3歳3ヶ月で自閉症と診断された弟くん。
診断された時、スタンフォード大学の病院で、先生からやってみますか?と聞かれたのは「PRTを親子で学ぶセッション」
(1年前の話なので、今もやっているかは分かりません。)
その時も、保険が聞くと言われたり、聞かないと言われたり、通訳がつけられるとか、つかないとか、
聞く度に違ってました。新しいサービスなのか、新しい試みなのかなあと感じましたが、何であれ、試してみない手はない!
(実際は、もし保険が使えないとなると、
1時間のセッションで350ドル越えの支払いでとても続けられませんでしたが、
幸い保険が使え、一回30ドルで受けられました)
PRTとは、Pivotal Response Trainingの略。
ABAの原則を取り入れて、もっと自然な環境で行います。
大事なキーワードは子供のモチベーション!
子供の「欲しい!」とか「やりたい!」という気持ちをうまく使ってセラピーを行います。
その結果、「人との関わりへの意欲、アイコンタクト、注意力」が増えます。
モチベーションを利用して、年齢相応のスキルを教えます。
PRTを使う流れはこうです。
A( Antecedent): きっかけ。子供が「〇〇欲しい、〇〇して欲しい」と思うような機会が発生!
B(Behavior): 子供が反応する。
C(Consequence): 子供が反応したことによって、その反応を強める結果が起きる(ご褒美がある)。
わかりにくいですよね(笑)
例えば、
A: 泥で遊んでいる。(子供は泥を投げて欲しいと思っている)
B:子供が「泥!」というと
C:親が泥を壁に投げつける。
A:親が「何が欲しいの?」と聞くと、
B:子供が「くまさん!」と言う。
C:すると、親が「くまさん」を渡してあげる。
これ、やってみて思いました。
親はいつも子供と一緒にいるので、子供が何も言わなくても何をして欲しいのかわかっちゃいます。
子供が「あ」と言ったり、「ぎゃーっ!」と言っても、理由がわかるので、「はい!」ってあげてました。
やってあげてました。だから子供はいつまでたっても言葉を覚えないんですね。
そう、PRTは言葉を教えるのに適したセラピーです。
この原則を使って、問題行動も減らすことができます。
次回は、実際のセッションの様子をお伝えします。