前川の打撃がすごい!第1クールを終えた阪神春季キャンプ! | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

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2月5日の阪神タイガースは、春季キャンプのお休みでした。
きのうまでに第1クールを終えまして、きょうはルーキーたちなんかは何しているんでしょうね?(それは、終わりの方に書きました。)


ファンの大きな話題にもなるこの打撃練習!

きのうあたりの大きな話題としましては、前川右京の素晴らしいフリー打撃を巡って、岡田彰布監督の発言などありました。
ランチ特打において、67スイング中でなんと27本の柵超えと、大きなのを量産し、デイリースポーツによりますと、5連発があったのに加え、3連発も2回あったらしく、この打撃練習にはスタンドも沸いたとか。
本人も「感触はだいぶいい感じになってきてるかなと思います」と話し、打球はピンポン球のように飛んでいたと評されていました。

日曜であったこの日は、今キャンプでは今のところ最多の8000人が詰めかけていて、土曜に続いてライト席も開放しておりまして、今年から新設された外野席を覆う「AREネット」も大活躍。
27本の柵超え中、14本がネットに着弾し、13本がネットを越えていたとのことです。


本人などによりますと、急激に飛距離が伸びた要因として、2つを挙げていたそうです。
1つめは「下半身を使って、打てるようになってきた」とのことで、昨季までは左足の小指に重心がかかることで力が逃げていたと言います。
今オフは地元の三重県津市にある「みどりクリニック」でトレーニングに励み、左足の母指球に力を入れることを意識した結果、球に力を伝えることができるようになりました。

もう1つはトップの力みをなくすことで、「絶対に力みなしって言い聞かせながら、ボールを打ってるんで」ということ。
究極はインパクトの瞬間だけに力を加える気持ちなのやそうでして、「(その)2つの点が良くなってきてる」と自己分析をしていました。

岡田監督も、彼の打球角度には目を細めているそうで、「今の状態やったら、前川とか野口の方が(森下やノイジーより)いいもんな」とまで言っています。
ただ、
監督は練習と実戦は違うとも指摘していて、練習通りに実戦で結果を残せるかどうかがカギを握るということも言っています。(ここまで、デイリースポーツからの情報。)

まあ、
ファンとしては、ちょっと良いだけならフリー打撃の結果に過ぎないと想うところなんでしょうが、ここまで良いと正直、ビックリですし、ついつい大きく期待してしまいます。
岡田監督の言うように、実戦ではまた全然違うことが行われるわけですから、あくまで参考程度でもあるんでしょうけれども、いきなりそこまで期待させるか?と、嬉しいですね。
佐藤輝明や井上広大や野口恭祐や他の選手にも、非常に良い刺激となっていれば良いですが。


まさに「ダイヤの原石」っぽい福島圭音にも期待!

続いては阪神OBの赤星憲広さんが、同じ日の2月4日、2軍の方に合流し、走塁について若手にいろいろ教えたようです。
サンスポによりますと、
赤星さんが教えを2軍の選手に説くなかで、「ダイヤの原石」を見つけてしまったそうです。
「福島くんに(アドバイスを)言ったら、すぐできる。『すげえな』って思いながら。きょうはそれが一番思ったことです」赤星さんは話し、その吸収力、体のバネの強さ、そしてその脚力。
50メートル5秒8の俊足を武器とし、白鷗大学時代の昨春には関甲新リーグ新記録のシーズン20盗塁をマークした育成ドラフト2位ルーキーが、とびきり光って見えたのやそうです。


もちろん、まだ荒削りなところもあって、盗塁を試みる際に右足で余計なステップを踏むなど、速さをロスする動きは指摘したのやそうですが、それでいて数多くの盗塁を決めてきたことは非常に不思議。
それらは言いかえれば伸びしろですから、右足から始動して走り出す福島に、赤星さん自身が実践してきた左足始動のスタートなどをアドバイスしたそうで、改善が図れれば、大きな進化にも期待ができるわけです。

結局、
走塁練習後に約8分間の個別指導を受けさせてもらって、濃すぎる内容の赤星塾に感謝した福島圭音。
本人も「年間60個、盗塁をする選手っていないじゃないですか。そんな人が自分に教えてくれるというのは刺激でしかない。自分も60個できるように、赤星さんみたいにすごくなれるように頑張らないと」と闘志を燃やしていたそうです。
赤星さん「支配下に早く到達するんじゃないかなというのもある。近本くんみたいなタイプになっていくのかな、と。長打というか、そういうのも打てるし。そういうところを目指せる選手」と大きく評価していました。

ちなみに、
福島圭音(ふくしま・けいん)の名前の由来は、お母さんがケイン・コスギの熱烈なファンやったからやと、サンスポにも書いてありましたがスカイAのキャンプ中継番組「猛虎キャンプリポート2024」でも言ってました。
現在、22歳で身長は171cm、体重72kgの右投げ左打ちですので、ちょうど赤星さんにも似たタイプでしょうね。

まだ育成選手ですが、期待したいところですね。


手術明けの2人の投手の情報

次に同じく2月4日、沖縄県うるま市の具志川の2軍キャンプにおいて、髙橋遥人が捕手を立たせたままでしたが、20球をブルペンで投げていたそうです。
日刊スポーツによりますと、本人は「今日はそんなに」と自己評価は高くなかったが、和田豊2軍監督は「腕も振れて、他の横で投げている投手と遜色ない球」と評価。
当初はブルペン入りの予定はなかったそうですが、「状態がいいから、そこにいき着いてるわけで。今日入れたっていうのは、すごくいいこと」と順調な調整ぶりを認めていました。

なお、捕手の後ろから見学したドラフト1位・
下村海翔「高橋遥人さんの球がすごいなと思って、見入ってしまった。全てにおいてすごい。迫力もあった」と圧倒されていたようで、やはりプロの球の強さには、いろいろ想うところがあるのでしょう。
ファンとしても、開幕に間に合わせろとは言えませんが、今季中には復帰してくれたならばなあと思います。
シ-ズン中盤くらいから出てきてくれたら、阪神投手陣には鬼に金棒になるんですがね。

まあ、焦らせないようにもして欲しいです。

あとピッチャーでは、
大竹耕太郎が左肩のガングリオンの除去手術をしたという話が出てきました。
1月に行われていたそうでして、第1クールはブルペンには入らなかったそうです。
日刊スポーツによりますと、岡田監督はこのことについて、「(ブルペンは)次のクールから入るんとちゃうか。ちょっと慎重になっとったんやけど。そら全然心配ないよ。急がす必要もないしのう」と不安視する様子は一切なかったそうです。
ま、これくらいのことは、そんなに不安がることでもないのでしょう。
極端な話、大竹くらいの立場なら、オープン戦である程度投げられたら、開幕ローテにも入れるでしょうし。

デイリースポーツによりますと、ガングリオンとは神経組織でできた小さな袋状の嚢胞(のうほう)で、関節周囲に発生し、時折痛みや腫れを引き起こす。
治療には安静や抽出手術が用いられる、と書いてありました。

 

 

 

 

 

 



キャンプ1回目の休日に、ルーキーは何をする?

さて、最後にきょうのルーキーが何をしていたかが撮影されるのが、だいたい第1クール終わりのスポーツ紙の名物なんですが、今季は1軍にはドラフト2位の椎葉剛しかいませんので、彼が単独で撮影されたようです。
スポーツ報知からの引用です。

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【阪神】ドラフト2位・椎葉剛、休日も怪力披露でチョークがボキッ「うまくできた」…チョークアート体験
2/5(月) 14:00配信

 阪神のドラフト2位・椎葉剛投手=四国IL徳島=が5日、沖縄県・宜野座村の「道の駅・ぎのざ」でチョークアート体験を行った。

 5種類の候補から選んだのは、虎が鯛を持つもの。「めでタイから」と釣り好きらしい理由を明かした。 

 体験中はマウンドでの豪快な姿とは一変し、繊細な手さばきを披露。最速159キロの剛腕の力は凄まじくチョークが折れる場面もあったが、無事に約15分で完成させた。両端に連覇、日本一と記した力作に「思ったより上手にできました」と笑顔を見せた。

 工房にはリーグ優勝&日本一を達成した昨年のフォトコレクションが飾られており「自分が出せるものをアピールしていきたい」と決意を新たにした。

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道の駅・宜野座でのチョークアート体験になったようですね。
写真を見ますと、一瞬、くまのプーさんなのかなと思いましたが、よく観ればぬいぐるみのようなトラが大きなタイを抱えている図でした。
この椎葉という人は、趣味がおっさんみたいなところがあって、釣りなんやそうです。
おやつも自分の体重のことを考えてスルメイカを食べるのやそう。
(1月28日のサンスポより)
シブいですね。
ま、理由は高校時代に長崎県の島原中央高校にいたので、そこで釣りなんかを覚えたようなんですね。
中学時代くらいまでは、大阪は堺市南区にいたらしいですけどね。
幼少期からの根っからの阪神ファンで、憧れは
藤川球児さんとのこと。
160キロ前後は出せる剛球をなげる右腕ですので、即戦力になり得る期待のルーキーやと思います。
そう言えば、打撃投手に自ら志願したそうで、岡田監督も第2クールにそれをやってもらう予定と言ってたと思います
 

 

 

 

 



きょうはこのへんにしときましょう。

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