完全にコロナ禍真っ最中での入所だったため
特養での面会は、ずっとずっと寂しいものでした。
 
最初は、
完全隔離された状態から
(私がビニールハウスのようなところにはいり、あーばぁちゃんが会いにきてくれる)
2023.4月には、ロビーで机に一緒に座って話ができるようになりました。
ただ、この時もまだ月に1回15分という制限があり。
 
人によっては、屋外散歩も許されるようになりました。
スーパーなど人の多いところには行ってはいけませんという条件付きで。
 
 
 
いつもロビーの机の上に、かわいい花を飾ってくださっています。
 
 
 
夏過ぎだったかな?
月に2回で、時間も20分に延びました。
 
そしていよいよ、2024年からは面会場所が増えました。
居室での面会が可能となったのです^^ パチパチパチ~
 
月2回20分という時間も変わらないのですが
あーばぁちゃんのようにロビーに出てこられない方もいらっしゃると思うので
これは、なかなか朗報なのではないでしょうか。
 
でもね。
娘まるちゃんは、これまで通りロビーでの面会とさせてもらうつもりです。
理由は、いくつかあり。
 
ひとつは、回数や時間が変わらないので居室での面会の意味が見いだせず。
1時間とかになる日を楽しみにしています。
 
もうひとつは、まだまだやはりコロナ&インフルを持ち込んでもいけないし
万一、私ももらいたくない。というのがあります。
特に冬場は、私自身も繁忙期なので…万一は避けに避けたいのです。
 
さらに、もうひとつは。
帰りやすい今の環境を続けたいのです。
100%ではないですが、かなりの確率であーばぁちゃんがいう事にゃ
 
『あんた。どこ、行くの?』
そして
『いつ帰ってくるの?』
 
これは、入所前に繰り返し繰り返された会話です。
「仕事行ってくるよ~」 で、しゃぁないと諦め
「〇時頃帰るよ~」で、少し安心し
「〇〇をお土産に買って来るよぉ~」で、ご機嫌になってくれたもんです。
 
 
差し入れを出したり、入れたり作業してもらいます。できなくなってる事があるのもよくわかります。
 
 
面会に行くって楽しいことばかりじゃないですよね。
元気に暮らしているのを見て安心しつつも
手をかけてあげられない現実に引き戻されて
その選択をしたのは自分だという罪の意識もよみがえります。
 
その上、後追いされた日にゃ…
正直、泣きたくなります。
 
なので、居室での面会だと
居室は完全に彼女の今の日常なので
そのエリアに入ってしまうことの怖さがあるのです。
 
私がいなくなって、次に来るまでに
あーばぁちゃんが「まるちゃん、〇時に帰るって言ったのに…」ってなることはないでしょう。
おそらく。
でも、不安そうな泣きそうな顔を見るのが
どうしてもつらくなることがあります。
 
2024年最初の面会でも、最後に言いました。
「仕事行ってくるよ~」 
「6時頃帰るよ~」
うなずきながら、前のめりで見送ってくれたのですが
 
「今日持ってきたイチゴ、みんなで食べてねぇ~」と言ったら
思い出したのか…
振り向いたら、後ろ手でバイバイしてました。
おいっ(笑)
 
子どもちゃんが保育園で大泣きするのと違って、あっさりしたもんですわ。
北風ピープー吹かれながら、娘まるちゃん帰りましたとさ。
 
 

 

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