龍虎塔を右に見ながら、蓮池のほとりをしばらく歩くと、
春秋閣の入り口が見えてきます。
こちらも何となく秘宝館のイメージが強かったので、
入るのはやめて、亀がうじゃうじゃいる池だけながめていました。
向かいに建つ啓明堂。
関羽を祀った立派な建造物ですが,
膝に弱点を持ち、龍の塔での上り下りがこたえた私には、ちょっと辛い階段!(´Д`;)
後で「ここも見ておけば良かった・・・」と反省しました。
池沿いの緑道をしばらく歩いていると、蓮の花が咲く公園に着きました。
そして、その先に見えました。北極玄天上帝像。
高さ22メートルの巨大な道教の神像で、水上神像としては東南アジア最大級だそうです。
右手に七星宝剣をもち、足元はヘビと亀を踏みつけた勇ましい姿と極彩色が印象的。
像までの橋の両側には、石像が並んでいるのですが、
ひとつひとつの像に物語性を感じて、妙に惹きつけられました。
ただし、北極玄天上帝像の入り口や内部は、観光地にありがちな雰囲気でした。
本来は、のんびりと蓮池の周りを散歩するべきでしょうが、
小腹も空いてきた私たちは、あまり飲食店のなさそうな蓮池譚を後にして
いったんホテルに戻ることにしました。