「この幸村、信濃の国一つで心を動かすとお思いか(真田幸村)」




絵描きは経験を積むと技術的には熟練するが、初心を失ってしまうことが少なくないらしい。

経験を積んだことで筆が走るようになり、一見上手には見えるが丁寧さと見たものそのもの
を筆に込める誠実さが欠けてしまうという事だろう。

そしてそういった絵は評価をされることはない。




清水建設の
清水達雄(数学者)は、下町雑貨屋の主人が書いた雑貨の絵を
高く評価し、百万円以上の値で購入しようとした。

我流ながら誠実に描かれた絵を見て、「自分にこれだけ打ち込めるものがあるだろうか?」
という疑問が
生まれたと思われる。


自分にとって関わりのない世界の出来事にもかかわらず、そこに何らかの魅力を感じる
時、人は出来事そのものよりも取り組む人の姿勢や「心」に惹きつけられている。


突き詰めて考えれば、ジャンルを問わずに社会が永続的な評価を与えている物や人には
共通の規則がある。

一方で、仮に本能や欲に沿った人の行動であったとしても、その行動は別の次元の
誰かへの
大切なメッセージになる。


「人の社会」はどうやらおもしろい。そして、高い評価が与えられている人たちは、
どうやら人格者が多い。
自分も誠実さが欠けないように、頑張ろう。



(大河ドラマ真田丸を見ての感想でした)


https://www.youtube.com/watch?v=3ueDnx5ONII