久々の老年病科受診

認知症に関するテストや薬には
極力、近づかないようにしていた。
そこを気にしすぎてもいけないと思ったし
薬は単純に怖かったから。

前回やった長谷川式のテストは、2016年。
それ以前は、20点台だったそうなんだけど
この時、初めて19点だった。

在宅につなげるため、大学病院からサマリーが出て
介護・看護関係者の目に触れることになり
その点数に驚いた専門家に
若干の不振？不満をいただくことになった。
この家の中の状態みれば、ある程度わかるよね・・・と思ったのだ。

いくつもの、認知症であろうポイントは
主に台所を中心に、散りばめられていた。
買い物もしかり。
ヘルパーさんの記録には
「特別お変わりありません。」が、毎日続いていたし
ケアマネさんからは、対応に苦慮した際にしか連絡がなかった。

とはいえ、娘まるちゃん
それまで、まったくといっていいほどの無関心娘だったので
わかるはずの『家の中』すら、自分自身が見てもいなかったのだ。
切り取った時間でしか見れない専門家に
文句も、希望も持てる立場ではなかった。

これは、いいきっかけで
認知症、初任者研修など自分に必要になるであろう勉強をした。
介護の道に進む予定も気概もないんだけれど
知識の部分の早道は、資格試験だと思っている。
体系的に学ぶことは基礎力をつけてくれる。

基礎力がつくと
医療系、介護系、介護家族系の書籍が取捨選択できるようになる。
頭にはいりやすくもなる。
何を受け入れたらいいのかも、考えやすくなるのではないかな。

帰りのタクシーの車窓から


今回、大学病院の老年病科を受診したのは
行政を超える引っ越しをするため
新しいケアマネさんから、具体的な状況を知りたいと要請された。
専門医の診断結果が必要なわけです。
なるほど、ケアマネさんもそこからスタートしないと
なかなか難しいんでしょうね。
家族が
認知症です、こんな状況です。って言ったってねぇ。


私も訳あって、自分自身がこの長谷川式をやったことがある。
でも、あーばぁちゃんのテストに同席したのは初めてだ。
認定調査のミニテストを受けているのは、見たことがあるけど。
そういえば、今回一切振り返らなかったなぁ。
真後ろにいたから、娘がいるのを忘れちゃってたのかしら。

日付を聞かれた時は
先生のパソコン画面をあちこち探していた！
天才だっ！
そうよね、右下とかに時間とか日付とかあったりするわぁ～。


忘れちゃうので
あーばぁちゃんの答えをメモしながら・・・

へ～とか
ふぅ～とか
一喜一憂してました。
 

ほらね、もう振り回されてるでしょ
 

毎日が感謝。ありがとうございます。

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