日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■新興政党なのに・・・
参院選当選者ゼロの石丸新党「再生の道」
はもはや“再生不能”
公開日:2025/07/21
笑うしかない?(C)日刊ゲンダイ
箸にも棒にもかからなかった。
一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった石丸伸二氏の
政治団体「再生の道」。
参院選で計10人の候補を擁立したが当選者は
ゼロだった。
石丸氏本人はきのう(20日)の記者会見で
「再生の道としてできることはしっかりと全部
できた」と発言したが、次点だった昨年の
都知事選で見せた余裕の笑みはなかった。
昨年知事選で石丸氏を支援したものの、
離反した政界関係者は言う。
「今回、参政党が躍進し、AIエンジニアの安野
貴博氏が代表の『チームみらい』に日本保守党
も議席を獲得。新興政党に注目が集まる中、
石丸新党は埋没していた。先月の都議選でも42
人を擁立したのに当選者はゼロ。すっかり飽き
られてしまったようです」
選挙戦最終日の19日にJR赤羽駅で行った
街頭演説には、「2ちゃんねる」開設者の
「ひろゆき」こと西村博之氏が駆けつけたこと
もあり、約2000人の聴衆が集まったが、平日
はお寒い限りだった。
日刊ゲンダイが14日夕、JR北千住駅で行われ
た石丸氏の街宣を訪れると、聴衆はわずか30人
程度。
都知事選では石丸氏が街頭に立てば、
200~300人が集まったものだが今や昔。
随分と寂しい状況だ。
演説後、その点を本人に聞くとこう答えた。
「今日は平日っすよ。むしろ(多くの聴衆が)
いません? どう思いますか?」
いつもの逆質問に記者が「かつての勢いに
比べると寂しい・・・」と言いかけると、
石丸氏はかぶせるように「いやぁ、いるでしょ。
どう考えたって」と発言。
「ウフフフフ」と不自然な笑みを浮かべていた。
さらに、参政党の勢いについて聞くと
「それは私の扱い知るところではない。国民に
聞いてあげてください」と言いつつ、やはり
「ウッフッフ」と笑っていた。
もはや“再生不能”か。
本人は笑うしかないのかもしれない。
【転載終了】
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なんか、選挙そのものがおかしくなって
きているんですかね。
「石丸『再生の道』」に飽きたら、今度
は「神谷『参政党』」ということですかね?