門別が先発するも、大量失点!最後まで粘ったが負けた阪神 | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

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2024年5月3日の阪神タイガースは、東京ドームでの読売巨人ジャイアンツとの試合でした。
きょうは「長嶋茂雄デー」ということで、巨人側は盛り上がっているんでしょうね。
こちらは期待される高卒2年目の門別啓人が先発して、どうなるかというところです。
プロ入りして2度目の先発、今季は初先発の登板ということでした。

さて、きょうのスタメンから書いていきましょう。


スターティングメンバー
阪神タイガース

1番(中)近本 光司
2番(二)中野 拓夢
3番(右)森下 翔太
4番(一)大山 悠輔
5番(左)ノイジー
6番(三)佐藤 輝明
7番(捕)梅野 隆太郎
8番(遊)木浪 聖也
9番(投)門別 啓人

きょうも5番レフトがノイジー、6番サードが佐藤輝です。
キャッチャーは7番の梅野となっています。


読売巨人ジャイアンツ
1番(右)丸 佳浩
2番(中)増田 大輝
3番(二)吉川 尚輝
4番(一)岡本 和真
5番(三)坂本 勇人
6番(左)長野 久義
7番(捕)小林 誠司
8番(遊)門脇 誠
9番(投)戸郷 翔征

18時頃からプレイボールのナイトゲームでした。
中継番組の解説は篠塚和典さん、松井秀喜さん、高橋由伸さんでした。


=== 試合結果 ===

きょうは詳しい試合経過を書けませんでした。

5対8で阪神が負けました。

勝利投手は戸郷翔征で、2勝1敗0セーブ。
敗戦投手は門別啓人で、0勝1敗0セーブ。
セーブは泉圭輔について、1勝0敗01セーブになりました。

ホームランは大山悠輔の2号ソロ(2回)・3号ソロ(8回)、岡本和真の5号2ラン(2回)、中野拓夢の1号ソロ(6回)でした。

観客数41,883人 試合時間2時間49分

=== 戦評 ===

こちら先発した門別啓人が、初回裏に2アウトから2塁打を打たれたのを起点とし、4連続タイムリーを浴びて4失点すると、2回表に先頭の大山悠輔がソロホームランを放って1対4にするんですが、2回裏には岡本和真が2ランホームランを打ち返して1対6とさらに離され序盤でかなり不利になった阪神。
6回表には中野拓夢のソロホームランや糸原健斗のタイムリー2塁打などで2点を取って3対6とし、戸郷翔征をマウンドから引きずり落として、8回表にも大山がまたホームランを放った為に4対6まで行きますが、8回裏には阪神の4番手投手・加治屋蓮が門脇誠に2点タイムリーヒットを打たれ、4対8にされます。
9回裏も巨人は5番手の大勢がマウンドに上がりましたが、2アウトからの3連打で1点取るなど粘って、大山にまた一発が出れば同点というシーンまで行きますが、ピッチャーが6番手の泉圭輔に代わるとそこまでで、大山はセカンドフライに終わって試合終了。大勢は右肩に違和感を感じての負傷交代でした。)
5対8で阪神が負け、巨人は連敗が3でストップしたという試合になりましたね。


こちらの先発投手・
門別啓人は1回裏は2アウトまでは難無く行くのですが、吉川尚輝に2塁打を打たれてからは、岡本和真に四球を与えたあと、坂本勇人以降の4人にタイムリーヒットをずっと浴びます。
あんまりスピードが出ていなかったのと、打たれたのも低めの変化球を拾われたりもありましたから、キレそのものがイマイチやったかもしれません。
ちょっときょうの「長嶋茂雄デー」の雰囲気にも呑まれたのかなと思ってしまいました。
結局、3イニングを75球で投げ、6被安打の2与四球・無与死球、1奪三振での4失点。
2回裏は2アウト取ってから普通のレフトフライを
ノイジーが捕球ミスしたエラーの後に、岡本和真に2ランを打たれましたから、そこはややかわいそうでした。
 

 

 

 

 

 



打つほうは、きょうは大山悠輔が2本もソロホームランを放つ活躍でした。
5打席で2安打の1四球で2打点。

あとは中野拓夢が6回に高い直球を捉えたライトスタンドに入るソロホームランもありまして、5打席あっての2安打1打点などありましたか。

きょうはチームで7安打したんですが、先発メンバーの5番以降にはヒットがありませんね。
ただ、
5番の打順で6回にはピッチャーが入っていたんですが、代打・糸原健斗がきょうもタイムリーを放ちました。
2アウト1・2塁で、右中間でライトのグラブをはじいたタイムリー2塁打でして、これで糸原は代打では4打席連続安打になりました。
凄いですね。



きょうはここで
岡田彰布監督の一問一答をご覧下さい。
デイリースポーツからの引用です。

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-門別はいずれも2死から

「ちょっと、そろえすぎよな。コースに狙うというかな。腕振らんとな。低め、狙い撃ちやんか。もっと大胆にいかなアカンわな。腕振って」

-テンポも丁寧にいこうとして

「丁寧にいこう、丁寧にいこうってなあ。そんな感じやったからなあ」

-力は出しきれなかった

「まあ、そらそうやなあ。結局、スリーツーまでなあ、吉川にフルカウントにして、ストレート置きにいくわけやからなあ。そこまででも、勝負できるわけやんか」

-昨日も言っていたが門別は結果はどうであれ

「まあ、いい経験になったんちゃう」

-3回は球威が落ちたか。

「いやいや、だって変化球ばっかり、ツーシームかなんか放っとるっていうから。なんでまっすぐ放らへんのやって言うたんや。まっすぐちゃうやろ、あれ?もったいないのう。ノイジーの落球も痛かったけどな。あれで三者凡退で終わってたらなあ。4点で、3点差なんか絶対にわからへんのに、ここなんか」

-(八回)加治屋の悪送球も痛かった。

「いやいやファームに落とすよ。状況がわかってない。打順を見てみい。そんなもん。一番ベテランというか経験があるのに。それもワンチャンスやで。なんでそんな慌てる必要あるんやろな」

-門別の今後は

「1回投げさす、下で。次青柳がな、1回飛ばしとるからな。最初からそういうつもりやったけどな、青柳おるし」

-大山が2発

「うん。まあここはなあ、あんまりな、納得いく当たりじゃないやろけどな、ここはあんなんでもホームランなるからな。だから1点でも少なくやっとかんとあかんということや」

-六回の梅野への耳打ちは

「いやいや、ヒットを打てって。みんな振りが大きいから。振り回してばっかりやから」

-最後はつなぐ意識が出た

「9回な、ゲームセットまで何が起こるか分からんのやから、この球場やから。1点でも(追い上げたら)そら。何回もここでやってるんやからなあ。セーフティーリードは何点やいうても分からへんような球場やから。なあ、中継ぎピッチャーもそこまではうまいことな、あと1点2点というくらいのところまでいったわけやからなあ。そら、大勢も甲子園で打ってるから。そら2点くらいやったらと思ってたよ」

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加治屋蓮の悪送球は、8回裏のノーアウト1塁の場面で、バント処理のときにありました。
そのあとに
小林誠司にバントをされて、1アウト2・3塁で門脇誠にレフト前2点タイムリーを浴びたんですね。
残念なシーンでしたが、その加治屋は2軍降格のようです。

厳しいですね、少しピリッとするでしょうか。

門別ももう1度、2軍で先発させるようですね。


きょうはこのへんにしときましょう。
いつも読んでくださってありがとうございます。