サンフランシスコ近郊に住み始めて、丸3年が過ぎました。
小学1年生(1st grade)だった娘ちゃんも4th gradeに。
2歳だった息子くんは5歳に。
子供を通して、
文化の違いを感じることも多いけど、
担任の先生に、折につけ、プレゼントするのには驚きました。
日本なら、職業倫理的に、お互い渡さないし受け取らないですよね。
こちらでは、
クリスマス、先生の誕生日、バレンタインデー、学年の終わりに渡します。
他にあったかな。。。
大抵はClass Mom(クラス委員)がみんなに声をかけ、
その都度一人あたり、10〜20ドルくらいを集めて、代表して用意してくれます。
この金額も、ボランティアで多く払ってもいいし、少なくても構いません。
あくまで目安。
もちろん、「私は個別にあげたいわ」という人は、参加しなくてOK。
Class Mom によっては、年度始めに一人20ドルを集めて、
一年間、この中でやりくりしてくれます(ありがたい^^)。
先生も慣れたもので、
好きなお菓子、
好きな色、
好きなブランド、
趣味、
欲しいもの(!!!)などの
お気に入りリストを、年度始めに手渡しています。
特に気合が入るのがクリスマス。
最初の年のクリスマスは、引っ越してきて2ヶ月も経たない頃。
手作りのアドベントカレンダーを、
DIY得意な親が、木で作り、
生徒一人一人が1日ごとのマスに、
プレゼントとメッセージカードを入れるというゴージャスぶり。
ぶったまげたものです。
(うちは確か、どっかのギフトカード20ドル分と、娘からのカードを入れました。)
他には、ゴディバとか、
高級チョコレートの詰め合わせやチョコタワーなど、
150ドル分と親自作のポエムを添えて渡すとか、
適当ではなく、
ちゃんと感謝の気持ちを伝えます。
そして、クリスマスといえば、
日頃お世話になっているご近所さんとか、
大家さんとか、
娘のピックアップを、常々手伝ってくれてるママ友とか、
習い事の先生とか、
息子のABAセラピーのセラピストとか、
もちろんプリスクールの先生も。
学校の担任の先生以外にも、
事務の人、校長先生、ナースなどにも、ちょっとしたものを渡したり。
マンション住まいの方は、
守衛さん、受付けの人、修理してくれる人、
聞く話によると、
郵便配達の人用に、ポストにちょこっと忍ばせるとか。
考えられる限りの、
お世話になっている人に渡します。
そしてそのお値段ですが、
私の、肌感覚でいうと、
一人当たり20ドル分くらいを渡すのが妥当。
日本感覚では高いぃぃ(涙)
でも、「郷に入れば郷に従え」です。
今年は、10ドル分のアマゾンギフトカードと、
see's candyのチョコを組み合わせて、
20ドルには満たない位のものを、
用意しています。
公立小学校での、
先生や親の振る舞いを見ていると、
それが「ここらの常識」なのかな、
と思っていましたが、そうでもないこともわかりました。
まず、息子くんのABAセラピーを見てくれている、
BCBA。
ケアプランを作ったり、
セラピストを教育したり、
親のトレーニングをしたり、
それはそれは頼りにしています。
去年、奮発して25ドルのギフトカードを送ったところ、
「社内規定で、金品の受け取りは10ドルくらいまで。とあるので、
お返しします。」と、他のスーパーバイザーを通して、戻ってきました。
しっかりとした、職業倫理感もあるのだな、と感心しましたが、
お得に10ドルのカードにしておけば、
受け取ってもらえたのに、と残念でした。
ちなみに、
セラピスト達はちゃんと受け取ってくれました(笑)
そして今年。
息子くんは公立プリスクールのIEP(個別教育プログラム)を受けています。
コロナで完全オンライン授業の中、
週一のグループセッション(30分)と、
週一のマンツーマンのスピーチセラピー(20分)を
受けています。
最初は集中できないし、興味も持てなくて、
どうしようもなかった息子くんですが、
最近は、楽しんで参加していて、
できることも増えているのが、
とっても嬉しい。
セッションをしてくれている、
BCBAとスピーチセラピスト2人に、
メールをして、
ささやかだけどプレゼントしたくて、
いつ持って行ったらいい?と聞いたところ、
BCBAからは、
「嬉しいけど、受け取れないの」
というお返事。
やはり、BCBAはそのあたり、
しっかり教育されているんだと実感。
こんな返事が、一番にきたら、
他の二人も、もらうにもらえないだろうな、
と、日本人的な心配をし、
個別にメールすればよかったな、
と思っていたら、
スピーチセラピストからは、
「ありがとう、私は受け取ります。」
という返事が!
人は人、私は私。
個を尊重する文化だなあ、と、
改めて実感したのでした。
そしてこの、
プレゼント習慣も、
金額の相場感も、
カリフォルニアの中でさえ、
場所が変われば変わるのだろうな、
と思う次第です。