動物の生存戦略として個でいるよりも群れでいたほうが
生存できる確率はふえる。
生きるために集団になるのである。

集団の中にはルールがある。
例えばアリで有名な話は、アリの巣の中の2割の働きアリ
は働かないというルールがある。普段働かないアリは
巣の危機などのいざという時に他の個体より必死に動く。

働くアリばかり集めると、巣は短期間で絶滅してしまう。
均一的な集団より多様性のある集団のほうが強い。
(人間の社会も同様)



人間はほかの動物よりもずっと大きな大きな集団をつくる。
そこにあるルールの柱は共感という心である。

集団が集団として統率された状態を維持するには、
共感できるものが必要だ。
価値観を共有できる対象が必要だ。


それが文化と呼ばれるものになる。
文学、音楽、絵画、宗教、スポーツなどはいずれも価値観を
共有できる対象となる。

そしてさらに大きな集団になると、その状況を維持するのに
必要なものは組織的な生産活動であり、そこに科学が介在
するようになる。


産業や社会は高度に成熟して、人間は時を(時、分、秒)
と機械で分割する。そして、日々の生活は時・寿命・老い・
死に追いかけられるようになる。
(参考文献:パパラギ 



おそらくそこに幸せな結末は待っていないという事が
感覚的にわかる。


むしろその時の流れの外側に身を置いた人たち、例えば
老人や病人は、時間や社会に対してどこに価値があるかを
正確に見極める。(参考文献:内蔵助留守 私の好きな話です

どんな状況が自分を幸せな結末に導くかを理解している。



お年寄りや病人からしか学べないものがある。
矛盾のある人間にプレゼントされた「おもしろみ」である。
http://ameblo.jp/kainoki/