もうちょっと繋がって欲しい阪神打線! | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

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20年以上ネットで発信し続ける大阪の阪神ファンが、ずっと観てるが故の分析をし、試合結果などの事実から、野球を観る上でのヒントをお伝えし、話し合います。

2024年5月4日の阪神タイガースは、東京ドームでの巨人との試合でした。
きょうは先発投手が、33歳の西勇輝vs34歳の菅野智之というそこそこ経験ある投手同士の対決になりました。

この2人は、西が菅野のことを師匠と呼んでいるような関係らしいのですが、どういう投げ合いになりましたか?
さっそくスタメンから書いて行きましょう。

スターティングメンバー
阪神タイガース

1番(中)近本 光司
2番(二)中野 拓夢
3番(右)森下 翔太
4番(一)大山 悠輔
5番(三)糸原 健斗
6番(左)ノイジー
7番(捕)坂本 誠志郎
8番(遊)小幡 竜平
9番(投)西 勇輝

佐藤輝がスタメンから外れていますね。
今季2度目のスタメン落ちで、ベンチにはいます。
5番サードは糸原、6番レフトがノイジー、7番キャッチャーが坂本誠志郎,
8番ショートも小幡になっています。


読売巨人ジャイアンツ
1番(左)丸 佳浩
2番(中)佐々木 俊輔
3番(二)吉川 尚輝
4番(一)岡本 和真
5番(三)坂本 勇人
6番(右)梶谷 隆幸
7番(捕)小林 誠司
8番(遊)門脇 誠
9番(投)菅野 智之

18時頃からプレイボールのナイトゲームでした。
中継番組の解説は村田真一さんでした。


=== 試合結果 ===

きょうも忙しくて、詳細な試合経過を書けませんでした。

1対2で阪神がサヨナラ負けしました。

勝利投手はバルドナードで、1勝0敗0セーブ。
敗戦投手は漆原大晟で、0勝1敗0セーブ。

ホームランはありませんでした。

観客数41,686人 試合時間2時間55分


=== 戦評 ===

西勇輝は7回無失点で、菅野智之が7回1失点ということで、7回が終わるまでは西勇輝が投げ勝った状態やったのですが、2人が降板後の8回裏に2番手の岩崎優が失点してしまいまして、延長に入ります。
10回裏も4番手の漆原大晟と5番手の島本浩也が耐えきれず失点してしまい、サヨナラ負けしてしまった阪神でしたね。
阪神の守備時と走塁時のミスが多くて、それが目立った試合になってしまいました。


こちら先発の
西勇輝は、制球が良く、コーナーに投げ分けて、キレもあったんでしょう。
初回裏の1アウト1塁の状況で、吉川尚輝に右中間の2塁打を打たれ、1塁走者が危うくホームまで帰ろうとするところをタッチアウトにしたあたり以外は、すごくよく抑えていました。
(あそこは中継のショート小幡などがホームへよい送球をしてたように見えました。)
まあ、守りにも助けられながら、7イニングを102球で投げ、3被安打の1与四球・無与死球、7奪三振での無失点。

見逃し三振が4つと、多く取れたのが印象的でした。
この辺は坂本誠志郎のリードも良かったでしょう。

 

 

 

 

 

 

 


むこう先発投手の菅野智之は、やはり直球で凄いなと思わせる投手ではなくなっていて、変化球がどの球種も一級品みたいな投手です。
阪神打線がかなり打ちあぐねていましたか。
得点したのは4回表でした。
先頭の森下翔太のライト線の2塁打の後、大山悠輔はセカンドフライ、糸原健斗がショートゴロの間に2アウト3塁としまして、シェルドン・ノイジーのツーワンからの外角スライダーを見事にライト前に打ったタイムリーヒットで得点しました。
この他には1回表と2回表、5回表に走者は出したんですが、いずれもモノにはならず。
菅野には要所を抑えられましたね。

しかし、1塁牽制死がきょうは5回表の近本光司、10回表の植田海が走者のときにありました。
チャンスの起点とすべきところをちょっとこれが勿体なかった。

あと、
エラーも5回裏の梶谷隆幸の打席でのサード糸原健斗のゴロの捕球ミス、8回裏は佐々木俊輔の打席でのキャッチャー坂本誠志郎の悪送球とありました。
8回の悪送球は、捕手・坂本がバントを処理したんですが、1塁に誰もべーカバーがおらず投げるのをやめようとしたのやと思うんですが、手からボールが離れてしまい、一二塁間に転がって行ってしまって、3塁まで進塁されてしまうというのがありました。
この2つのエラーとも、その後に失点はしなかったんですが、ちょっと要注意な阪神らしくないプレーでしたでしょう。


きょうはここで
岡田彰布監督の一問一答をご覧下さい。
デイリースポーツからの引用です。

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-1得点ではきつい

「西が投げてるときは、こんなんばっかやもんなあ」

-ずっといい投球はしている

「うん。なかなかな、援護点がないから」

-巨人戦でいい投球した

「ええピッチングしてるやんか、そら」

-延長十回の植田の場面は自分でいった?

「え?自分ちゃうちゃうちゃう。そんなん言われへんやんか。作戦は言われへんよ」

-菅野は前回と組み立てを変えてきた?

「そうでもなかったけどなあ」

-リリーフ陣はずっと頑張っていた

「なあ、だからやっぱりフォアボールよな。フォアボールが絡むよな、点が入る時に。別に右対右で。それが余分になってくるよな」

-岩崎は攻められない?

「うん。まあな、丸の時だけあれだけ高めにいったけどな。あとは抑えたし」

-近本のライナーで帰塁の判断は難しかったか

「そら難しいよ。ベンチから見ていてもわからんかったもん。ショートバウンドのそれは」

-バッター陣は

「まあなあ、なんかちょっと続かんやろ。広島の2つ目からな。つながりがないよな。単発になるよな」

-3連敗しないことが大事と言っていた

「まあそら、2つ負ける時もあるよそら、そんなの。そんなんで深刻になっとったら1年間できるかいな。向こうも相手あるんやから。もうちょっとちゃんとしたら負けを防げたかなということやからな、結局は。それがな、またバントのミスも出るし、もっと普通にいけてるところを苦しく、苦しくなるからな。打順の巡り合わせも一人増えてるわけやから、結局そういうことやろ。単に0点に抑えた、1点に抑えたじゃないよ。打順が進むんやから、一つのああいうミスによって、フォアボールによって。何にもせんと進んでいくんだから、そういうことを考えなアカンわな」

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結局は、打てないで繋がらず、得点できないことを嘆いた、あと、四球を出したことから失点の起点となったことも嘆いた岡田監督でしたね。
投手陣も1点しか取れないから、つらいですよね。
少しのミスも許されん感じになります。
余計に苦しくなりますわ。



阪神は今季、延長戦では負け無しでしたが、1敗目となります。
また、巨人に2連敗しましたので、これで2位・巨人とのゲーム差は1になりました。

このままセ・リーグは混戦となって行くのか?
阪神打線が点を取り出せば、状況は一変するんですがね!

きょうはこのへんにしときましょう。

いつも読んでくださってありがとうございます。