遅くなりましたが、テープ起こしまでは行きませんが、初日の概要をまとめてみました。


すごく時間がかかりました。この後もできるかな・・・。


映像でご覧いただいた方が早いので以下に掲載しておきます。

私としては「質問8と9」及び「質問11から13」それから、「質問21から26」にポイントを置いたつもりです。

特に、質問21から24までの第3次行政改革推進計画については「網走市として行革を進めるにあたり市内の経済に与える影響を試算していない」ことが明らかになったのは大きなことだと考えております。


このことは、経済部の質疑の時にも続けましたが観光も含めて具体的な産業育成や雇用増加などについての数値目標が網走市には今のところ全体としては存在していないことも質疑の中で明らかになりました。


ここをどう改善していくのかがこれからの市政運営と地域経済の活性化のために欠かすことのできないポイントとなると思われますので、引き続き網走市に対して実施を求めて質疑を重ねていきたいと思います。

※質問16以下は文字数オーバーだったので次のブログに掲載します。


予算審査特別委員会初日(総務費・市民活動費など)

1http://www.ustream.tv/recorded/21115289  

31:01から最後まで

2http://www.ustream.tv/recorded/21115781

最初から3721まで





●総務費・市民活動費  


質問1)オープンカウンター方式による随意契約制度改革について検討状況は。


答弁1)昨年も質問があった。「公募型で公平な参加を図るという点では有効」だが、各種課題もあるので実施方法については研究を続けたい。


質問2)被災者の受け入れ支援について予算計上されていないが、今年度の実施予定は。


答弁2)網走にも3世帯8人が避難してきている。予算上特に事業としては計上していないが、防災所費の中に100万円を計上しており、被災された方が網走に来た場合や、網走から被災地支援に伺う場合などに必要があれば対応していく。


質問3)受け入れ支援について。夏休みに受け入れ支援を実施したいということで動きがある。市に対して相談があった場合、何らかの対応は検討できるか。


答弁3)道の動き、被災者の方々の状況を見ながらできる範囲の中で対応したいと考えている。


質問4)今後の被災地に対する直接支援のあり方は。少人数で支援に赴く場合になんらかの市からの支援などを行う考えはあるか。


答弁4)防災所費の中で可能な範囲で対応させていただきたいと考えている。


質問5)福祉避難所について。福祉避難所への避難を必要とする方々の避難手段等の対応についてどうなっているか。


答弁5)福祉サービスを利用されている高齢者、障がい者については事業者やケアマネについて周知し、対象者に登録していただくことで対応したいと考えている。


質問6)福祉避難所そのものが被災した場合はどうするのか。福祉避難所そのものが福祉施設。そこが被災した場合、設備や体制の整った場所に避難するまでに7日間かかった。このことが多くの方々の命を奪った。平常時から福祉施設が相互に災害時の避難協定を複数の施設と結びあっていくことが必要だと考えるがどうか。


答弁6)現在17箇所との協定を結んでいる。箇所数を増やして対応していこうと考えている。指摘の通りのことがあった場合、学校等に避難場所を設け、そこに福祉職員や看護職員を入れて臨時の避難所を設ける考え。


質問7)仮設の福祉避難所に十分な設備が整っていない可能性は否定できない。広域での福祉施設間の協定について行政も関わりながら進めていくべきではないか。


答弁7)その場合、近隣の町村も被災する可能性がある。まずは網走市で対応できる準備を心がけていく必要がある。なるべく市内で対応できる体制づくりを考えていきたい。


質問8)職員の防災に対する意識向上について。現状で防災についての意識啓発をどのように行っているのか伺う。


答弁8)現在のところ職員研修で実施していない


質問9)未実施だということが分かった。改めて実施を求めたい。また、防災リーダーを養成するために設けられた「防災士」という資格認定を行っているNPO法人がある。すでに42万人全国で取得しており、道内でも1529人資格取得をしている。網走でも取り組みを進めてはどうか。


答弁9)災害によって生じる損害をできるだけ軽減させるのは職員の責務。通常の担当業務をこえて一定程度の知識を身につけるのは市の職員としての大きな役割。研修実施とあわせて防災士の取得についても検討していきたいと考えている。


質問10)民間からの職員派遣について。3大都市圏の企業からの若手職員派遣の取り組みを総務省はスタートさせる。商社やコンビニ、IT企業などに働きかけている。網走市でもこの取組みに参加してはどうか。


答弁10)民間企業ならでわの視点や発想を取り入れるということは意義がある。市の行政課題の何を担わせるか、それにたいしてどんな人材を望むか検討する必要がある。今後実施する自治体の動向を見ながら検討して行きたい。


質問11)東京農業大学との連携について。網走になくてはならない高等教育機関。網走市は各種事業実施を含めてどのような評価をしているのか。


答弁11)事業が直接影響を与えているかどうかはあるが、学生数の確保はできていることから一定の評価を上げていると考えている。


質問12)網走市を含めた周辺からの進学を増やしていくこととあわせて、卒業後も網走に残ること。つまり定着率を高めることが重要。容易でないことは理解するが取り組みは必要である。これまでどのような取り組みを進めてきたか。


答弁12)実績は年によってばらつきはあるが10名程度は網走市で就職。館内まで広げると16人程度は残っている。直接定着のための取り組みは行なっていなが、様々な機会に大学と接触を持ちながら働きかけてきた。市民との接触や広がりもあることから市内で起業される方も少数ながらあり、一定の成果は出ていると考えている。


質問13)関係性の構築が最も重要。定着率向上は人口減少の対策のためにも取り組みが必要。大学側と協議しながらできるだけ早く事業実施を求めたい見解を。


答弁13)起業というのはレアケース。就職するのが一般的。地元にニーズにあった受け皿があるかどうかも大きな課題。働く場所を増やすことが基本的な解決策。どういうことが農大の学生の定着につながるかは考えていかなければならない。


質問14)ホームページとフェイスブックについて。連動性を高める取り組みは進んだか。


答弁14)検討を行なっているが、カスタマイズするために費用がかさむ。ただちに対応することは難しいが、有効性は認識しているので引き続き検討したい。


質問15)フェイスブックを使える人を増やしていくことも大切。職員には使っている方もあり、協力を求めていくことも必要。しかし、何よりも一般市民が学ぶ場が必要だということは以前も伺った検討状況は。


答弁15)ご指摘のとおりだと認識している。社会教育課のほうで検討しながら対応する。


















※2日目移行の動画については明日改めて紹介いたします。