実家との付き合い
「野菜あるか?」今日も母から電話。いつもお決まりのセリフ。私の育ちは、習い事や学業の他について、しつけられたり、教え込まれたり、経験させてもらったり、あまりそんな感じはなかった。学校の成績のような、他人と比べる物差しのあるようなところでは、時にヒステリックにも、教育に関心を持つ。だけど、料理裁縫のような、うちの中だけの事・・・・・女の子は将来出来た方がいいというようなこと等、他人の評価のないものは、特に教え込もうとかは無かった。世間体とかの類いで、子供への関わり具合が違う。私の子育ても、実家に出入りして、よく見てもらったなというのも、結局は、第一子の就園前まで。私の両親は、第一子幼稚園入園を境に、子連れで私が実家によることを嫌った。「私らも年やから」「知り合いの●●さんも、孫は見ないと言ってるわ」家を建て、校区の違う小学校に通うことになった長女は、引っ越し後、「おばあちゃんところに泊まりたい」とよく言った。私は、二人暮らしである両親の拒絶の様子を感じとり、幼子3人の収集つかない状況になると、「もう、おばあちゃんところは行ったらあかんのや‼」怒鳴りつけて、場を納めるしかなかった。娘として、ただただ虚しかった。今、私の実家には、寄り付かない我が子。特に、家に行って、祖父母の顔を見ようといったところはない。寂しいが、仕方ない。物やお金の付き合いでしか、孫と関われなかった母。私達が顔を見せないのを、寂しがる父。二日に1回以上の母からの電話と、母が育てた野菜を受けとる、それしかない、実家の両親との関係。子育てをして、実家の両親の、片寄った関わり方を感じてならなかった私。してもらえるのは、有難い・・・・でも、我が子に、幼少の時だけでなく、区切りなくもっと親しみを感じられる関わりをしてほしかった。