今朝、朝鮮半島情勢から考えられる事態について書きましたが、誤解があるみたいですので再度触れます。

これは現在の朝鮮半島情勢により発生するかもしれない事態限りません。
大災害があったときなどもそうです。

「こうした有事や災害が発生してからしばらくの間」は、政府も自治体も全くあてにならない状態が一定期間続くのことになります。
もちろん有事や災害の規模にもよりますが、規模が大きなものになればなるほどそれは顕著になるのです。

だから「自分自身で万が一の事態に備えておく必要があるかもしれませんよ。ただしその確率は必ずしも高くないかもしれませんが。」ということを申し上げているのであって、どこかの党の対応がどうのこうのということとは別次元の話を私はさせていただいたつもりです。

ついでに言うと、今回の事態を仲裁するような状況や立場に現在日本政府はないと思います。

これは政権をどこが担うかとはまた違った次元での話だと思っていますし、現在のところ、この件で政権の浮沈があるようでは、日本は残念な国になると思います。
今のところ必要なのは、国民を含めて冷静な対応です。

今の日本が置かれている状況や政府に求められることは、米韓合同演習の動きを敏感に察知し、できるだけ早く必要な対応を行い、日本国民に被害が万が一及ぶような事態に至るとするならば、それが最小限になるような対応を取ることや、そのために必要な情報を国民にできるだけ早く正確に伝えることです。

その状況に歯がゆさを感じるか感じないか、あるいは他のさまざまな感情を持つか持たないかは人それぞれなのだと思います。

私自身は今はとにかく静観しながらも、何もこれ以上起こらないことを願うのみです。

他には北朝鮮の蛮行は非難しても、日本国内に暮らす一般の北朝鮮籍の方々への暴力的迫害などが起こらないで欲しいし、日本人はそういった恥ずかしいことをしない冷静な国民であるということを、個人的に思っています。