トランプ2.0 現地リポート
【転載開始】
■「へグセス疑惑」再燃・・・
「有事では日本が前線に」発言の国防長官が
危険視される理由
公開日:2025/04/09
やっぱり!(ヘグセス国防長官)
/(米海軍提供・ロイター=共同)
日本を訪れた米国のヘグセス国防長官が
「有事の場合は日本が前線に立つ」と発言し、
物議を醸したことは記憶に新しい。
実はその直前、米国では、彼に関する重大な
スキャンダル「シグナルゲート」が発覚して
いた。
■民間の通信アプリで機密事項を共有
一方で「やはり」という反応もあった。
というのもヘグセス長官は保守系メディア
FOXニュースの元司会者で、軍歴は短く
専門知識も乏しい。
過去にはアルコール依存症や女性への
不適切行為の疑惑も取り沙汰されたが、
トランプ氏に重用され国防長官に抜擢され
た。
今回も政権はヘグセス長官を擁護し、
「これは機密ではなかった」と主張。
チャットを主催したウォルツ大統領補佐官
に全責任を転嫁し、謝罪や処分もなく幕引
きを図った。
ところがその数日後、国防総省の独立機関
である監察官室が調査に乗り出した。アプリ
使用が省の規定を順守していたかを確認する
という。しかし、本気で透明性を担保するつ
もりがあるのかと、懐疑的な声も根強い。
一方、ヘグセス長官の訪日時の発言に関し
て米国の報道を見ると、日本側が法的な制約
から慎重な態度だったのとは対照的に、好戦
的なものだったと受け止められている。また
米国の庇護を必要とする以上、日本は関税を
含め、米国の要求には従わざるを得ないだろ
うという論調も目立った。
「シグナルゲート」がスクープされたのは、
3月15日、イエメン空爆の直後だった。
ヘグセス長官、バンス副大統領、ウォルツ
大統領補佐官ら政権の中枢メンバーが、
民間の通信アプリ「シグナル」で、空爆に
関する機密事項を共有していた疑いだ。
何より驚きだったのは、
雑誌「アトランティック」の編集長がこの
グループチャットに誤って招待され、全てを
記録していたという事実だ。
ヘグセス長官が空爆前に、F18戦闘機の出撃
や空爆の時間などを書き込んでいたことは、
証拠として残っている。
もしこれが敵に漏れていたら、パイロットの命
が危険にさらされたかもしれない。
国家安全保障のトップとして、きわめて不適切
で危険な行為と批判が噴出した。
【転載終了】
***********************
トランプ政権は、トランプを始め適正に
疑問符が付く閣僚が多いですね。