ヒーローは淡路島コンビ!1点だけで勝った阪神! | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

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20年以上ネットで発信し続ける大阪の阪神ファンが、ずっと観てるが故の分析をし、試合結果などの事実から、野球を観る上でのヒントをお伝えし、話し合います。

2024年4月9日の阪神タイガースは、甲子園球場での広島東洋カープとの試合でした。
今季の甲子園での開幕戦になりますが、朝のうちは雨の降っていた甲子園の近辺の天気も良くなって来たでしょう。
阪神園芸の「神整備」によって、試合は滞りなく行われました。
さっそくスタメンから書いて行きます。

スターティングメンバー
阪神タイガース

1番(中)近本 光司
2番(二)中野 拓夢
3番(右)森下 翔太
4番(一)大山 悠輔
5番(左)ノイジー
6番(三)佐藤 輝明
7番(捕)坂本 誠志郎
8番(遊)木浪 聖也
9番(投)村上 頌樹

キャッチャーが7番・坂本で、いつもオーダーなんですが、5番がノイジーで、6番は佐藤輝になっています。


広島東洋カープ
1番(中)野間 峻祥
2番(遊)矢野 雅哉
3番(三)小園 海斗
4番(一)堂林 翔太
5番(左)秋山 翔吾
6番(右)田村 俊介
7番(捕)坂倉 将吾
8番(二)菊池 涼介
9番(投)床田 寛樹

18時頃からプレイボールのナイトゲームでした。
中継番組の解説は鳥谷敬さん、能見篤史さんです。
気温はやや涼しく、風はライトへ向けて吹いたり、ホームからセンターに吹いたり、春にはしては妙な風でした。
前売り券は完売でして、当日券は無しの満員御礼試合です。


=== 試合結果 ===

きょうはいつものように試合経過を書けません。

1対0で阪神が完封リレー勝ちです!

勝利投手は村上頌樹で、1勝1敗0セーブ。
敗戦投手は床田寛樹で、0勝1敗0セーブ。
セーブは岩崎優について、1勝0敗3セーブになりました。

ホームランはありませんでした。

観客数42601人 試合時間2時間26分


=== 試合の流れ ===

1回表
先頭の野間は左中間の浅めセンターフライでしたが、センターの近本がスライディングキャッチが引っかかって、捕ったあとに近本が横向きに転がる怖いプレーでしたが、落球せずアウトにした良いプレーでした。
結局、三者凡退で抑えます。

1回裏
1アウトから中野の左中間破る2塁打でチャンスになります。
森下のショートゴロで、2アウト3塁になったあと、大山が新しい大山専用のチャンスマーチを背にしながら四球を選んだんですが、ノイジーが見逃しの三振で、得点できず。

2回表
先頭の堂林が四球で出ますと、秋山は見逃し三振。
田村がレフト前ヒットを放って1アウト1・2塁のピンチになりますが、坂倉がセカンドゴロ併殺で難を逃れます。

4回裏
2アウトからノイジーがライト前ヒットを放ったあと、佐藤輝がサードのへの内野安打で、2アウト1・2塁のチャンスでしたが、坂本が空振りの三振で無得点に終わります。

5回裏
先頭の木浪がライト前ヒットで出ますと、村上頌樹が初球からバントを決めて1アウト2塁のチャンス。
ここで、近本が初球の真ん中やや高め142キロ直球を打ったライン寄りのライト前タイムリーヒットで1点を取りますが、そのとき2塁を狙ったんですが、ライトから2塁送球タッチアウト。
阪神側がリクエストしますが、判定は覆りません。

7回裏
先頭の佐藤輝明がライト前ヒットで出るんですが、坂本の打席でバントの構えを見せていたんですが、佐藤輝が床田の1塁牽制に刺されてタッチアウト。(かなり不甲斐ないプレーです。)
そのあと坂本がサードゴロになって、木浪がセンター前ヒットを放つんですが、原口がセンターフライで点が入りません。
佐藤輝の牽制死で流れが変わるのではないかと、心配しました。

8回表
阪神のピッチャーは2番手のハビー・ゲラがマウンドに上がります。
田村が空振り写真、坂倉がセカンドゴロ、菊池もショートゴロと見事な三者凡退でした。
(むこうに行きそうな流れを、ゲラが消したように見えました。)

8回裏
1アウトから中野がレフト前ヒット放ちますが、続く森下はセカンドゴロ併殺で、得点できません。

9回表
2アウトから代打・會澤がレフト前ヒットを放ちますが、続く小園は初球のセカンドゴロで、試合終了でした。


1対0で阪神が勝ちました!


=== 戦評 ===

淡路島出身の村上頌樹と近本光司が大活躍した、僅差の勝利でしたね。
ヒーローインタビューで近本「そろそろ2人でお立ち台に立とう」と試合前に話していたところでしたと言ってましたが、その通りになっていました。

ほんまに1点差ゲームを、投手陣のおかげでモノにした試合でした。
特に、7回裏のノーアウト1塁での1塁走者・佐藤輝明のよくわからない牽制死で、流れが変わりそうでしたのを、8回表を投げた2番手投手のハビー・ゲラが止めた、そんなふうに見えた展開でした。
広島はセ・リーグのワーストタイの4試合連続での完封負けになってしまいましたね。


こちら先発投手の
村上頌樹は、最初は制球もそんなに良くなく、粘られるからキレもどうなのかなと思ったんですが、次第に良くなってきたんでしょう。
中盤にはしっかりと持ち味が出た投球になっていたと思います。
7イニングを109球で投げ、2被安打の1与四球・無与死球、8奪三振での無失点。
スポーツ報知によりますと、本人は途中で修正できたか?と問われますと、「まあ前回のピッチング(初回4失点)があったので、やっぱり序盤ちょっと固さもあったんですけど。落ち着いて、しっかり3回から投げれたのは良かったかなと思います」と話していました。
さらに、カーブを効果的に使えたかを問われると、「速いのと緩いのとっていうのは、いろいろ分けながら。そこらへんがうまくはまったのかなと思います」と答えました。
また、直球の質について問われると、「いや、もう少しまだ上がると思うので。そこはまた1週間しっかり調整していきたいと思います」と言っていたそうです。

 

 

 

 


 

 

 


打つほうでは、きょう2安打したのが中野拓夢と佐藤輝、木浪聖也で、1安打したのが近本、大山悠輔、シェルドン・ノイジーでした。
チームで9安打したわけですね。
床田寛樹がわりと良さそうやったわりにはヒットが出ています。
繋がりは結果的に良くなかったですが。

不振と思われている大山に1本出ているのが、本人にとって良い兆しであれば良いですがね。

きょうはここで
岡田彰布監督の一問一答をご覧下さい。
スポーツ報知からの引用です。

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―初回は近本の好プレーから始まった

「おお、ねえ。2回までちょっとよくなかったですね、村上もね。2回のゲッツーも大きかった。そこからですね」

―ストライク先行の投球

「3回くらいからですね。やっと思っているところに投げられるようになったというか。近本のプレーは本当に大きかったですよ。初回、塁に出ていたらね。前回も初回に点を取られていたのでね。あのプレーは本当に大きかったですね」

―回を追うごとに、らしさが出た。昨季の姿を思い出したファンも多いのでは

「いやいや、3回からは思い出しましたよ。打順の巡り合わせでね、シーズン中なら(開幕直後でなければ)完封させていたかもわかりませんね」

―8回2死から走者が出て打席が回り、代打を。追加点を狙いに

「そうですね。まあね、前回の件があるし。まずやっぱり先発は1勝つけてやるというかね」

―6連戦の初戦で7回まで

「そうですね。だから6連戦のアタマということでね。当然相手もいいピッチャーあたると思うんですけど、そこでね、勝ちきるというのはすごい大きいですね」

―5回の先制は8番の木浪がチャンスメイク。これも昨季のよう

「ああ、ねえ。まあ8番からの打順で村上も1球でバント決めて、やっぱり流れが良かったですよね。床田もすごい良かったんでね、だからなかなかねえ、まあまあヒットはなんかちょっと出てたけど、なかなかつながりもなかったしね、ほんとワンチャンスですね、やっぱりね」

―8回から継投、ゲラは安定感抜群

「ずっとあの2人(ゲラと岩崎)がいいんで。まあ、この点差だったし、あの2人に託さないとしょうがないですよね」

―村上は7回で交代

「そう。もともと続投するつもりやったんですけどね、普通に3者凡退とかなら行くつもりでキャッチボールさせてたんですけど。先頭が出たんで、その時点で代えたんですけどね。ああいうふうになるとは思ってなかったから。そっからまた代えるのもね、気持ちも変わると思うので、もうその点差のままでもいきましたけどね」

―岩崎もしっかり仕事を

「いやいや、もう普段通りですね、やっぱり」 

―甲子園の初戦の雰囲気は

「本当、久しぶりでね。やっぱり、やっと帰ってきたなあって感じですね」

―あすに向けて

「ちょっとまだまだ先発に勝ってないピッチャーいてるんでね。どんどん勝てるように。まだ打つ方もなかなかタイムリーとかつながりもないんだけど、そんなよくないんだけど、なんとかみんなでしのいで。まあ初戦とったので、勝ち越せるようにやっていきたいですね」

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ご存知の方も多いでしょうが、
現在、岡田監督は記者の囲みでの取材を拒否していまして、きょうの一問一答も、テレビインタビューで話していたことのみしか、配信されていません。

まあでも、僕としても、岡田監督の会見はいろんなことを説明してくれるので有り難いのですが、あんまり頼り過ぎるのもブログとしては良くないかなと思って、我慢することにします。

 

 

 

 



きょうはこのへんにしときましょう。

いつも読んでくださってありがとうございます。