ペタしてね

本日10時から、約45分間質問してまいりました。

質問の趣旨は以下の通りです。


・網走市の職員採用についてであります。


 昨年代表質問の中で、新卒者特に高卒者の採用について質問し、市長から当面の間は即戦力として、大卒者を中心に採用するとの答弁があった。また、昨年の予特で「今年度以降大量に退職される方が出る」「社会人経験のある高卒者の採用については、受験の基準をどのようにするか、検討する余地がある」 「この点については十分検討しながら採用計画を立てて行きたい」との答弁もあり、なんらかの検討及び対応がなされたものと考える。

 実際のところ、どのような対応が行われてきたのか。

※今年度行われた採用試験において、この点については対応され、職員採用へのつながったとのことでした。


・網走市役所職員の育児・介護休業と子の看護休暇の取得について


 育児休業については平成19年度で4人、20年度は1人、21年度で4人と、いずれも女性のみなのは残念ですが取得実績がある。

 また、介護休業については実績がなく、子の看護休暇については、平成19年で男性7人、女性9人の16人。20年度で男性3人女性9人の12人、21年度で男女同数の12人と男女差なく取得されており、平均取得日数も2.20から2.30、そして2.82へと徐々に伸びている。

 全国平均では、平成20年度で育児休業の取得率は女性90.6%、男性が1.23%。全国平均と網走市の職員との取得状況を比較して、どう捉えるか。

取得しやすい環境づくりが大切と考えるが、どのような取り組みを行っているか。また、復帰後、あるいは休業中の職業能力の維持、向上のための措置は。


※復帰に当たって不安のない措置を講じると共に、これらの休業や休暇が取得しやすい環境づくりに努めることや、男性が取得できるように情報提供などを行うなどの答弁がありました。

・男女共同参画プラン推進協議会について。

 プランを進めるためにこの協議会の果たす役割というのは大きい。特に、網走市の広報のひゅーらのページ作成については大変意義のあるものだと考えます。

ワークライフバランスが国際的な経営戦略としても、私たちの生活の充実のためにも必要だとされる状況の中で、この協議会が果たす役割というのはもう少し増えてもよいのでは。


※市の事業の企画段階への関わりを含めて、英知の活用について検討するとのことでした。


・市民活動センターについて

 職員体制が2人から5人に増強され、運営体制が強化されたことから事業内容にどのような変化があったか伺う。

 また、この施設は運営協議会を中心に運営されているが、その中に新しいNPO法人の方は参画したか。今後その参画数については拡大される予定があるのか。

さらに、

NPO法人が増えて来ている状況の中で、法人同士の意見交換や、情報交換の場が必要では。

また、市民活動センター自体がなんらかの助成金を申請し、独自の事業を行うような展開も必要ではないか。


※事業や相談自体は増えているとのこと。NPO法人の運営参画も実現しているということでしたので、福祉系以外のNPOの参画も検討するように要望しました。

また、法人同士の情報交換や意見交換の場は未設置とのこと。このことは1年越しのことですので、来年度は必ず取り組むように要望しました。

市民活動センター自体の助成金申請とそれによる事業実施については、今後の課題ということになりましたが、他団体が資金確保のための助成金申請をする際に、やはりこのセンターがバックアップなりフォローするということが望ましいと考えますので、是非取り組んで欲しいと考えます。


・古くなった高規格救急車両の取扱いについて

 高規格救急車輌の更新が今年度行われるが、古くなった車輌は今後どのように扱われるのか。処分されるのか転売されるのか。


※廃車処分されるとのこと。私としては市民活動などで必要とするところに譲渡するなどの対応を求めましたが・・・。今回は実現させることは難しそうです。

・網走市内のブロードバンドについて

 現在、網走市の中ではインターネットの接続状況について格差がある状況。

 このことについて、開発局の光ファイバー網を活用できないか

 また、

小清水町では緊急経済対策を活用して町内に光通信網を整備した。他市では例えば熊本県菊池市などでは、NTTの設備投資費の一部を市が負担する契約を同社と結び、全市を網羅するなどの取り組みが行われている。

この方法の方が、公設民営方式と比較して維持管理費を含めたコストが安く済むとのことであり、こうした取り組みは網走市でも必要であると考える。

農業者が、HPを通じて農産物を販売したりするためには、ADSL以上の通信速度は必要。企業誘致の際にもインフラ整備の一つとして重要で、この方式であれば懸案である能取漁港後背地のブロードバンド化も可能だがどうか。


※予算の関係ですぐに実施することは難しいとのこと。しかし、地域へのニーズ調査もまだ行われていない状況であることもわかりましたので、今後町内会などを通じてなんらかの意見聴取があると思います。

「光」がまだ来ていない網走市内の地域の皆さん!!

声を出して必要性を訴えていきましょう!!


・網走市のホームページについて

 全面リニューアルが当初予算に計上されていたが、新しいHPの運用開始はいつからか。情報量は増加したと考えるが、実際のところどのようになったのか。

 また、

ユニバーサルデザインに配慮した対応は。携帯でHPはみれるのか。

 

昨年使う側にったページ作りが必要ということで質問したガ、例えば公共施設における最寄りのバス停の表示など、必要な情報が得やすくなったか。

 

この新しいページの管理はどの部署で何人体制で行うことになるのか。


※4月1日から新しいHPが見れるようになります。

http://www.city.abashiri.hokkaido.jp/

ページ数は約2300ページから1800ページへと減ったが、情報自体は増えたそうなので、こうした意味で使い勝手は向上していると思われます。

 ユニバーサルデザインに対する配慮は、機種依存文字の排除や、音声読み上げソフトに対応するつくりにしたとのこと。また、文字サイズの切り替え、背景色などの切り替えも可能にしたのとのことでした。

 QRコードも付けられ、文字のみで全てのページが閲覧できるように当初はすることになったようですので、今後どのような形が携帯のHPに適するか検討するように要望しました。


 バス停の表示などは今後随時対応させていくとのことで、バージョンアップが随時されることになると思います。

 ちなみに、ホームページのコンテンツは各係でつくるそうですが、広報広聴係の2名体制で管理運営は行っていくそうなので、私としては増員すべきではないかと要望してました。


・移住促進事業について

 昨年の答弁の中で、国内トップレベルのラグビーチームが宿泊しているので、そのことをラグビーマガジンに掲載して記事にしてもらうという答弁があったが、結果はどうだったか。


※記事による、申込は2件。そのうち1件が実際に網走を訪れ、62日間の長期滞在につながったとのこと。

数の多寡よりも、こうした成果が表れたことが重要ですから、引き続きの取り組みを要望しました。