やっと打線に火がついた阪神!やはり大山が打たんとあかんね! | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

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20年以上ネットで発信し続ける大阪の阪神ファンが、ずっと観てるが故の分析をし、試合結果などの事実から、野球を観る上でのヒントをお伝えし、話し合います。

2024年4月19日の阪神タイガースは、甲子園球場での中日ドラゴンズとの試合でした。
さて、首位・中日を本拠地で迎える阪神。

相手チームも投手力がありますので、ますます打てないことも考えられますが、きょうはどんな試合となりますか?
さっそくスタメンから書いて行きましょう。


スターティングメンバー
阪神タイガース

1番(中)近本 光司
2番(二)中野 拓夢
3番(右)森下 翔太
4番(一)大山 悠輔
5番(三)佐藤 輝明
6番(左)ノイジー
7番(捕)坂本 誠志郎
8番(遊)木浪 聖也
9番(投)青柳 晃洋

6番がレフトのノイジーで、7番がキャッチャー坂本ですね。


中日ドラゴンズ
1番(右)岡林 勇希
2番(三)山本 泰寛
3番(中)上林 誠知
4番(左)細川 成也
5番(捕)宇佐見 真吾
6番(一)カリステ
7番(二)村松 開人
8番(遊)ロドリゲス
9番(投)メヒア

18時頃からプレイボールのナイトゲームでした。
中継番組の解説は梨田昌孝さん、岩田稔さんでした。


=== 試合結果 ===

きょうは詳しい試合経過を書けませんでした。

7対0で阪神が圧勝の完封リレーでした!

勝利投手は青柳晃洋で、1勝1敗0セーブ。
敗戦投手はメヒアで、2勝2敗0セーブ。

ホームランは森下翔太の4号ソロ(3回)、大山悠輔の1号ソロ(5回)でした。

観客数42,594人 試合時間3時間12分

=== 戦評 ===

きょうの阪神はどんどん点が取れて行き、11安打7得点しましたね。
森下翔太に4号ソロホームランが出ただけでなく、大山悠輔にも今季初のホームランがソロで出て、さらには、つなぐ野球で点も取れれば、守備でも良いところがたくさん観られて、青柳晃洋を守り立てる。
大量得点で完封リレーの上に、期待される門別啓人の投球までもが1イニングだけとは言え観られましたから、球場にいたファンも大満足で、応援の大歓声もしっかりと戻った感じのきょうの試合でした。

これで阪神は引き分けを挟んでいますが4連勝で、貯金が1つになりましたね。
逆に日刊スポーツによりますと、中日は今季の初連敗となって、敵地での連勝も5で止まったそうです。


こちら先発投手の
青柳晃洋は、球に力がありましたが、少し制球が荒れ気味でした。
走者をそこそこ出し、ボール球も多かったので球数は多く、6回で100球を越えていましたね。
結局、6イニングを109球で投げ、6被安打の1与四球・無与死球、7奪三振での無失点。
点差が開いてからはどんどんゾーンを攻めることができ、楽になったところもあったでしょうが、バックの良い守備にもだいぶ助けられもしました。


きょうは7回から継投策に入りましたが、島本浩也→岡留英貴→門別啓人と、1イニングずつ無失点で抑えていました。
5回までには5点差もありましたから、比較的、楽にゾーンに投げられたでしょう。
 

 

 

 

 

 

 



打つ方は、チームで11安打と、きのうに続いての2桁安打です。
三者凡退のイニングは初回裏だけという、なかなか凄い猛攻でした。
まず、2回裏に木浪聖也に彼らしいライト前のタイムリーヒットが出た後、青柳が犠牲フライを放ちまして、2点取れたので良いなと思っていると、3回裏には森下のソロがレフトに出ましたので、これで2点以下しか得点できなかった連続試合の記録は10で止まりました。
4回裏には近本光司のライト前タイムリーヒット、5回裏にはこの回から中日のピッチャーが2番手の福谷浩司に代わっていましたが、大山のソロホームランがバックスクリーンに入りましたから、ここでファンのボルテージはもう最高でしたでしょう!
8回裏は、中日のピッチャーは4番手の土生翔太に代わっていましたが、2アウト1・2塁の状況で、中野拓夢の左中間破る2点タイムリー2塁打が出ましたので、7対0まで点差は広がりました。
きょうは四死球で出た走者もしっかり帰した場面もありましたから、阪神としてはホームランが出ただけでなく、ちゃんと繋ぎの野球もできての勝利となったでしょう。

きょうの大山悠輔は4打席で3安打して、しかもレフト、センター、ライトの順で広角に打ち分けてもいましたから、いかにも打つべき人がしっかり打って、調子も上がって来た感じがありました。
やはり、打つべき人が打たないと、なかなか野球自体が調子が上がりませんし、盛り上がりませんね。



さて、今日はこの辺で
岡田彰布監督の一問一答をご覧下さい。
デイリースポーツからの引用です。

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 -きのう吹っ切れたと。

 「今年初めてですねこんなゲームはね」

 -11安打7得点。

 「昨日2桁いったんで。吹っ切れた言うのは。一人一人がポンポンとヒット出ればね、つながり出てくると思うんですけど。きょうはホームランもあり、つなぎもありで、本当良い攻撃だったと思いますね」

 -大山に1号。

 「いやもう、出ますよ。いずれ出ますよ。それがちょっと遅かっただけで」

 -出そうな雰囲気。

 「ありました、ありました。フリーバッティング見ててもね」

 -3安打で乗って行けそう。

 「本人が一番気持ち的にも吹っ切れて、明日からもっと楽に打席立てるんじゃないですか」

 -森下は4号。

 「いやいや、2点とってね、ずっと2点が続いてたんでね、おーん。ベンチでおー3点目入った言うてたんですよ(笑い)。ええ」

 -青柳は今季初勝利。

 「いやいや、なんかちょっとね、勝てるっていうかね、そのいいとこにね、別に悪い投球じゃなかったんですけどね、まあ打線との兼ね合いもあったし、今日はまあね、序盤でやっぱり点とったんでね、結構楽に、球数今日はけっこう多かったんでね、あの回で代えましたけどね。点数もあったんでね」

 -7奪三振。球の勢いは。

 「ストレートも走ってたと思うし、ボールの勢いは全然大丈夫だったと思います」

 -門別がいい投球。

 「ああ、ねえ。甲子園初めてなんですよね、投げるの。だからこういう点差というか、7点になったからじゃなしに最初から、5回か、あの辺でもう9回は門別でいこうとブルペンには言ってましたけどね」

 -しばらく中継ぎで。

 「そうですね、なかなか先発がちょっと頑張ってると。でもね、いずれはそういう形で先発になると思いますけど」

 -明日は大竹と大野雄大の投げ合い。

 「大竹がこないだ名古屋でちょっとやられた部分があるので、明日はやってくれると思うし、打線の方も今日みたいに早く点取ってくれれば大竹も楽に投げられると思うので」

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ほんまに上機嫌な岡田監督でしたね。
やはり大山がホームランを放ったのがチームにも岡田監督にも大きかったでしょう。
やっと打線が形になった感じが出て来ましたもんね。


あしたあさってに備えて、ハビー・ゲラと岩崎優、桐敷拓馬なんかの温存もできてしまいましたし、首位・中日に対して戦う態勢は十分にできているはずです。


きょうはこのへんにしときましょう。

いつも読んでくださってありがとうございます。