広間は畳敷きですが、テーブルとイスの席なので大丈夫。
給仕係の女性たちがてきぱきと注文を受け、料理を運んでいました。

 
 
メニューが反射して見にくいので
パンフレットのメニューページを載せておきます
 
         
 
 
私たちは安倍川餅で小腹を満たしたばかりなので、
オーソドックスな麦めし&とろろ汁に香の物とみそ汁がついた「丸子」を…
 
 

 

静岡県内の契約農家と協力し、

土づくりからこだわり、丁寧に育てた自然薯だけを使用したとろろ汁。

味付けも、素材を吟味した自家製みそと焼津産の鰹節を使っているそうです。

 

 

売店の好青年も、レジ係の女性たちも、
皆さんがこの店を愛し、誇りを持って働いている印象を受けました。
 
そして、ネット情報通りの大混雑。
人気のほどがうかがえました。
 
 

たかがとろろ汁と言うなかれ。

古来から旅人に愛されてきた丁子屋さんのとろろ汁は、

お腹も心も満たしてくれましたし、

今回の旅では殊のほか体の疲れや脚の痛みを感じませんでした(^_^)v