講演会、その前に。

講演会に行く日は、通常であれば風呂ケアの曜日だ。

買い物と風呂＆洗濯で、４時間コース。

いつも通りの時間では全く間に合わない。
だから、いつもより早く行く。
あーばぁちゃんにしたら、ご迷惑この上ない(笑)

いつもより早く起こされた挙句に
開口一番『今日は１２時半にはおいとまします。』と、来たもんだ。

ところが、最近のクリアなあーばぁちゃんは違う。
一度言われたこのセリフが残っている。

　あなたが帰るときまでに、爪を切りたい。
　あなたが帰るときに、一緒に〇〇をしたい。

枕詞に「あなたが帰るとき」がついている。
なにやら娘は忙しいらしいよとインプットされてるんだね。
だったら、用事は頼まないでくれ(笑)

とはいえ、お風呂ばっかりは
『サクサクお願いします』ってわけにはいかない。

唯一といっていいくらいの、お楽しみなのだ。

住宅の決まりで、お風呂タイムは１０時からなので
それまでに、できる限りのことをしておく。
１０時の時報とともに、お風呂オープン～^^

ドキドキしていた洗濯の順番もうまくいき…
（ちょっと順番を間違えると、無駄な時間を過ごすことになる）

（いつのまにか、ほかの方が使っているときもある）

　　＊実は、万一間に合わなければ洗濯は翌日回しにしようとたくらんでいた。

爪切りもやった。
坐薬もやった（快便だった）

しかし
しょうもないおしゃべりがちょいちょい入る。

これは、きっと私が悪い。
いつも通りのおしゃべりに付き合う気持ちの余裕がないのだ。
うるさいなぁ～と思ってしまっているのだと思う。

だから、私はあーばぁちゃんの後に予定を入れないようにしている。
だけど、こうして時折は用事が入ったり、仕事が入ったり。
スケジューリングに工夫が必要だ。

しまいには
　『娘まるちゃんのコートが、ピチピチで変！』
とか、言い出した。
悪かったわね、おデブちゃんなのよ(笑)

なんとか余裕目に出発できた！やった！
駅そばとか食べられちゃうかも～
　と、安心してたら寝落ちした。

あっ
間違えてる？
何故私は京急蒲田にいるのでございましょうか。

　　　　　　　　慌てて戻るところ。間に合うのか？講演は１４時からです。

果たして間に合うのか。
事務局の方からいただいたメールを読む。
あぁ、乗り換えを間違いないようにと書いてある。
わざわざ書いてくださっているのではないか。
その通りのことをやってもうた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ここから１２分かかります。

リカバれるのか？

予約制の、しかも有償の講演だ。
事前お支払いならまだしも、当日のお支払い。
遅れてしまっては、大変申し訳ない。
当日緊急連絡用の番号を記載してくださってるけど
ギリ間に合うということで、無連絡でこのまま向かっていいだろうか…

講演開始３分前に、ホームに滑り込む。
ダッシュをして、気づいた。
あっ、今私ってば体力ないよね。。。
しかも、最後の最後は階段のみ。次々と後ろの方に抜かされる。

滑り込んだ会場では、すでにお話が始まっていた。
どうも、すみません。

あーばぁちゃんの協力もむなしく…
アホな娘まるちゃんの寝落ちによるちょい遅刻。

オチもない話で、長々と申しわけない。
心に誓う。
スケジューリングには、余白を。
そして、電車では座らないこと(笑)