いつからか、ランチ弁当が定着しております。
こどものいない娘まるちゃんにとって
多くのお母さん方が経験される
十数年間のお弁当づくり生活を経験していません。
20代のころ、お世話になっていた先輩が
はじっこ弁当と名付けたご自身のお弁当を
笑いながら、見てみて~と見せてくれたのを思い出します。
野菜のお肉巻きでも、卵焼きでも
全部はじっこなのです。
はじっこどころか、かけらやん!と、憎まれ口をたたきながらも
実は、その愛あふれるお弁当がうらやましかったです。
さて、そんな愛情たっぷりではないものの
おじーさんに近づいてきて、夏がすっかり苦手になったボス(夫)に
コロナでますます飲食状況が難しかったこの数年もあいまって
定着してきた弁当生活なのですが
彼はずっと不満に思っていたことがあったのです。
●仕事場のお箸入れ、箸2組と3組(右側輪ゴム止め)を分けました。
仕事場の箸入れには、5組の箸が入ってます。
塗り箸3組と、高級割り箸(まだ使えるから、捨てられなかった)が2組。
乱雑に入っていたのですが
『使うお箸だけにしてほしい』と言われたのです。
そんなん自分でやったらいいじゃん?
なるほど~と、思いました。
私は別にすっと取れるので、全然問題に思っていませんでした。
塗り箸は、ほぼほぼ茶系ですが
よけた1組はロゴが入ってるし
毎日使う2組もつるんつるんと、なみなみしているタイプ。
特別、難しいことはありません。
でも、ボス(夫)は毎回面倒に思っていたようです。
毎回って言ったって、毎日ではありません。
日々は、私が弁当箱の上に乗せているし
私が不在時か、今回の様にお茶を入れている間に
気を利かせて自分がやりだしただけのこと。
何か、ご不満でも(笑)?
そんなん自分でやったらいいじゃん?
自分の心の内は封印して、使わないけど使うかもしれない箸は
輪ゴムでぐるぐる止めて、よけておきました。
そんなんいつ使うんじゃ!というお叱りも聞こえてきますが
なにか取り分けたりするときに
使うこともあるんでございますよ~(笑) 本当かっ?
今回は、仕事場でのエピソードでしたけど
こうして、じーさん・ばーさんになる準備が
日々の生活のあちこちに潜んでいるんだなぁ~と思いました。
そして、それは決して今回のように
口に出して解決されることもなく
ただただ、不便としてスルーしていってしまうことも多いだろうと想像でき
目配り、気配りしながら生活していかんといかんなと
思った次第であります。
毎日が感謝。ありがとうございます。
