共通テストの絶望から、立ち直ったかに見えた長男だが、今現在、受験への熱さに欠ける。


先日の私立受験では、特待生を狙いたいところだが、合格は望めても、特待生合格までは、果たしていかがなものか。少々雲行き怪しい。
長男本人としては、特待生を狙えるラインに届くほどの手応えを感じていない模様。
私立入試本番2日前でも、1日なにもせず、
受験を舐めているというか、
やる気になれない自分にイライラしているというか。


国公立大学を第一志望とするのは変わらないが、
共通テストの点数さえ把握していない。
見たくないという感じ。
母には、現実逃避に見えて仕方ない。
例え可能性は乏しくとも、頑張っている受験生がうらやましい。


やりきってほしい、
自ら投げ出さないでほしい


というのが、母の切なる願い。




そして、
2週間の実習も最後となる、看護学校生の長女。



寝る間もない中、本当によくやっている。
単位を落とし、留年ということも、どこか背中合わせ。
少しでも気を抜けない、
何がなんでも、単位は落とさない、
物凄い気迫だ。



時に白目をむきつつ、
眠気と戦い、
どうしてもの時は、細切れに仮眠する。
「絶対30分後におこして‼」
と家族に頼むことも、しばしば。


こんな長女を筆頭に、
度々ある商業科検定合格と学内2位をキープすることに燃える次女と、
やる気に満ちたきょうだいを横目に、
受験に乗れない長男。




あまりに対称的。