延長12回の死闘の末、引き分けの阪神! | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

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2024年4月23日の阪神タイガースは、横浜スタジアムでの横浜DeNAベイスターズとの試合でした。
日曜まで6連勝と好調となっている阪神は、きょうはどんな試合でしたか?
さっそくスタメンから書いて行きましょう。


スターティングメンバー
阪神タイガース

1番(中)近本 光司
2番(二)中野 拓夢
3番(右)森下 翔太
4番(一)大山 悠輔
5番(三)佐藤 輝明
6番(左)前川 右京
7番(捕)坂本 誠志郎
8番(遊)木浪 聖也
9番(投)村上 頌樹

6番レフトは前川になっていて、7番キャッチャーは坂本です。


横浜DeNAベイスターズ
1番(右)度会 隆輝
2番(中)関根 大気
3番(一)佐野 恵太
4番(二)牧 秀悟
5番(三)宮﨑 敏郎
6番(左)楠本 泰史
7番(捕)山本 祐大
8番(遊)京田 陽太
9番(投)ジャクソン

17時30分頃からプレイボールのナイトゲームでした。
中継番組の解説は佐々木主浩さんでした。
試合中は霧雨のようになっていた雨がけっこう降っていました。


=== 試合結果 ===

きょうは詳細な試合経過は書けませんでした。

1対1の引き分けでした。

ホームランはありませんでした。

観客数33,251人 試合時間4時間13分


=== 戦評 ===

延長12回の末に、互いにあと1本が出ず、引き分けとなった試合でしたね。
特にDeNAのほうは、終盤に7回、9回、10回、11回、12回と、ほぼ毎回得点圏に走者が行くのですが、ことごとくダメやったのは、ちょっと大変でしたね。
たしか、DeNA側はピッチャー1人を残して、選手は全部使っていました。

11回には牧秀悟の2塁での(キャッチャーからの)牽制死のようなミスがあったり、あと監督の采配も佐野恵太や宮﨑敏郎に気前よく代走を出したりして、自チームの打力を自ら削ったのも、1点しか取れなかった要因でしょう。
そもそも、6回表に阪神が得点したのも、楠本泰史の中継のショートへの悪送球のせいですから、けっこう雑な野球するなあと言う感じにも見えてしまいましたので
まあ、阪神側にも反省点はやはりあって、どっちもどっちでしたね、きょうの野球は。


こちら先発投手の
村上頌樹は、雨の中でも、キレ良く制球良くという感じでしたね。
2回裏に、山本祐大に上手くライト前タイムリーヒットを打たれて失点しましたが、失点したのはそれだけで、8回まで投げましたがピンチは他には2アウト満塁とかになった7回裏くらいと、少なかったです。
8イニングを112球で投げ、3被安打の3与四球・1与死球、2奪三振での1失点と、四死球がやや多かったですが、その四球3つは7回裏に好打者の佐野と宮﨑にねばられたり、慎重に投げたりしたものと、きょうタイムリーを打っている山本への故意四球ですので、ちゃんと凌いだのですから、良いとしときますか。

で、9回からは阪神は継投策に入るわけですが、9回からハビー・ゲラ→桐敷拓馬→島本浩也→岩崎優とそれぞれ1イニングずつを任せられました。
きょうはみんなが得点圏まで走者が進むのを許してしまっていましたが、みんな無失点でしたので、これは良かったでしょう。
ほんまに粘りのピッチングですので、ハラハラはしますが、よくやりました。
 

 

 

 

 

 



打つ方は、きょうは佐藤輝明を中心にボール球をかなり振っていた印象ですね。
むこう先発投手のジャクソンの高いボール球の直球に手を出してフライを上げるシーンも多かったですし、ほんまに佐藤のように3つも空振り三振していたりとか、ありましたね。
きょうはチームで13個も三振しているので、ボールの見極めができてないこういう傾向やと、そんなふうにあと1本も出ないのでしょう。
むこうのピッチャーを助けていましたね。



さて、きょうは
岡田彰布監督の一問一答が復活しているようなので、ご覧下さい。
デイリースポーツからの引用です。

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 -終盤はしのいでしのいで

 「なあ。村上に勝ちをつけたかったけど、なんかジャクソン、合わんなあ。京セラもそうやったけど。差されるんやろうなあ。タイミングがズレているのか」

 -荒れ具合も嫌な感じ。

 「高めのな、ストライクの見極めやけどな。差されてるみたいな感じでな」

 -8回まで村上をいかせたのは、勝たせたかったから。

 「いやいや、それは。だから、後ろも使ってなかったからな。リリーフ陣もいけたんやけどな。もう1イニングで、点とったら、勝ち投手になれるから。まあ、あそこまでのお、後ろもあんまり使ってなかったからな。リリーフ陣もみんないけたんやけどな。もう1イニングでもしも点を取ったら勝ち投手やったから、あそこまでのう、110(球)くらい行ってたから、あそこはまあしゃあないなあ」

 -敬遠はバッテリー判断か。

 「そや。おーん。山本が嫌やったんやろ。前回も京セラで打たれてるからな、あれなあ」

 -中継ぎも踏ん張った。

 「まあまあ、それはもうあれや、向こうも左ばっかりやからな代打もな。今日は左ピッチャーをいくしかないと思ってたけど。ここ何日か投げてないピッチャーも多かったから。誰でも送り出せる状態やったから」

 -六回の同点は中野も森下もボールの見極めができていた。

 「そうやなあ、なかなかなあ、最初もヒット出てるけど、ラッキーヒットばっかりやからな、初回でも。なかなか芯で捉える打球はなかなか少なかったやろ。なんかちょっと合わんのやろなあ、ジャクソンの」

 -九回の木浪の守備は。

 「おお、なあ。ああいう変な当たりが一番嫌なんや、ランナーサードやしな。内野安打でも終わりやしな。あれはナイスプレーやと思うよ」

 -守り切ったという試合。

 「そうや、だから前のヒット出えへん時のような状態やんか。でもやっぱり負けんかったいうのが大きいわな。まあ、そうやなあ。どっちか言うたら、あれやな。守って守っての引き分けの方が多いからな。打ち合いじゃないからな。しのいでしのいでの引き分けやからな。まあそれはやっぱりピッチャー陣の頑張りやな。引き分け言うことはブルペン陣の頑張りやからな。また間隔空くしな。後ろもどんどんつぎ込めるしな。雨で分からんけどな、まあ負けなくて良かった、引き分けで。負けへんことが大事やからな」

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「負けんことが大事や」と語る岡田監督でしたね。

きょうのむこう先発投手のジャクソンは、球威はあるんですが、制球は適度に荒れている感じでした。
阪神打線はなんとなくジャクソンとは相性が悪いという評をした岡田監督でしたね。
「ストライクの見極め」もしにくかったと話していました。


あと、守備の方は良く守っていましたよね。
それは岡田監督も評価していたようです。


きょうはこのへんにさせてください。

いつも読んでくださってありがとうございます。