急に打線が打ち出した阪神の秘密!ヤクルト側の投手の不調もあるんでしょうけど | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

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20年以上ネットで発信し続ける大阪の阪神ファンが、ずっと観てるが故の分析をし、試合結果などの事実から、野球を観る上でのヒントをお伝えし、話し合います。

2024年8月21日の阪神タイガースは、京セラドーム大阪での東京ヤクルトスワローズとの試合でした。
きょうのプロ野球の公示を見ますと、坂本誠志郎小野寺暖が1軍に上がり、代わりに野口恭佑榮枝裕貴が2軍行きになりましたね。
残試合が30くらいになっていますが、ここからでも粘りを見せられるかどうか?
プロですから、選手は諦めないでいて欲しいものです。

さっそくスタメンから書いて行きましょう。


スターティングメンバー
阪神タイガース

1番(中)近本 光司
2番(二)中野 拓夢
3番(右)森下 翔太
4番(三)佐藤 輝明
5番(一)大山 悠輔
6番(左)前川 右京
7番(遊)木浪 聖也
8番(捕)梅野 隆太郎
9番(投)西 勇輝

もう、いつもの打順ということで、だいたい良いのでしょう。


東京ヤクルトスワローズ
1番(遊)長岡 秀樹
2番(中)岩田 幸宏
3番(左)サンタナ
4番(三)村上 宗隆
5番(一)オスナ
6番(右)宮本 丈
7番(二)山田 哲人
8番(捕)内山 壮真
9番(投)サイスニード

18時頃からプレイボールのナイトゲームでした。
中継番組の解説は能見篤史さん、野口寿浩さんでした。


=== 試合結果 ===

きょうも忙しかったので、詳しい試合経過は書けません。

10対4で阪神が圧勝しました!

勝利投手は西勇輝で、6勝4敗0セーブ。
敗戦投手はサイスニードで、2勝6敗0セーブ。

ホームランは大山悠輔の12号2ラン(1回)、佐藤輝明の10号2ラン(6回)でした。

観客数36,061人 試合時間3時間5分


=== 戦評 ===

5カードぶりのカード勝ち越しを決めた阪神でしたね。
細かい試合の展開を振り返らなくても良いくらい、最初から阪神がたくさん点を取りましたし、あんまりヒヤヒヤも無い感じでした。
まあ、最終回はルーキー・ピッチャーを勉強をさせる為に敢えて
石黒佑弥を出しましたけどね。
展開としましてはほぼ圧勝したと考えて良い感じでした。


こちら先発投手の
西勇輝は、左右高低に幅広く投げ分けようとしていたようです。
4回表まで被安打のない投球でしたが、ちょっと四死球が多くありましたので、制球は良くなかったのでしょう。
5回表にショートへの内野安打と死球でピンチを作り、長岡にセンター前2点タイムリーヒットを打たれて2失点。
6回表にも、宮本にレフト前タイムリーを打たれ1失点。
この6回までの投球となりました。

結局、6イニングを106球で投げ、4被安打の2与四球・2与死球、4奪三振での3失点。
もうちょっと長く投げたかったはずですね
それでも
西勇輝は阪神での50勝を達成したそうです。
セ・リーグとパ・リーグの両リーグで、50勝を達成したのは、プロ野球史上7人目なんやそうです。
おめでとうございます!

その後は、漆原大晟→富田蓮→石黒佑弥が1イニングずつ投げています。
漆原は三者凡退に抑えてくれて、富田は1被安打ながらも無失点に抑え、石黒は制球が甘く行ったりで1失点しましたが、それで済ませました。
漆原と富田は落ち着いていたようで、ナイスピッチングでした。

 

 

 

 

 

 

 


むこう先発投手のサイスニードは、球が割合に高かったと思います。
もの凄く球の強さがあるわけでもないので、打てたのでしょう。

初回裏に1アウトから中野が2塁打で出た後、佐藤輝のレフトフェンス直撃のタイムリー2塁打が出てまず先制の1得点。
続いて大山悠輔のレフトスタンドまで運ぶ2ランホームランが出まして、3対0としまして、いきなり試合の主導権を握ります。
2回裏も先頭の木浪が左中間破る2塁打を放ったあと、梅野はファーストライナーに終わりましたが、西勇輝が左中間破るタイムリー2塁打を放ち、追加点を奪うと、そこから近本のレフト前ヒット、中野のセンター前ポテンタイムリーヒット、森下のセンター前タイムリーヒットと続いて、6対0までリードを広げます。


ヤクルト側は6失点もしたサイスニードを我慢して、4回まで投げさせるんですが、5回からピッチャーが星知弥に代わってからまた失点します。
はかなり速い球を投げるんですが、制球が悪く1アウトから2連続四球をくれたあと、西勇輝がバントで送り2アウト2・3塁。
ここで近本がショートのグラブをはじいて後逸した三遊間の2点タイムリー内野安打を放ち、8対2とします。
6回裏も佐藤輝明のライトスタンドに運ぶ大きめの2ランホームランが出まして、10対3までヤクルトを突き放していました。

佐藤輝は、球団では岡田彰布さんに続く新人から4年連続2ケタ本塁打を達成しました。)


さて、きょうはここで
岡田彰布監督の一問一答をご覧下さい。
デイリースポーツからの引用です。

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 (テレビインタビュー)

 -初回からホームランが出て15安打10得点の快勝。

 「そうですね。昨日もですけど初回からいい攻撃ができているんじゃないですかね」

 -打線がよくつながった。

 「まあね、きのうからつながりがちょっとできてきたかなというのはあったので、役割というか、フォアボールも選んだり、後ろにつないだり、そういうのが、そういう仕事がみんなできているので、本当にいい感じで点を取れていると思いますね」

 -大山の初回ホームランは大きかった。

 「昨日はね、初回ボール選んでフォアボールになってたから、それからね、どんどんストライク来たので、きょうは最初から早いカウントで打つというかね、そういうミーティングをしたので。だからね、初球から準備というか、初球からそういう甘いボールを仕留めるというか、そういう準備ができていたんですかね」

 -佐藤輝も弾丸ライナーでホームラン。

 「ヒットが出ているとそらね、角度が良ければああいう本塁打になるし、やっぱりヒットの積み重ねじゃないですか」

 -勝ちパターンの投手も休ませられた。

 「そうですね、この2日間は(勝ちパターンの)4人が投げてないんで、まあ昨日は岩崎がちょっと投げたけど、そういう意味ではいい休みというか、まあね大事なところでは投げないといけないんで、そういう準備待ちですよね」

 -西勇が勝ち投手。

 「最初に6点もらって、6回で球数も100を超したんでね、点数も開いたんでね、後ろのピッチャーも投げるチャンスがあったので、まああそこ6回でね(降板させた)。あっこ1点で逃れたのが良かったと思いますね」

 -久々に勝ち越した。京セラに戻って雰囲気の違いを感じるか。

 「昨日帰ってきて、ホームですからね、そういう意味で、ビジターであまり良くなかったので、そういう意味でもこう息を盛り返したというか、なんかみんな思い出したというか、そういういい点の取り方してるんで、これはもう続けていかないといけないですね」

 -明日は青柳。

 「いやいや、まあね、青柳も久しぶりなんですけど、まあねえ、当然1軍で投げないといけないピッチャーなんですけど、後半ね、ファームでも準備してたと思うんで、ある程度ね、今日ブルペン見たんですけど、結構いい時ぐらいに戻ってきたんで、明日はどんなピッチングするか、楽しみですけどね、あのボールじゃ大丈夫と思ってます。安心して送れると思いますね」

 (囲み取材)

 -序盤の攻撃はミーティングで伝えたことが形になった。

 「そやなあ、外国人のピッチャーはどんどんストライクとってくるよ。5回目やろ?今年だけでも。それはある程度わかってるから。ファウルとかでミスショットしたらまた考えるやろけど、一発で仕留めたのが大きいわな」

 -球種も伝えたか。

 「えっ?そんなん指示せえへんよ。何投げてくるか分からんやんか」

 -去年のような攻撃。

 「なあ、なんでやろ、分からんけどな。それは言われへんけど、秘密やから」

 -昨日も言っていたが積極的にいくと簡単に追い込まれることもない。

 「いやいや、積極的にいくいうのとボール見るのは紙一重やからな。積極的にいくいうてボール球振ってしもてもあかんし、難しいけど。やっぱり見極めや。打ちにいってボールを見極めるのが一番ええわけやから。そういうのができてるってわけやろ、結局は。昨日は初回からフォアボール3つも選んだけど、そういう意味ではそら相手もフォアボール出さんとこってストライクとりにくるわけやんか。それをどう一発で仕留める。ミスショットしてファウル、ファウルなると、向こうも考えてくるから」

 -近本はその紙一重の部分で相手の脅威になっている。

 「いや、そらお前ヒットが出てるからいいんちゃう、うーん」

 -佐藤輝が2ケタ本塁打。ようやく。

 「いや、ようやくって別にホームランを何本も打ったらあかんとかそんなん関係ないやんか。なんでやそんなの。だからヒットを打ってたらな、角度でホームランなるっていうことやん別に、うーん。そらお前、毎打席ホームラン狙ってたらまたおかしなるわ。そんなホームラン打とうと思って」

 -残り試合が少なくなって選手の尻にも火が。

 「そんな少ないか?今8月やで言うても。え?(笑)まだ4分の1残ってんちゃうの。そんなことないの?」

 -ちょうど30試合。

 「30試合やるの大変やでお前、1か月でできひんで。よくそんな残り試合少ないとか、30試合もあるんやで、え?」

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どうやら上機嫌でした岡田監督でしたね。
打線好調の理由は秘密やから教えられんそうです。

 

 

 

 




きょうはこのへんにしときましょう。
いつも読んでくださってありがとうございます。