生命線のリリーフ投手陣がヤバくなってきた阪神 | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

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2024年5月11日の阪神タイガースは、横浜スタジアムでの横浜DeNAベイスターズとの試合でした。
きょうは天気予報では天気が良くて、最高気温も26度くらいと暑くなってきていると思いますが、試合のほうはどうやったか?
さっそくスタメンから書いて行きましょう。


スターティングメンバー
阪神タイガース

1番(中)近本 光司
2番(二)中野 拓夢
3番(左)前川 右京
4番(一)大山 悠輔
5番(三)佐藤 輝明
6番(右)井上 広大
7番(捕)梅野 隆太郎
8番(遊)木浪 聖也
9番(投)伊藤 将司

3番レフトが前川で、6番ライトは井上広大になっていますね。
森下とノイジーはベンチスタートとなっています。
また、きょうも桐敷はベンチ外です。


横浜DeNAベイスターズ
1番(右)蝦名 達夫
2番(中)関根 大気
3番(左)筒香 嘉智
4番(二)牧 秀悟
5番(一)佐野 恵太
6番(捕)山本 祐大
7番(三)京田 陽太
8番(遊)森 敬斗
9番(投)中川 颯

14時頃からプレイボールのデーゲームでした。
中継番組の解説は藤川球児さんでした。
風が強く、かなり方向も変わっていたやりにくい天候でした。


=== 試合結果 ===

きょうは家庭内のことでバタバタしていまして、詳しい試合経過を書けませんでした。

9対11で阪神がシーソーゲームを負けました。

勝利投手は山﨑康晃で、1勝1敗3セーブ。
敗戦投手は岩崎優で、2勝1敗5セーブ。
セーブは森原康平について、0勝1敗8セーブになりました。

ホームランは近本光司の6号満塁(3回)、蝦名達夫の1号2ラン(8回)、筒香嘉智の2号ソロ(8回)、牧秀悟の5号ソロ(8回)でした。

観客数33,310人 試合時間3時間18分


=== 戦評 ===

方向が変わる凄く強い風がイタズラしたのと、投手の不調が重なりまして、結局はかなり大味な試合になってしまいましたね。
通常なら捕れるようなフライが、突如の方向の一定しない強い風のせいで捕れなかったりであるとか、両軍の内外野手を困らせるような当たりが数多くある試合やったのは確かです。
また、阪神側の先発投手の
伊藤将司が5回を持たない7失点でしたり、8回裏を投げた岩崎優が2本もホームラン打たれたりは、完全に彼らの調子の悪さのせいですからね。
その2つの要素が出た、阪神にとってはかなり嫌な試合になってしまいましたね。

こちら先発投手の
伊藤将司は、確かに制球が悪く、高かったです。
味方のエラーの影響や、風のイタズラで外野手が捕れなくて失点したのもあったとは思いますが、それにしても4回裏とかは甘かったんやないですかね。
4と2/3イニングを72球で投げ、8被安打の2与四球・無与死球、3奪三振での7失点。

この感じやと2軍で調子の良いジェレミー・ビーズリーとかに、ローテーション投手の地位を奪われる可能性もあるのかもしれません。

こちらの4番手の投手・岩崎優もきょうは不調やったんでしょう、ときおり高めに球が行って2本も本塁打されるなど痛打されていました。
おそらくキレもそんなに無かったと思います。
まあ、
リリーフ投手には今季は全体的に凄く負担が掛かっていますので、こないだはハビー・ゲラが調子が悪くて負け投手になってましたし、きのうから発熱したりしている桐敷拓馬も当面試合には出れないようですし、ここに来て大変な感じになってきました。
阪神にとって、リリーフ投手は生命線ですので、かなり困ったことになりましたね。

 

 

 

 

 



打つほうはきょう目立ったのは近本光司ですね。
満塁ホームランが出て9対2となったときは、ほぼ試合が決まったと思いました。
試合は負けましたが、この満塁弾自体は大したものです。
今季はずっとほぼ1番打者なのに、すでに6本もホームランを打っているのは凄いです。
ほんまにチームを牽引してると言えるでしょう。



きょうはここで
岡田彰布監督の一問一答をご覧下さい。
デイリースポーツからの引用です。

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 -伊藤将はボールが高かった。

 「そういうことやんか。初回からボール高いってお前、初回から言うてんのに」

 -昨日の青柳も、先発のこういう状態だとリリーフに負担が。

 「そらそうやんか。五回もたんのやから」

 -カットボール系が狙われたような。

 「狙われてるて言うかさ、ボール高いわけやからさ。初回の5球見てみい。全部高めやんか、そっから言うてんのに、高い高い高い言うてんのに。修正でけへんのやなあ」

 -1回ファームで。

 「そんなん分からへんわ。終わったばっかりや」

 -セーフティリードない球場だと。

 「この風やしな、みんなそらわかってることやんか」

 -守備で足を引っ張って。

 「あれな、イージーやもんな、イージーミスや」

 -岩崎は悪い流れ断ち切れず。

 「まあ、でもおまえ、2点あったからな」

 -四球を出してしまった。

 「そら、そうなるんやろな」

 -打線は近本を中心に。

 「うん。そら、3回までに9点取っとるからな。だから、ランナーためんことよ、結局な。初球ポンポンそらな、簡単に取りにいったのをな、ランナーためるというかな」

 -桐敷は2日連続で欠場。

 「いやいや、まだ熱出てるからあかんよ。大阪帰ったよ」

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どうやら桐敷は当面、投げられない可能性が高くなってきました。
岩崎もきょうかなりやられましたし、リリーフ投手に関しては、かなり暗い情報になってしまいますね。



きょうはこのへんにさせてください。

いつも読んでくださってありがとうございます。