伊藤将司が打ち込まれ、2回6失点! | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

20年以上ネットで発信し続ける大阪の阪神ファンが、ずっと観てるが故の分析をし、試合結果などの事実から、野球を観る上でのヒントをお伝えし、話し合います。

2024年4月10日の阪神タイガースは、甲子園球場での広島東洋カープとの試合でした。
きのう勝って、勝率をちょうど5割にした阪神。
きょう勝って、貯金生活に入れるかどうか?
さっそくスタメンから書いて行きましょう。

スターティングメンバー
阪神タイガース

1番(中)近本 光司
2番(二)中野 拓夢
3番(左)前川 右京
4番(一)大山 悠輔
5番(三)佐藤 輝明
6番(右)森下 翔太
7番(捕)梅野 隆太郎
8番(遊)木浪 聖也
9番(投)伊藤 将司

3番レフトに前川が入るパターンですね。
5番が佐藤輝、6番ライトに森下、7番キャッチャーは梅野という起用です。


広島東洋カープ
1番(中)野間 峻祥
2番(二)菊池 涼介
3番(遊)小園 海斗
4番(一)堂林 翔太
5番(左)秋山 翔吾
6番(三)上本 崇司
7番(捕)會澤 翼
8番(右)田村 俊介
9番(投)アドゥワ 誠

18時頃からプレイボールのナイトゲームでした。
中継番組の解説は桧山進次郎さんです。
風はそんなに強くないとのこと。
きょうも当日券の無い、チケットは完売の日でした。


=== 試合結果 ===

きょうは試合経過を詳しく書けませんでした。

2対6で阪神の大敗です。

勝利投手はアドゥワ誠で、2勝0敗0セーブ。
敗戦投手は伊藤将司で、1勝1敗0セーブ。

ホームランは森下翔太の3号ソロ(4回)のみでした。

観客数42,560人 試合時間3時間21分


=== 戦評 ===

阪神の甲子園での広島戦の連勝が11でストップした試合になりました。(サンスポより)
また、広島の4試合連続無得点の記録もストップしましたね。


こちら先発投手の伊藤将司は、あまりキレが無く、要所で甘く行きましたかね。
彼にとっては運の悪い打球も多かったですが。
1回表に先頭の
野間峻祥にライト線に2塁打を打たれ、それを起点に結局、小園海斗のショートゴロの間に1失点すると、2回表にも上本崇司の運の悪いライト線のポテンヒットのあと、會澤翼に外角やや低めのツーシームを上手く打たれたランエンドヒットの掛かったレフトへのタイムリー2塁打で、0対2とされます。
さらに2アウトになってからアドゥワ誠の打球が2塁ベースに当たるヒットとなったり、広島打線を抑えきれず、止まらなくなって、0対6まで行ってしまいます。
伊藤将司はこの回までで、3回表からは2番手の漆原大晟が投げていました。
ですから、
伊藤将司は2イニングを49球で投げ、8被安打の無与四死球、無奪三振での6失点と、悲惨な結果になってしまいました。
日刊スポーツによりますと、本人は「真ん中に集まった。それを打たれました。変化球が浮いてしまった。真っすぐも甘かった」と反省の言葉を並べていたそうです。

安藤優也投手コーチも、次回登板については「終わったばかりなのでわからない」としつつ、「状態はまあまあ、いい状態ではないね」と表情を曇らせていたそうです。
 

 

 

 

 



試合のほうは、4回裏に森下翔太のツーワンから真ん中144キロ直球を捉えたレフトスタンドに運ぶソロホームランが出たり、6回裏にも佐藤輝明の左中間を破って行くタイムリー2塁打でもう1点取れたりして、アドゥワを交代させますが、点が入ったのはそれだけで、こちらのリリーフ陣はみな頑張って無失点でしたので、2対6のまま試合終了でした。

他には6回表の
浜地真澄の登板時に珍しいことが起こりまして、2アウトから會澤が粘ったワンツーからの6球目の外角直球を捉えたライトポール際に大きな打球がありまして、1塁審判の白井が1度、ホームランのようなジェスチャーをしたんですが、その後、審判4人が協議してそれを取り消し、ファウルにしていました。
審判の判定がリクエスト無しで覆るような感じになるのはかなり珍しいと思いました。
サンスポによりますと、浜地「僕が見ていてもファウルかなぁ、と思ったんで、判定がくつがえることを祈っていた感じでした」と語っていました。

あと特に書いておくことは、レフトの前川右京の守備ですね。
送球まで行くの動作がたぶんやや遅く、肩自体もあまり強くない為に、どんどんレフトに飛ぶと走者に走られていました。

日刊スポーツでは岩田稔さんもその点を心配していましたが、守備位置の工夫や練習で克服していくしかないそうです。


きょうはこのへんにさせてください。

いつも読んでくださってありがとうございます。