本日は決算審査特別委員会に出席。

最初に新公会計の財務諸表に関する質問。
発生主義の複式簿記を採用した公会計を使用することで、企業会計のわかるかたなら市の財務状況が大変わかりやすくなる。

また、行政の状況について簡単な計算方法で自ら把握できるようになるため、市民の皆さんが自分の暮らすまちの財政について興味を持って関わるきっかけとなるほか、平均値が示されるようになったので、財政運営の目安としてこれまで以上に市職員の方々も参考にしながら業務の遂行に当たりやすくなるなどの効果がある。

この新公会計改革は従来の財政の流れを大きく変えていく可能性をはらんでいる。引き続き新公会計については研鑽を深めていきたい。

そのほか、市税の収納率がわずかではあるが悪化したことと、市税滞納額が増加したことについて質疑。固定資産税の大口滞納者が倒産などが原因で増加していることが原因であることが分かった。

また、ふるさと寄付の増加策についても来年度に向けて質問。
担当課長からはインターネットを活用して増加策に取り組むことを検討するという趣旨の答弁があった。

午後は教育関連について。
特別支援教育関連について。学校図書館への図書館司書等の配置について。子ども会議と中高生の「居場所」についての市の認識と今後の施策展開について。子どもたちが使用しているパソコンについてなどの質問を行う。

特に子どもたちが教育活動に使用しているパソコンは、市内の中学校においては平成19年にリースで入れているため比較的新しいが、小学校では10年前のWin98がインストールされていたパソコンに、WinXPを入れて使っているとの事だったので、さすがにそろそろ更新を検討するべきと要望し、担当課からは検討したいという内容の答えがあった。

また、特別支援教育については自閉症やPDD(広汎性発達障害)の方々がやはり多いため、それに対応した特別支援教育研修の実施と、そこの幼稚園や高校の教師なども参加できるように積極的に呼び掛けていくことを求めた。
これに対して担当課からは、今年度すでに改善の対応をしたことが報告されたため、引き続き取り組みを続けるように求めた。

さらに学校図書館への司書等の配置については、毎年要望しているがなかなか実現しないという状況が担当課から報告され、各学校を循環する形での配置を含めて検討するという旨の答弁があった。

今回の決算は、平成21年度の会計に関する決算。7年連続の黒字決算ということで一定の評価ができると私は思う。また、よほどの大規模事業や大災害でもない限り、そう簡単に市の財政が破たんするのではないという状況についても、各種財政指標や新公会計における各種指標からも読み取れるものだあってことはしっかりお伝えしておきたい。
しかしながら、依然として厳しい財務状況に変わりはないので、引き続き財政再建への取り組みを行わなければならないことも合わせてお伝えさえていただ期待と思う。

その後は民主党事務所で来客対応をした後、データをいただきに企業に伺う。
別の場所で打ち合わせをこなしたあと、当事務所に戻る前にBASIC橋北店に立ち寄って今晩以降の食材を会出す。

当事務所に戻ってから同僚議員を明日の決算に関する打ち合わせ。終了後は民主党網走支部のブログを作成。

それから帰って食事をつくる。
今日買いこんだもののうちから、さんまを焼き、さつまいもを蒸し上げ、ほうれん草と昆布の味噌汁をつくって食べる。

それからブログを書いたり片付けをしたりして、そろそろ限界を迎えたので休みます。
おやすみなさい。


さて、