連勝が5で止まった阪神 | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

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20年以上ネットで発信し続ける大阪の阪神ファンが、ずっと観てるが故の分析をし、試合結果などの事実から、野球を観る上でのヒントをお伝えし、話し合います。

2024年9月8日の阪神タイガースは、神宮球場での東京ヤクルトスワローズとの試合でした。
9月戦線がすごく面白くなっているセ・リーグは、きのうは上位3チームが勝ちましたので順位の変動などはありませんでした。
それで、きょうは17時から始まる薄暮ゲームですね。
どんなゲームになったか、観ていきたいと思います。

さっそくスタメンから書いて行きましょう。


スターティングメンバー
阪神タイガース
1番(中)近本 光司
2番(二)中野 拓夢
3番(右)森下 翔太
4番(一)大山 悠輔
5番(三)佐藤 輝明
6番(左)前川 右京
7番(捕)坂本 誠志郎
8番(遊)木浪 聖也
9番(投)西 勇輝

6番レフトは前川ですね。
キャッチャーは7番の坂本誠志郎になっています。


東京ヤクルトスワローズ
1番(中)西川 遥輝
2番(左)サンタナ
3番(遊)長岡 秀樹
4番(三)村上 宗隆
5番(一)オスナ
6番(右)澤井 廉
7番(二)山田 哲人
8番(捕)内山 壮真
9番(投)高梨 裕稔

17時頃からプレイボールの薄暮ゲームでした。
中継番組の解説は谷繁元信さんです。


=== 試合結果 ===

3対5で阪神が負けました。

勝利投手は高梨裕稔で、1勝2敗0セーブ。
敗戦投手は西勇輝で、6勝6敗0セーブ。
セーブは小澤怜史について、5勝6敗5セーブとなりました。

ホームランは山田哲人の11号2ラン(2回)、澤井廉の1号3ラン(3回)、森下翔太の13号2ラン(4回)でした。

観客数29,486人 試合時間2時間47分


=== 戦評 ===

西勇輝が2本のホームランを打たれたことによって、序盤に5失点もしたんですが、打線がきょうはそれをはね返せずに負けたという試合になりました。
きょうは3番・森下翔太に2ランが出ましたけど、4番・大山悠輔と5番・佐藤輝明がノーヒットでしたから、最近、元気の良かったクリーンアップが今ひとつでした。
ちょっと5点が重かった試合になりましたか。


こちら先発投手の
西勇輝は、制球が良くなければ、キレも無かったんでしょう。
被安打が多かったりしたところを観ても、そう考えざるを得ません。
3回裏は1アウトから何でもないサードフライがありましたが、佐藤輝が落球して頭に当てるエラーがあったりで、若干、足を引っ張られたのもあったかもしれませんが。

2回裏に山田哲人に2ランを打たれ、3回裏に澤井に3ランを打たれています。
きょうの失点はその合計、5点のみでした。
結局、5イニングを86球で投げ、8被安打の1与四球・無与死球、6奪三振での5失点。
負け投手になっています。


6回からは、岡留英貴(2/3回)→富田蓮(1と1/3回)→石井大智(1回)と無失点でのリレーでした。
富田が、長岡にセカンドがダイビングしてはじいた内野安打を打たれましたが、走者を出したのはそれだけでしたね。
リリーフ投手陣はナイスピッチングでした。
 

 

 

 

 

 

 



むこう先発投手の高梨裕稔は、初回表、先頭の近本にレフト前ヒットを打たれて、中野がバントで送るのかと思ったんですが、バントが2球ファウルになって送れず、ツーツーからヒットエンドランを掛けたんですが、ウエストされてキャッチャ―が2塁に送球すると近本がタッチアウトで盗塁死。
その直後、
中野は四球を選ぶんですが、森下がショートゴロダブルプレーでチェンジとなるチグハグな攻撃があったんですが、それ以降は落ち着いていました。

ただ、4回表に1アウトから中野にライト前ヒットが出た後、森下が粘ったワンツーから外角低めのあまり落ちなかったフォークを捉えたセンターやや左のスタンドに入る2ランホームランを放ちまして、阪神打線は2点だけ取ります。
6回表にも1アウト1・2塁のチャンスがあったんですが、森下がショートフライ、大山がセンターフライと、得点できません。
高梨はこの回まででしたね。

8回表は、
木浪が四球で出た後、代打・島田がライト前ヒットを放ちチャンスを作ります。
近本がファーストゴロの間に1アウト1・2塁になったあと、中野がサードゴロを放って1塁送球アウトの間に1得点。
きょうは打線がお疲れなのか、取ったのはこの3点のみでした。


きょうはここで
岡田彰布監督の一問一答をご覧下さい。
スポニチからの引用です。

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 ―初回に送ってスムーズに攻撃に移れていたら。

 「なあ。初めてちゃうか、この後半戦でバント(が決まらなかったのは)。まあ、(西勇が浴びた)ホームランはどうしようもないわ。2点差やったらな、ここの球場やったらな、全然大丈夫やのに」

 ―西もボール自体が悪かったわけではない。

 「いやいや、だから、あそこも低い球やったけどなあ。ちょっと低め続けたからなあ、あれなあ」

 ―2点目の本塁打は失策と四球から。

 「ああ、なあ。そら、防ぎようがないもんな、ホームランは。2点でな、踏ん張ってたらな。絶対、チャンスはあったけどな」

 ―振り返るよりも、次へ。

 「うん。もうそんなん、しゃあないよ」

 ―岡留、富田が点差を保った。

 「うん、抑えとったからな。余計やんか。なあ、(ブルペン陣は)何にも無理せんと。まあ、6時からゲームしとったら勝ってたよな。なあ、3―0やったな。なんで5時やったんやろ」

 ―普段通りの野球をやっていくだけ。

 「ああ、まあ、今日は上が2つ負けてるのを分かってての試合やったからなあ。なんか複雑やな、そういうの」

 ―甲子園で仕切り直し。

 「うん、そらそうや。そんな全部勝たれへんて」


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3つめの質問の「2点目のホームラン」は「2本目のホームラン」の間違いでしょうね。
まあそれはええとして、
さすがに5連勝したら、その後、負けてもそんなに怒ることはない岡田監督でした。
いつもいつも打ち勝てるわけではないですし、ピッチャーが抑えられない日もあるでしょう。

むしろ、17時に試合が始まったので調子が出なかったんちゃうかとか、そんな話しをしていました。

もちろん、
きょうは上位が2チームとも負けているので、勝って差を縮めたかったのはありますね。
4位・DeNAが2ゲーム差まで迫ってきているのも、危ない気がします。

 

 

 

 




きょうはあっさりとこのへんにしときましょう。

いつも読んでくださってありがとうございます。