遺言書がなかったばっかりにガーン
ということは、よくあるらしい。

こどものいない娘まるちゃんの場合
法定相続人というのは
配偶者と兄弟ということになる。

ガーン

娘まるちゃんが死んだ場合
夫と、兄が法定相続人。

ガーン

それって、どうなん。
年老いた母がいても連絡ひとつよこさず
前回あったのは、叔父の葬式2017年夏。
すでに、3年半が過ぎている。

ガーン

そんな人と
嫁が死んだからって
会って、打ち合わせしてって
我が夫にそんなことさせるのも酷だ。
わたし抜きで(笑)



兄弟には遺留分はないらしい。
だからといって、なんの手続きもなしに
夫がすべてを自分のものにすることはできない。

遺産分割協議というものをしなければいけないらしい。
誰が何をもらうか?
もらわないことも含めて
全員の合意がなければいけないらしい。


兄弟に遺留分がないなら
合意もいらないじゃないか。
それと、これは、あれなのか?
ギャフン。


娘まるちゃん亡き後
葬式でまさかそんな話もできないし、
別の機会に席を設けるのだろう。

兄からすれば
妹の残したものはありますか?
なんて連絡してくることはないだろうけど

夫からすれば
前もって協議をしなくてはいけないことが
わかってるから召集しなくてはならない

それは煩わしい。
しかも、今より年をとってるわけだし。
ますます、疎遠になってるわけだし。


結局のところ
遺言書しか、その解決方法はないわけで。

遺言書があれば
遺言執行者に夫がなっていれば
葬式以降、兄に会わなくてすむのである。


 

55歳になったら遺言を書きなさい

● 遺言書を書いた後に読んだ本

自分に関係することって一部だけど

全般わかりやすい本だったので、オススメ。

1冊読んでおいていただきたい。



公証役場によるのか

公証人の先生によるのかわからないけど

あーばぁちゃんと私の遺言書は雰囲気が違う。


私は、家計簿はつけないが1年に1度

持っている貯金残高を集計してみる。

多少なりとも増えていれば、ふふっと

ほくそ笑んでいるのだ。

怖いニヤリ


なので、そのリストを持っていったせいも

あるのかもしれないけど

全銀行名が番号をふって遺言書に記載されている。

解約しようと思っているゼロ円通帳も載ってしまった。

逆に、今後増える場合も考えて

その他一切の的な文言も付記されている。

不動産なんかが増えても大丈夫らしい。


あーばぁちゃんの場合は

金融資産一切みたいな、かなりシンプルな書き方だ。



公正証書遺言の手数料は

持っている資産金額による、

でも、不思議なことに自己申告制だ。

残高証明を出すわけでも

通帳を見せるわけでもない。

なんともざっくりとしたころでビックリした。



そんなわけで

子供がいても、いなくても

夫が先か、妻が先かわからないけど

財産があっても、なくても

遺言書は書いておいた方がよさそうなのである。


よくよく考えたら

自分が残していく財産の配分について

なにも考えもせず、記録に残さないのも変だ。

法律の決めた配分に従うのも変。

すべての家族の数だけ

すべてオリジナルなケースなわけだから。



娘まるちゃんも、夫を先に見送るようなら

遺言書を書き換えることになるだろう...

そう考えている。

法定相続にんではない誰か特定の人を

指名することになるのかもしれない。


知力

気力

判断力

決断力

そして、実行力があるうちに再考すべきであ~る。