高校卒業後、夢に希望に胸ふくらませて、はじめて親元を離れての新生活。
その3年後、、、


こんな、みじめな帰郷となるとは思わなかった。



「久しぶり~‼ 
今何してるん?」



そんな会話を嫌って、
就職するも、
地元に帰ってきたことは、誰にも言えなかった。



同級生を避ける。
偶然通りかかっても、あえて、気付かぬふり。



地元に帰って半年後、
ためらいつつも、
ようやく幼なじみに、連絡をいれた。



重苦しい帰郷の本人に反して、


「そうなんや~‼早く言ってよ~‼」


私の帰郷を喜ぶ幼なじみ。