さっき
近くのスーパーに買い物に行ったときの出来事。
冷凍ものを買ったので、ドライアイスを入れようと、袋詰めテーブルの上に お買い上げ商品とエコバッグを入れた状態のカゴを置いたまま 斜め後ろ側のドライアイス機のところに行っていたんだが
ドライアイスを入れた袋の口をしめつつ、買い物かごの方に向き直ったら
さっきはいなかった ちょっとふくよかな40代半ばと思しき女子がオラのかごの隣に自分のお買い物かごを置き
で、段ボール箱にお買い上げ商品を入れようとしていた。
が
なぜかオラのかごの中のエコバックを手で寄せて
さらに
オラのお買い上げ商品(雪国まいたけ)を自分の段ボール箱に入れようとしていたんである
咄嗟に
「これ、私が買ったモノなんですけど」と、オラ
すると
「あ、すみません! 間違えました!」と、その女子
えーー!!!
なになに?
ドロボー
と、思ったんだが
振り向きざまの彼女の顔をみたら、めっちゃ優しくて良い人な顔をしていたんである
まさかこんな人の良さそうな顔をした人が、ドロボーするわけがない。
と、オラは思った。
その証拠にというか、なんというか
彼女はそのままオラの向かいで商品を箱に入れていたし(たぶん、ドロボーだったら決まり悪くて場所を変えるはず)
何より
すこししたらその方のお父さんと思しきおじいちゃん(70代後半か)がやってきたんだが、そのおじいちゃんもまためっちゃ優しそうな顔の人だったんである。
お母さんも、わんさと買ったかごを持って、同じテーブルにやってきたんだが、やはりお母さんも優しい顔立ち。
こんな善人顔をした親の子がドロボーであるわけがない。
…が
だとしたら
なぜ、エコバックをわざわざ寄せていたのだろうか…
いや
でも
あんなに優しそうな柔和な顔の人が…まさか
しかし
古今東西人は見かけによらぬもの
などと
払しょくできぬモヤモヤを残しつつ店内を後にしたオラだった。
そーいえば
一昨日のこと
夫の会社に用事があっていったら
「すみません、お金もスマホもおとしてしまって(あとでお金返すので、商品を提供してほしい)」という30代と思しき男子が事務所にやってきた。
なにやら
近くの交番にも行って相談したようで
近所のわが店舗で直接お店の方と相談してみてくださいと、言われたとその男子。
パッと見でしかわからんかったが、感じの良さそうな男子という印象だった。
まさか、無銭なんとかをしそうな輩には見えなかったんだが
その男の話を聞くやいなや
「うちはそういうのやってないんだよね」と、ちょうど事務所に居合わせた義父が一刀両断。
男はそのまま素直に引き下がったのだった。
義父いわく、入ってきた瞬間から「こいつは胡散臭い、嘘を言っているってわかった」と…
瞬時にそんなことまで、オラには察知できなかったよぅ…
むしろ、パッと見は感じ良い人にさえ思えたし…
すげーなー
だてに高度成長期からバブル崩壊等々、時代の荒波という荒波を超えてきちゃいないね~
1日トータル3トンの荷物を荷台にのっけて運搬しちゃいないね~
義父リスペクトである
それにしてもオラ
国際ロマンス詐欺にも遭わず
高価な壺を購入することもなく
よくこんな感じで今のいままで世の中を無事に渡り歩いてこれたもんだな、と思ったり
いや、考えてみたら
高額な印鑑を買ったことを筆頭に、意外とあるかも、そーいば…
しかし
負け惜しみをいうようだが
そうだとしても、こうして無事に毎日を過ごせているこの奇跡
そうだ、もはやオラの何気ない毎日とは、奇跡の連続と言えるのかもしれぬ
神様いつもありがとう
守ってくれてありがとう
こんなオラだけど、いや、こんなオラだからこそ、見えない守りはきっとかたいと信じつつ、日々無事過ごせていることに感謝である
あぁ、お花畑…