弟くんが自閉症と診断されたのは3歳3ヶ月です。
その直前に受けた、IEPミーティングでは、スペシャルエデュケーションを受けるほどではない。という判定でした。
でも発達の遅れはあるし、現時点で私と夫は困っている。
専門医からは、スピーチセラピーをABAセラピーを受けるよう、処方箋が出されます。
ですが、ABAセラピーを受ける手続きには時間がかかり、すぐには始まらない。
私は焦っていました。
やるべきこと、やれることがわかっているのに、できない不安。
もうすでに3歳3ヶ月で、4歳になったらセラピーの効果は減るという。
1日も早く始めたい。
そこで、ネットでABAセラピーについて調べてみます。
わかりやすい説明を見つけました。
セラピーは1日3〜7時間(週20〜40時間)を推奨されています。
親だけでは到底そんな時間はかけられません。
でも今まで、ほとんど何もしていなかったのですから、
1日30分、1時間でも療育の視点を持って遊んだら、変わるかも!と考えました。
当時の私が、まず最初に弟くんに教えたかったのは「はい・いいえ」の返事。
弟くんは「はい」なら私の質問をそのまま繰り返し、「いいえ」なら黙っていました。
私「お菓子食べたい?」
弟くん「お菓子食べたい?」
私「はいって言って」
弟くん「はい」
私「そう!上手に言えたね!どうぞ」と言ってお菓子をあげる。
私「お外行きたい?」
弟くん「・・・」
私「ううん、行かないって言って」
弟くん「ううん、行かない」
私「そう!上手に言えたね!じゃあ何して遊ぼっか」
という感じです。
何度も繰り返しました。
そしたら、弟くんは割とあっさり「はい・いいえ」を覚えてくれました。
「はい」よりもカジュアルでよく使う、
「うん」も「うんって言ってもいいんだよ。」と言うと覚えてくれました。
そんなことをして、少し進歩を感じては、
大丈夫、大丈夫って自分に言い聞かせながら、
様々な事務的な作業をこなしていました。
