おはようございます。

平賀たかゆきオフィシャルブログ「地方議員のドタバタ日記」 Powered by Ameba

昨日街頭演説を同僚議員とともに実施。
私は呼人池下商店さま前と、BASIC駒場店前で演説させていただきました。

演説内容は次の通りです。

皆さまに昨年の政権交代で力強いご指示をいただいた、私たちオホーツクの代表である、衆議院議員松木けんこうが、農林水産大臣政務官に就任した。
第一次産業である、農業・漁業が基幹産業である網走やオホーツクにとってこのことは大きな意味を持つ。
農林水産大臣政務官は実質的な実務担当職。これから皆さまの声を形にするために松木衆議は努力していく。

政権交代に寄せられた皆さまの期待にいまだこたえきれていない現状に対してはまずもってお詫び申し上げなければならない。
しかし、自民党政権が戦後50年間積み上げてきたほこりを払い、絡みに絡み合った糸を解きほぐす作業を今行っている最中。
厳しくも温かい目で見守ってほしい。叱咤激励を含めて私たち民主党に今後ともご支援をお願いしたい。

さて、網走市長選挙が10月31日告示、11月7日投票日で実施されようとしている。
皆さまにお願いしたいのは、棄権せずに必ず投票に行ってほしいということ。
投票権は天から降ってわいてきたものではない。
先人が血と汗と涙を流しながら勝ち取ってきた結果、現在の20歳以上の男女に投票が認められた「普通選挙」実施へとつながってきた歴史がある。

私たちには先人の労苦にこたえて、紡いでいく責任がある。だからこそ投票ということは必ず実施してほしい。
選挙の結果よりもこの機会に、「網走市の将来をどうすればよいのか。現状はどうなのか」などということを家族と話し合ってほしい。地域の方々や友人、職場などでも話し合ってほしい。
その結果、「誰かに言われたから」などという理由ではなく、自らの考えで判断し一票を投じるということにこそ意味があると思う。
是非、この市長選挙を「網走市をどうするのか」少しでも多くの人々が考えるきっかけにしていただければと思う。

さて私たちは、現市長である大場脩氏を推薦し、12年間支えながら街づくりに取り組んできた。
530億円ほどもあった起債残高も、現在は400億円ほどに減少し、再建団体に転落するのではといわれた網走市もよほどの大規模災害でもない限りはとりあえず大丈夫な状況になった。

行財政改革を着実に進めた大場市長に対しては改めて敬意を表したいと率直に思う。

4選不出馬の宣言を受け、私たちは独自候補の擁立を前提に選考を進めてきたが、諸事情から断念せざるを得なかった。そのことについては率直にお詫びを申し上げる。

その後、書面で推薦要請のあった2人の立候補予定者について選考を行った。
選考の基準は過去の言動や政治姿勢、バランス感覚などについてである。

その結果、好転しているとはいえまだまだ厳しい網走市の財政状況下では、「大きな変革は必要ない」こと。「特定の政党・団体・企業に偏らず、公平・公正民主的な人物がふさわしいこと」などの観点で立候補予定者を推薦し、闘うという結論に至った。

こうした観点から、宮川たかまさ氏を推薦することに至った。

彼は、「市民会議を通じて網走市の様々な課題や問題について市民の皆さんと協議していきながら施策を進めたい。また、市民委員会で解決方法が見つかったならば、市民の皆さんと一緒に解決のために行動していくということ。このことが網走市の未来を切り開くことにつながるんだ」と力強く私に語った。

宮川たかまさ氏は、7期約28年市議会議員を務められ、そのうち6年は議長も務められた。
今必要なのは、「着実で堅実な経験の持ち主」である。

行政というのはバランス感覚が重要。網走市のみならず、周辺市町村も含めて施策を進めることの是非を判断する力が求められる。
周辺市町村からの評価は明らかに宮川たかまさ氏に対しての期待が大きいのも私は感じている。

こうした観点から私は宮川氏を支えていく。

しかし、彼は市民党を宣言している。
先ほど述べたように「特定の政党・特定の企業・特定の団体」に偏らないのが宮川たかまさ氏の立場であり、私たち民主党にさえ、他の政党などと等距離を保つことを考えているからこそ我々は推薦した。

市民の皆様には是非このことを知っていただければと思う。

最後に、11月7日の投票日には、棄権せずに足を運んでほしいということを改めて皆さまにお願いし、民主党網走支部としての考え方の一端を述べて街頭演説を終わる。