大量得点した阪神は大竹も好投!良い流れです | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

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20年以上ネットで発信し続ける大阪の阪神ファンが、ずっと観てるが故の分析をし、試合結果などの事実から、野球を観る上でのヒントをお伝えし、話し合います。

2024年7月27日の阪神タイガースは、甲子園球場での中日ドラゴンズとの試合でした。
オリンピックが始まりましたね。

オリンピックの中継などが始まると、各系列のテレビ局がプロ野球の中継をしなくなる傾向に確かにあるようです。
関西における阪神の中継については、サンテレビさえ観られたら阪神主催の試合は大丈夫なんですが、サンテレビが観られない地域や何かの事情でサンテレビが映らなかったりする場合は、無料で阪神戦を全然観られなかったりするようです。
まさに「オリンピックの悲劇」ですか。

さて、きょうのスタメンから書いて行きましょう。

スターティングメンバー
阪神タイガース

1番(中)近本 光司
2番(二)中野 拓夢
3番(右)森下 翔太
4番(三)佐藤 輝明
5番(一)大山 悠輔
6番(左)前川 右京
7番(遊)木浪 聖也
8番(捕)坂本 誠志郎
9番(投)大竹 耕太郎

3番・森下、4番・佐藤輝、5番・大山のクリーンアップですね。
6番には前川が入っています。
キャッチャーは8番・坂本です。


中日ドラゴンズ
1番(左)福永 裕基
2番(二)田中 幹也
3番(右)細川 成也
4番(一)中田 翔
5番(中)カリステ
6番(三)高橋 周平
7番(捕)加藤 匠馬
8番(遊)龍空
9番(投)メヒア

18時頃からプレイボールのナイトゲームでした。
中継番組の解説は井川慶さん、狩野恵輔さんです。


=== 試合結果 ===

きょうは観てはいたんですが、諸事情によりメモが取れませんでしたので、詳しい試合経過は書けません。

7対3で阪神が勝ちました。

勝利投手は大竹耕太郎で、7勝5敗0セーブ。
敗戦投手はメヒアで、3勝7敗0セーブ。
セーブは岩崎優について、3勝3敗15セーブになりました。

ホームランはありませんでした。

観客数42,609人 試合時間2時間58分


=== 戦評 ===

先発野手全員安打でしたり、クリーンアップ全員に打点がついたりする猛攻で、阪神打線が5回までに大量得点する展開でしたね。
中日打線のほうは、先頭打者が5度も出塁するんですが、得点できたのは8回と9回のみでしたので、9回表は加治屋蓮・坂本誠志郎のバッテリーミスで3点目が取られたので、岩崎優が出てこざるを得なくなったとは言え、中日ファンにとっては不甲斐ない感じはあったかもしれません。
(阪神はこれで3連勝ですし、中日はこれで4連敗になるらしいです。)


こちら先発投手の
大竹耕太郎は、テンポ良く制球もかなり良く、スピードも少しいつもより出ていたようです。
ときおり、凄く遅いスローボールを投げたり、相手のタイミングをずらすべくフォームを工夫したり。
坂本誠志郎のリードも冴えていたんでしょう。

中盤に先頭打者を毎回、出したり、ピシャリと言う感じではないんですが、要所で粘っていました。
8回に山本泰寛に2塁打を打たれた後、ノーアウト2・3塁の状況で福永裕基にライトへの犠牲フライを打たれて1失点してましたが、その後は抑えましたので、失点はそれだけでしたね
8イニングを128球で投げ、7被安打の1与四球・無与死球、6奪三振での1失点。
8イニング目は完封を自ら
岡田彰布監督に志願して続投していたということなんですが、失点した為に9回表は2番手投手に交代しました。

で、9回表は2番手投手の
加治屋蓮が最初は投げていたんですが、打ち込まれて1失点、さらに最後は2アウト1・3塁の状況で福永を空振りの三振に取ったんですが、これがワンバウンドの暴投、つまり振り逃げとなりまして、もう1失点したので、3番手の岩崎優に交代しました。
岩崎代打・石橋康太をファーストファウルフライに打ち取って、あっさり試合終了でしたね。
 

 

 

 

 

 

 



むこう先発投手のメヒアは、球を動かしてくるピッチャーなんでしょうが、そんなにスピードも出てないし、制球もそんなには良くないのでカウント負けしやすく、要所で甘くなっていましたかね。
ビッグイニングになった3回裏は前川右京がレフト線上にピタリと落ちる2点タイムリーを打ったり、こちらにもラッキーはあったんでしょうが、5回裏にはけっこうしっかりとクリーンアップが捉えてました。
また、メヒアのファーストへのベースカバーがやや緩慢で、ファーストゴロなどが内野安打になることが複数あったと思います。
5回までに7失点もしましたので、6回裏の頭から、2番手の勝野昌慶に交代していました。

きょう最も目立っていた打者は、ヒーローインタビューも受けた森下翔太でしょう。
4打席3安打2打点の猛打賞でしたし、内2本はタイムリーヒットで、2塁打であった3本目も1アウト2塁のチャンスを作り、続く佐藤輝明のタイムリーでホームも踏みました。
森下は猛打賞は今季初めてということなんで、ちょっと調子は出て来た感じはあります。
振りもややコンパクトになって、そんなに大振りではないようにも見えてきましたからね、今後も3番を打つなら、続けて欲しいと思います。


近本光司もきょうは3安打猛打賞でしたし、前川右京にも木浪聖也にもタイムリーが出たわけで、きょうは打線はなかなかの活躍と言わざるを得ませんね。


きょうはここで
岡田彰布監督の一問一答をご覧下さい。
スポーツ報知からの引用です。

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(テレビインタビュー)

―9回は時間を要したが、きょうも9回裏なしで勝利した。

「きょうは早い回にね、いいタイムリーが出たんで。大竹もね、きょうはもう、ちょっとスピードも出てましたしね。コントロールもよかったし。安心して見てられましたね」

―今季初の8回、128球の熱投だった。

「ああ、いや、7回で交代やったんですけどね。甲子園で完封してないんで、いかしてくれ、いうことやったんで。でも、点とられたら、代えるでといってあったんで」

―打つ方は、先発野手全員安打。

「まあ、ね。前半戦に比べるとね、ヒットが出てるんで。だから、これは続けていかないとね、いけないということでしょうね」

―初回に1点が入った。

「なかなかね、初回というか早いイニングに点取れなかったんですけど。まあ、今日もあと3回も点取れたんで。前半戦に比べると先発ピッチャーがだいぶ楽に投げれますね」

―クリーンアップ全員打点。

「良いところで出てるんでそれを継続していったらいいと思いますけど」

―森下が良いところで。

「一番最初に回ってくるんでね。先に打ったもん勝ちじゃないですか」

―前川にも木浪にもタイムリーが。

「そうですね、まあ、一番後ろがね、木浪が一番ヒット打ててなかったんですけどね。でも1本出たらだいぶね変わってくると思いますね」

―打線の底は抜けた。

「これはね、もうオールスターがあってね、気分もちょっとそこで一区切りというかね。後半ていうのは最初から分かってることなんで選手たちがそういう気持ちというか。前半戦とはだいぶ気持ちも違うと思うし。やっぱりふがいなかったんで前半は。そういう意味で後半にかける思いは強いんじゃないですかね」

―前川が途中交代したが、様子は。

「いや大丈夫です。ちょっと足つったみたいで」

―心配は

「大丈夫ですね」

―ファンへ一言。

「いやいや、まあやることは変わらないんでやっぱり今日みたいに先発ピッチャーを早いイニングで援護できるように、とにかく後半はバッター陣の踏ん張りなんでね、そこを期待したいですね」

(記者の囲み取材)

―近本、中野が塁に出ると打線がつながる。

「そら点なるよ、それはね。なかなか初回からそういう形なかったやん、前半は」

―先制すると優位に進む。

「いやいや、そらそうよ。それも甲子園でな、先に点取ってね、こっちのペースというか、それに持っていけると全然違うよ、雰囲気が」

―みんな自分のやることをやってくれたらつながりが出てくる。

「うーん。なあ、やっと思い出してきたんちゃう? 自分の役割というかな、その打席打席でね、どういう状況で回ってくるか分からんけど、そういう打席でのな、そういう役割な」

―あとは最後まで続けることが大事。

「いやいや、もうそら後半はそういう気持ちよ」

―前川は途中からベンチに戻ってきた。

「いや、(整列に)並んでたやんか。だから、つっただけやったんやけど」

―森下は昨日に続いて結果が出たが、まだまだと昨日も言っていたが。

「おーん、いやまだまだと思うよ」

―大竹は7回終わった後に直訴を。

「そうそうそう。もう、なあ、岡留行く予定やったよ。去年完封したの広島やったんやな、甲子園でやってなかったんやな、完投は去年1回あったみたいやけど、だから甲子園でしたかったんちゃうか。でも点入ったら代えるぞって言うてあったから、そら」

―暑い時期にしっかり。

「おーん、今日はでも145ぐらいまでいったよ、ストレートなあ。で、コントロールがいいから、今日も無四球やろ、今日もなあ。やっぱりそのへんやろうなあ。今日はストレートが本当に良かった。ストレートのスピードとコースというかな、コントロールも良かったからな、おーん。大竹の時に序盤にあのぐらい点、3回までにそら5点入ったら余計緩急使えるし、余計自分のピッチングができるよな、大竹みたいなピッチャーはな。力で抑えるピッチャーじゃないから、うまくバッターを交わすというかな。バッターもそら、なあやっぱり打ちたい、点返さなあかんようになってくるとやっぱり焦ってくるわな。そらもう大竹の術中にはまってしまうわ。そうなるとな、ゲーム展開がな」

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7回裏に打席の途中で交代した前川は足を吊っただけみたいで、ほんまに良かったですね。
一応、心配は無さそうと言うことでしたので、ホッとしました。

 

 

 

 

 



きょうはこのへんにしときましょう。

いつも読んでくださってありがとうございます。