占いは嫌いではない
むしろ好きなほうだ。
友人にも、占いが嫌いではない。
むしろ好きなほうだ。
ってタイプが多い。
だが
人生で最初にできた友だち、つまり、おさななじみは
そんなオラとは違い、幼少のころから今に至るまで、全然占いには興味はないようである。
占いもそうだが、いわゆる、スピリチュアルな世界に対してとんと興味のない様子だ![]()
オラが占いなんかの話をすると
「あんたも好きねぇ」
と、カトちゃんみたいなリアクションで聞いてくれる
たしか、小学校高学年の頃だったように思うが
テレビで映画『チャンプ』を見てものすごい衝撃を受けたことがあった
結末がとにかく悲しすぎるストーリーで、小学生の自分には受けとめることのできないくらいやりきれない思いでフラフラになり、まさに、ノックアウト状態になっていたのだった
あまりにもいたたまれず、次の日、オラはおさななじみに苦しい胸のうちをぶちまけた。
「チャンプは死んじゃったけど、絶対に天国でT.Jのことを見守っているよね!ね!ね!」
半泣きで必死に訴えるオラ
「うーん、でも、死んじゃったからなぁ・・・」
と、おさななじみ・・・。
「人って死んだら生まれ変わるよね、だから、きっといつかまたお父さんのチャンプとT.Jは会えるよね!ね!ね!」
と、激しく同意を求めるオラ![]()
「それはないんじゃない」
と、冷徹なおさななじみ。
「だって、だって、死んだらお葬式とかするじゃん!ちゃんとお経とかあげるじゃん!」
と、無茶な理屈を並べ、相手にせまるオラ![]()
「じゃぁ、お寺のお坊さんとか、神父さんとか、神主さんは多分生まれかわるかもしれないけど、オラたちみたいな普通の庶民はないって」
と、さらに超クール。
チャンプはなぜボクサーに復帰しちゃたんだ!
お坊さんとか、神父さんとか、神主さんになれば、また生まれ変わってT.Jと会えたかもしれないのに・・・。
と、チャンプの再就職の選択ミスを悔やむオラ。
ん? 待てよ。
それじゃつまんなかったかも、この映画・・・。
などと、それからしばらくのあいだ複雑な思いを抱えさせられることになった衝撃作『チャンプ』。
このときに、おさななじみと自分とでは、そういう感覚が違うんだなぁってことを痛感させられた。
ちなみに、死んだらそれでおしまいだ。っていう彼女の回答がどうしても腑に落ちなくて
「じゃぁ、先生に聞いてみようよ!」
って、ことになって、その後、先生に質問したはずだが、今思い出そうとしても、なんて答えてくれたのかよく覚えていないのが残念でならない。
占いもオーラの泉もまったく信じない彼女と、そればかりか、宇宙人もUFOも「あると思います」のオラ。
信じるもの性格も全然違っている彼女とオラ。それでも今だに仲良くいられるのは、やっぱ、「みんな違ってみんないい!」からか
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