本日は朝から北見に向かう。


ドリームプランプレゼンテーションinオホーツクで私はコメンテーターを務める。


ドリプラは、企業でいう「エンジェル」を探すようなための公開イベント。

実際は、メンターと呼ばれる協力者探しが目的なのだが、実はそれが真の目的ではないのだと思った。


プレゼンする方々が、自分の夢を叶えるために実際の行動を起こそうと思える強い動機づけになるし、参加している方々も、自分の夢もかなえられるかもしれないと思われたのだと思う。


こちらのほうが本当の目的なのかもしれないと感じた。


プレゼンされる方々は持ち時間の10分を活用して、全力で臨まれる。

涙がでそうなほど真剣で、涙がでそうなほど緊張しているのがビンビン伝わってくる。

そこをしっかりコントロールされた3人のプレゼンテーションはどれも素晴らしかった。


オホーツクの山に木を植えて、森を取り戻すプロジェクト。

表現活動のワークショップを実践し、心を育てるプロジェクト。

ツリーハウスと体に優しい食材によるお菓子屋さんをつくる食育のプロジェクト。


どれも素晴らしいものだった。

それぞれが、「命の尊厳」「居場所になれるような人づくり」「居場所と癒しの空間の創造」と、一連の流れにつながるようなプレゼンになったのは偶然の産物だそうだが、もしかすると偶然ではなくて必然だったのかもしれないと思う。


それくらい、それぞれの事業がそれぞれ接点を持ちながら活動すれば素敵なものになるなという可能性を私は感じた。


オホドリも含めて、こうした市民活動を支え、応援していくのは私の使命だと思っている。


こうした事業が永続するためには、雇用をその仕組みの中で生んで行くことも大切になる。

さまざまな面から私自身も、オホドリの仲間のみなさんと、今回プレゼンされた皆さんをサポートしていきたいと思う。


生きる目的が一つ増えたような気がする。

「進みつつある者こそ人に教うる資格あり」と小原國芳先生は言った。


私も「進みつつある者」でありつづける努力をしよう。

60歳まであと20年。その間は現役で全力でかけぬけようと思う。


笑顔で行こう。

今日も、一人一つの笑顔をつくることに成功した一日だった。

皆さんはいかがでしたか?