雨の母の日は、テルのホームラン祭り!阪神は今季最多安打・最多得点で大勝! | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

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20年以上ネットで発信し続ける大阪の阪神ファンが、ずっと観てるが故の分析をし、試合結果などの事実から、野球を観る上でのヒントをお伝えし、話し合います。

2023年5月14日の阪神タイガースは、甲子園球場での横浜DeNAベイスターズとの試合でした。
きょうも観客は雨具の用意をしながらの天候でしょうが、試合は行われました。
阪神としては連勝中と言うこともあり、やりたいところでしたでしょう。

さっそくスタメンから書いて行きましょう。


スターティングメンバー
阪神タイガース

1番(中)近本 光司
2番(二)中野 拓夢
3番(左)ノイジー
4番(一)大山 悠輔
5番(三)佐藤 輝明
6番(右)島田 海吏
7番(捕)梅野 隆太郎
8番(遊)木浪 聖也
9番(投)西 純矢

6番がライトの島田で、7番がキャッチャー梅野です。


横浜DeNAベイスターズ
1番(左)佐野 恵太
2番(遊)京田 陽太
3番(三)宮﨑 敏郎
4番(二)牧 秀悟
5番(右)楠本 泰史
6番(中)関根 大気
7番(一)ソト
8番(捕)伊藤 光
9番(投)平良 拳太郎

14時頃からプレイボールのデーゲームです。
中継番組の解説は下柳剛さん、岩田稔さんでした。
きょうはマザーズデイということで、球審の上半身やキャッチャーのプロテクター、選手によってはバットなどがピンク色です。
投手以外はピンクのリストバンドなんかもしてるのかな。

そこらじゅうに母への感謝を表すピンクがある試合となりました。

雨は最初はパラパラという感じですが強くなったり弱くなったり。
風はレフトからライトの浜風とは逆の風です。

=== 試合結果 ===


15対7で阪神が開幕以来の4連勝としました!

勝利投手は西純矢で、2勝2敗0セーブ。
敗戦投手は平良拳太郎で、2勝1敗0セーブ。

ホームランは佐藤輝明の6号3ラン(1回)・7号満塁(4回)、宮﨑敏郎の8号2ラン(3回)・9号2ラン(8回)、牧秀悟の6号ソロ(3回)と5本もありました。

観客数は42,79人 試合時間は3時間47分

=== 試合の流れ ===

都合で詳しくは書けませんでした。

=== 戦評 ===


母の日に、今季の開幕以来の4連勝で、単独首位に躍り出た阪神タイガースでした。
ここへ来て、首位のDeNAに対して3タテできましたね!
嬉しいですね!


きょうは序盤から点の取り合いで、3点差もあったのを逆転されてシーソーゲームになりそうな予感がしましたが、4回裏に佐藤輝明のグランドスラムが飛び出すなどして6点も取って、9対4と大量リードになって、むしろこちらが試合の主導権を取る展開になりました
結局はDeNAが16安打、阪神が21安打という乱打戦で、阪神が大量得点して打ち勝ったような試合となりましたね。


むこう先発投手・平良拳太郎こないだの対戦ほど制球もキレも良くなくかったですね。
初回から佐藤輝明が3ランホームランをライトスタンドに叩き込んでいました。
また、佐藤は4回裏にピッチャーが代わって、2番手の三嶋一輝からも初球の甘い直球を捉えたまたライトスタンドに放り込む満塁ホームランも打ちまして、きょうは打点をかなり稼ぎました。


こちら先発の西純矢初回は良かったように見えましたが、2回には制球が甘くなって打ち込まれる感じがありましたね。
球自体は強いというか、球質はわりと良いと解説されていましたが。

3回表は宮﨑敏郎にカーブを捉えられ2ランを打たれ、牧秀悟に甘い直球を捉えられソロホームランにされ、2者連続ホームランとなってアッという間に3対4と逆転されます。
微妙に甘いところに行くのと、ストライクをそろえすぎるのがあると解説されました。

ただ、4回裏でしたね。
1アウト2塁の状況で西純矢自身が打席に立つと、センターまで抜けるヒットを放ち、1アウト1・3塁にチャンスを広げるバッティングを見せます。
その後チームは逆転し、大量リードをするほど勝ち越しましたね。

まあ、4失点もしているので、投球自体は全体的には褒めるわけには行きませんが、試合の流れは作って、5回を投げ終えてから降板しました。
結局、西純は5イニングを80球で投げ、11安打もされての1与四球・無与死球、3奪三振での4失点。
勝利投手にはなったんですが、ホロ苦い登板でしたでしょう。

阪神の2番手投手の及川雅貴特に2イニング目となった7回表に制球の悪いところが出ました。
四死球を2つ与えたりで、1アウト満塁のピンチを作ってしまいました。
ピッチャーは3番手の加治屋蓮に交代しますが、加治屋もソトに一二塁間破るライト前タイムリーヒットを打たれ、9対5となり、またピッチャーは交代、4番手の岩貞祐太が投げます。
岩貞は代打・戸柱恭孝をセカンドゴロダブルプレーに打ち取り、ピンチを脱します。

阪神打線はその裏の7回裏に今季の防御率が0のはずのDeNAの5番手・森原康平を4連打するなど打ち込みまして、2得点。
さらに四球を挟んで、
大山悠輔にもレフト前2点タイムリーが出まして、2得点。
DeNAのピッチャーが6番手・
石川達也に交代したんですが、さらに梅野隆太郎にライトへの犠牲フライが出て1得点。
14対5と、この回までにしましたね。


8回表は阪神のピッチャーは5番手の浜地真澄となってましたが、宮﨑に変化球を打ったレフトスタンドに入る2ランホームランがまた出まして、14対7とされましたが、8回裏にはまた大山にセンタまで抜けるタイムリーヒットが出て、15対7とします。

結局、とにかく打ち合った試合になってしまいまして、DeNAは16安打しての先発野手全員安打でしたし、阪神のほうは21安打で、西純矢もヒットを打ちましたんで、先発選手全員安打ということでしたね。
きのうまで今季の阪神打線は最多で19安打でしたから、それを超えたチーム安打数でした。
得点も今季の最多得点15に並んでの大勝ということでした。

 

 

 

 

 

 

 


きょう目立って活躍した打者は、まずは7打点した佐藤輝明でしょう。
6打席で2安打(2つともホームラン)で1四球でして、1試合で7打点は自己最多と言うことのようです。

やはり佐藤輝明が打ち出すと打線全体の破壊力も違いますね!
きょうはピンク色のバットで打席に入っていたんですが、デイリースポーツによりますと、佐藤輝のバットはグリップ部分が元の木のままで、中央からヘッドにかけてピンクにペイントされていために、この色合いがグリコの定番商品「いちごポッキー」に似ているとネット上では指摘され、話題になっていたそうです。
近本光司もピンクバットを使用していたんですが、こちらは全体がピンクだったためあまりそういうツッコミは見られなかったとか。
佐藤輝にはきょう大活躍したために、このバットを使い続けろという意見も多いのですが、どうやらNPBの規則ではこの色はきょう母の日だけ特別に許されていたのやそうで、普段は使えないのやそうです。

あと安打数で言うと、
近本光司が6打席4安打1四球で1打点。
シェルドン・ノイジーが5打席で3安打1四球。
大山悠輔が6打席で3安打1四球で4打点。
梅野隆太郎が5打席で2安打1犠飛の1打点。
島田海吏が5打席で2安打。
中野拓夢が6打席で2安打の2打点。

などなどですので、いかに阪神打線の勢いが止まらなかったかと言うことでしょう。
梅野とか島田とか、あんまり調子の良くなかった選手も、きょうは打ててますね。

そういうことを踏まえながら、きょうの岡田彰布監督の一問一答をご覧下さい。
スポーツ報知からの引用です。

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(テレビ会見)

―先発全員安打で今季最多の21安打

「雨の状況が悪い中で、みんな集中力持って、打席に立ったんじゃないですか」

―佐藤輝に2本のホームランが出た

「初回のホームランでいけるかなと思って。西純が、ああいう感じになったんですけど、(4回)満塁でね。あれで決まったようなもんですけど」

―佐藤輝は明らかに調子があがっている

「まだ、ちょっと内容的に悪い打席はあるんですけど。まあ、これは3回に1回、ヒットを打てばいいというか、バッターの宿命なんで。そういう意味では、すごく調子が上がってきているとは思いますね」

―湿りがちだった打線全体が打った

「ちょっと、大山は心配だったんですけどね。皆につられて1本出たら、ああいう形(3安打)になるというのはね。点差開いてても皆、最後の打席まできっちりとしたスイングというかね、大雑把にならずにやった結果だと思いますね」

―大山、佐藤輝は最後まで出続ける

「そらまあ、彼らは勝ってても負けてても代えないです」

―西純の投球について

「いやー、まあねえ(笑い)。どう言うたらいいのか。ちょっと(大勝で)忘れてしまいそうな感じになるので。ちょっと、引き締めないといけないですね。今日の展開で5回でね。球数は80(球)にいってなかったんだけど、内容的にもね。5回も2死から連打とか。ちょっと、あんまり良くないですね」

―母の日でグラウンドにピンク色が目立っていた

「前の(監督の)時も毎年、こういうのがあったので、久しぶりに思い出しましたね」

―DeNAに3連勝。チームとして4連勝で単独首位

「いやいや、まだ全然、試合数もたくさん残っているので、そういうのは意識せずに。まあでも、開幕から調子が悪い選手とか、梅野とかもそうですけど、徐々に上がってきたし、調子がいい者は持続してちゃんとやってるんで。このままいい形を崩さないようにね。1試合1試合、やっていかないといけないですね」

(囲みの前に一人語りで)

「ちょうど4時間やな(笑い)。言うた通りやろ、今日は4時間ゲームやって。なるよな、おーん」

(ペン囲み)

―当たりが出ていなかった選手も含めて打線が活発に

「そうそう。梅野が最初に(安打が)出てな。大山は最初、力んでなあ。やっぱり、皆につられて1本出たら、あないして3本までなるんやもんな、結局は。やっぱり、1打席1打席、大事に打たなアカンいうことやろな」

―佐藤輝は一塁ゴロから良くなった

「昨日も最初ファーストゴロやったやろ。ああいう凡退をしないとな。凡退でもいい内容の凡退と、どうしようもない凡退があるやん、やっぱりな」

―良くなっているのは、キャンプで助言したようにポイントを前で捉えているから

「そうそう。ポイントが良くなって、前で捉えられてるからファーストゴロになるんよ。だって、開幕からファーストゴロは(あんまり)なかったやろ。結局、アウトのなり方も悪かったもんな、内容もな。バッターは刺されるのが一番つらい。刺されるいうことは力負けしているということやな、ポイントでな、結局。自分のポイントよりも差し込まれてるいうことやから、ピッチャーのボールの方が上やということやから、それが一番、つらいよな」

―梅野は監督が言われているようにコンパクトな打撃が

「今日はえらい、ラクに構えとったやんか。昨日、一昨日までこんなんしてこんなんしてやって。遅れるいうてるのになあ」

―そのアドバイスも昨日、伝えたのか

「おーん。だからもう、そんな構え、バットに力入るからな、逆に。普通に打ったら、あないしてな。最初でも外のボール、ポンとやったらライト前にヒットなるわけやからさ。コツをつかめば、ヒット出た時なんか、簡単に出てるように思うんよ。そういうもんやんか、バッティングなんか。なんぼ考えて考えて打っても、ヒット出んとき、いっぱいあるけどな。そういうもんや。そこをやっぱり、自分で感覚でつかめばええんや」

―4回の攻撃で、西純に代打は考えなかった

「いや、そんなん全然、考えへんよ。こんな雨やし、いけるだけいかそうと思っとったよ、あの時点では」

―悪天候の中での投球で苦しんだ。次は

「なあ。ちょっと、わからんもんな、これなあ。ファームで待ってるピッチャーおるんやけどな。どういうふうに、見とったやろな、今日。フフフ。まあ、それはもうちょっと考えなアカンわ。まあ、来週」

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きょうもかなり饒舌というか、よくしゃべった岡田監督やったようですね。
まあ、西純の内容が良くないのはあるんですが、勝てば僕らファンも嬉しいですね。
DeNAもここへ来て投手がちょっと崩壊気味ですね。
そりゃ、いつもいつもは抑えられんとは言え、被安打が多すぎですわ。
こちらの勝因と言ってもそういうむこうの不調も含まれるので、阪神としてもそんなに喜んでばかりはいられませんけどね。


きょうはこんなところでしょう。

いつも読んでくださってありがとうございます。