テレビが10倍面白くなるコラム
【転載開始】
■兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰める
TBS「報道特集」本気ジャーナリズム
の真骨頂
公開日:2025/03/30
鉄面皮の斎藤元彦知事をしつこく攻める
(C)日刊ゲンダイ
自分が設けた兵庫県の第三者委員会に、
10件のパワハラ、2件の違法行為を認定
されても、斎藤元彦知事はカエルの面に
何とかで、被害職員や自殺した元局長に
真剣に謝罪することも、責任を取ること
もしない。
県議会や記者会見で厳しい質問を浴びて
も、表情ひとつ変えない仮面のような
薄気味悪さは、罪悪感がまったくない
からなのだろう。
そんな斎藤知事の殿様ぶりをいち早く
見抜き、1年近く前から追及していたの
が、TBS系のニュース・報道番組
「報道特集」(土曜夕方)だった。
去年秋、居座り知事選で再選した後も、
2馬力選挙や広報・宣伝の外注疑惑、
自殺した県議らへの誹謗中傷を批判し
続けている。
「報特は、JNN報道特集のころから
数えたら45年ですが、一貫しているの
は調査報道を基本にしていること。当
たり前のことですが、自分のところで
取材して、それをもとに報道するから、
イチャモンのようなクレームには一歩
も引かない。内部通報者捜しはやって
いないという斎藤知事の説明も、関係
者の文書を入手してひっくり返し、
最近ではN党の立花孝志のウソを証拠
映像で暴きました。今回の第三者委員
会の報告は、報特の報道が正しかった
ことも証明しています」
(TBS報道局記者OB)
現在の日下部正樹もそうだが、
これまでも田畑光永や金平茂紀ら
報道畑の名物記者がキャスターを務め、
「報道のTBS」の看板を何とか守って
いるのだが、永田町からの圧力や嫌が
らせはないのだろうか。
2年半ほど前に金平がメインキャスター
を外れた時、原発や憲法、沖縄の基地
問題をたびたび取り上げていたのを煙
たがられたからだと、日刊ゲンダイが
スクープした。
たしかに、安倍晋三元首相ら自民党の
右寄りグループからは嫌われていた。
「朝や昼のワイドショーも首相や役人
の疑惑や無策を批判しますが、ニュース
映像をつなぐだけだったり、お笑い芸人
や元国会議員タレントのコメンテーター
が、『許せません』『辞めるべき』と
怒ったふりの感想を並べるだけ。それも
話題になっているときに騒いだらすぐ終
わりです。しかし、報道特集はファクト
でしつこく攻める。政界にとっては一番
いやな番組ですよ。テレビジャーナリズ
ムの真骨頂といったところかな」
(ベテラン政治評論家)
ヤマダホールディングスはこの3月末で
番組スポンサーを降りた。
ここにも圧力があったのではないかと
臆測を呼んでいるが、スポンサー企業も
矜持を見せてほしい。
(コラムニスト・海原かみな)
【転載終了】
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まあ、米国の関税に世界が報復関税に
動いているときに″日本は除外″してくれ
と懇願する国ですから。
世界の笑いものなのでしょうね。
日本の政治家って何をする人たちなの
でしょうか?
裏金づくりに精を出しているだけですか
ね。