あーばぁちゃん関連のボックスをひとつ、整理した。
特に意味はないが、時々突然にスイッチが入るのだ。

きっかけは、探し物。
医療&介護の合算サービス費とやらが支給予定とのことで
その添付資料として通知カードの写しを提出しなければいけなかった。
(マイナンバーカード作ってないので)

はて?
通知カードってどこにしまってたっけ?

あーばぁちゃん関連の書類ものは
すでにある1区画にしか保管はしていない。
 
ただ、この中からあのカードがどこにしまってあるのかを探し出すのは
ちょっとばかし骨が折れた。
と同時に、こうやって少しずつ忘れていくことを再自覚した。

公的な、重要な書類である。
さぞかし、わかりやすく~ かつ落ちたりしないように保管してあるはず。
ならば、ここだ!と役所関係のファイルを開く。


ありません…。

ならば、とっちらかって医療ファイルにあるのか?

もういい加減いらないかなと思いつつ…
過去の検査結果とか入院履歴の詰まったファイルを捨てられないでいる。

病院についていくようになった当初は、これがわからなくて困ったのだ。
親の病歴や通院履歴を、娘というのはどこまで知っているものだろう。
娘として劣等生であった私は、付き添いで行ってるにも関わらず何も答えられず
その後は、母データを何一つ捨てられなくなったのである。
 
それらは要所要所で、役に立った。
訪問医がエリアごと変わったり(なぜか再説明が必要だった…)
特養入所の事前打ち合わせのときも、看護師さんに
説明するより、いっそそれらを見せる方が早かったからだ。

まったくそんなところにあるわけないというファイルまで
全て全ページめくった✖2周行ったところで
ふと見るとその下の棚にも、あやしい透明の100均BOXがあるじゃないか。
黒いファイル1冊と、雑貨がごちゃごちゃと入っている。

怪しい…。

黒いファイルを開けると、いの一番に通知カードが出てきた。
プラス、住民基本台帳カードだ。

そうそう!
この2つをセットで保管していることは覚えていましたよ!
絵が浮かんでいたので、それを探していたんですよ!
でも、こんなところにあったなんて…。


無事、申請書を記入&通知カードコピーも入れ終わったところで
発掘されたBOXを処分すべく、ガザゴゾしてみる。
そして、出てきたのがこれだ。
なんだろ?
 
 

新聞社のプレゼント企画に応募して当選した見守りGPSの機器。
1年分の通信料無料クーポンもついている。

軽い!36gだそうだ。
これを本人が持っていると、スマホでいつでも居場所を確認できる!という優れもの。
子どもちゃんにもよさそうだ。
よく行く場所への出入り通知や移動履歴等々、いろんな機能があるらしい。

でも、残念ながら出番がなかった。
これに当選したのは確か2020年で、外出そのものがなかったのだ。
もちろん、あーばぁちゃんはコロナなんておかまいなしで
自由に外出を試みていたけれど、どういうわけだったか…
この見守り機器を試すことはなかった。
せっかくいただいたチャンスをふいにしてしまって申し訳ない。
 
ちなみに
黒ファイルの中には、区のサービス案内が入っていた。
「徘徊のあるかた」「位置情報専用端末機の貸出」だそうだ。
申請書まで印刷済みだ。
当時、よっぽど頭の痛い問題だったんだなぁ~。
 

 

 

毎日が感謝。ありがとうございます。

 

にほんブログ村