あーばぁちゃんが認知症検査をしている時
娘まるちゃんにも、プリントが3枚渡された。
その一つが、これ。
バーセルとは、作った先生の名前らしい。
Barthel Index
バーセルインデックス
生活の動作の中における
食事・移乗・整容・トイレ動作・入浴・歩行・階段昇降・着替え・排便・排尿
の項目についての評価
配点表を見ると
0点・5点・10点・15点
与えられる選択肢も配点も
若干無理がある評価方法に感じるけど
現在のADL状態を
誰でも、短時間で
簡単に把握することが目的だそうなので
これは、これで。という感じ。
◆食事
これは、自立10点でいいかなぁ。
「手の届くところに食べ物をおけば摂食可能」
手の届くところどころか
トイレの生き返り、キッチンや冷蔵庫を
あさってるぞ(笑)
「適切な時間内」とは、どのくらいかしらん。
かなりゆっくりにはなってきています。
気を付けて、食べてるんだろうな。
◆移乗
これは自立は難しい。10点かな。
人間による介助はいらないけど
てすりや支えがないと立ち上がりはできない。
座るときも、どうしても支えを探してしまう。
今、リハビリの先生と猛特訓中なのが
どす~んと座らない。
ゆっくり静かに座ること。
あーばぁちゃんは、ベッドが椅子なので
マットレスが吸収してくれるが
確かに、椅子の場合は腰にくるもんね。
ベッドに横になるとき
限りなくハジッコに寝ている。
ずずずっと、ずれることが苦手なのだ。
時おり、足が落ちてる。
◆整容
これは、技術的にはできる(笑)
が、認知症が邪魔をする。
化粧水を頭にぬり
ヘアクリームを顔に塗る
私のヘアスプレーを使ってリーゼント
任せるとえらいことになる。
ので、お膳立てすることになるが
いつも思うのは、どこまでやっていいのか?
そこに悩む。
できないと思って手伝うんだけど
できる機会を奪って可能性はないのか?
自立5点ってことで。
◆トイレ動作
これは自立の10点でいいかな。
てすり使用はOKっていうことなんで。
排尿・排便コントロールは別項目あり。
◆入浴
これも、全介助ではないので
自立5点でいいかな。
浴槽への出入りは、まったくできないけど。
◆歩行
平地・45m以上
この条件なら、まったく問題ない。
100mを超えて、2~300mあたりから
座りたい~とか、始まるけど。
やっほ、自立15点です。
◆階段昇降
段数が問われないという前提では
自立10点でいいかな。
足の筋力もだけど、心臓の関係で
階段は基本NG
ゆっくり頑張ったとして
どのくらいの階段をあがれるのか?
どうなんだろ。
◆着替え
これは、部分介助の半分以上なら
自分でできる~ ので、5点。
下着・ズボン・靴下のとっかかりが苦手。
被り物の上着は、背中でまるまっちゃって
リカバれない。
◆排便コントロール
◆排尿コントロール
これは、時に失禁ありなので、ともに5点
合計点は、80点。
85点以上が自立ということなんで
ほぼ、いいかな。
もう少し細かくて
認知項目も評価できるものもあるそうなんで
時間があったら、それも見てみたいな。
できるADLを最大限に評価するという
バーセルインデックスの話でした。

