岡田監督の檄が効いたのか?全セが歴史的大勝! | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

20年以上ネットで発信し続ける大阪の阪神ファンが、ずっと観てるが故の分析をし、試合結果などの事実から、野球を観る上でのヒントをお伝えし、話し合います。

2024年7月23日は「マイナビオールスターゲーム2024」の第1戦が行われましたね。
試合結果から言いますと、11対6という大量得点で全セが勝ちました。

試合の展開上、ポイントとなったのは9点も全セが得点した2回表でしょう。
オールスターで1イニングに9点も得点したのは史上初ということでした。(中継番組をしていましたテレ朝によります。)
打者13人で10安打9得点ですから、普段の試合では、まずあんまり無いことと思います。
説明しておかねばならないのは、
この2回表は全パの先発投手・山﨑福也が2イニング目やったんですが、直前の1回裏にこの山﨑は2番指名打者としても、出場していて打席が回ってきていたんです。(公式戦のルールでは、こういうことはできないと思います。球宴やから認められたのでしょう。)
山﨑はその打席で、レフト前ヒットを放っていて、塁上に出たのは良いのですが、この回はそのあとにヒットが2本出て、2アウト満塁のチャンスにまでなったんですが、6番・郡司裕也が空振り三振に終わって1点も入りませんでした。
つまり、その間、ずっと塁上に居て、慣れない走塁をやっていたんですね。

それで、体力を消耗させてしまったのか、続く2回表にメッタ打ちに遭ったということになります。
全パの中嶋聡監督が、球宴を盛り上げようとしてこれを発案したのかわかりませんが、かなり裏目に出てしまいましたかね。
その意味では、山﨑福也もちょっと気の毒ではありました。

また、オールスターではピッチャーの途中交代もしづらかったかもしれせん。
2アウトからかなり連打されたせいもあって、あと1アウトということで、他の投手に迷惑が掛けにくいなどの総合的な事情もあって、代えられなかったんでしょう。

そういうわけで、1イニングで9失点という、記録的なシーンを僕らは観れてしまったということのようです。
 

 

 

 

 

 



で、阪神の選手はどうしていたかと言いますと、投手では先発として才木浩人が、抑えとして9回裏を投げた岩崎優が出場。
野手としては先発した1番打者として近本光司と、6回裏からセカンドとして入った中野拓夢が出場しました。


才木は、2イニングを43球もかけて投げ、4被安打の無与四死球、4奪三振での1失点。
最初は、球宴ということで直球ばかりを投げていたんですが、粘られたり打たれたりしたので、途中からわりと普通に投げていました。
失点したのは2回表の岡大海のライトへのソロホームランによってでした。
打たれたのは外角の高い直球。
この辺はまた力で抑えに行ったのを捉えられたんやないですかね。
なお、
才木は勝利投手に一応、なっています。

岩崎は9回裏の1イニングを三者凡退に抑えました。
佐藤都志也をセンターフライ、栗原陸矢を空振り三振、鈴木大地をライトフライというところでした。

近本はあんまり調子が良くないのか、3打席あって全打席凡退。
空振り三振、ファーストゴロ、空振り三振という結果の打席でした。

中野9回表に1アウト1塁の状況で打席が回ってきて、セカンドゴロで2塁送球フォースアウトのみやったと思います。
その直後に、床田寛樹が代打で出てきて、ライト前ヒットを放っていましたけどね。
 

 

 

 

 

 



あと、全セの監督は去年、優勝している阪神の岡田彰布でした。
勝利監督インタビューで岡田監督が言ってましたが、全セはこれまでに全パに5連敗もしていたので、きょうは「セ・リーグの力を見せつけてやれ」とハッパを掛けたようですね。
それがあの2回表の大爆発に繋がったかのやとしたら、さすがとしか言い様が無いですね、岡田監督。
きょうはほんまに全パに打ち勝ったわけですから、誇っても良いのと違いますか、きょうのところは。




きょうはこのへんにしときます。

いつも読んでくださってありがとうございます。