立花孝志はなぜ選挙モンスターになったのか
【転載開始】
■N国党はデマを武器に強さを噛みしめ、
反社会的カルト集団へと化した
公開日:2025/02/04
兵庫県知事選で「2馬力選挙」/(提供写真)
参院で2議席を有する政治団体
「NHKから国民を守る党」(N国党)を率いる
党首・立花孝志への包囲網が狭まっている。
立花は昨年11月の兵庫県知事選で、
失職した前知事の斎藤元彦を再選させるべく、
公職選挙法違反の疑いがある「2馬力選挙」を
堂々とやってのけ、目的を果たした。
兵庫に再び混乱と不幸をもたらしたと言って
いい。
立花がこの選挙でやったことはえげつない。
斎藤らのパワハラ疑惑などを内部告発後、
自殺した元西播磨県民局長について、
「押収された公用パソコンには女性職員との
淫らな写真が大量に残されていた」とまるで
スクープのように語り、
「10年で10人と不倫していた」
「ストーカーをしていた」
「不同意性交等罪が発覚することを恐れて
自殺した」
などと、次から次へとデマを繰り出した。
ついには選挙結果に影響を与えた。
■選挙公営制度を通じてデマが拡散
非常に悪質なのは、立花出馬によって
こうしたデマが選挙ポスターや選挙公報、
政見放送などの選挙公営制度を通じて拡散
されたことだ。
デマの広がるスピードは普段とは比べもの
にならない。
耳にした人たちが選挙期間中に多くの人と
共有しなければならないという意思を
もってバラまいてしまうからだ。
しかも、選挙戦を介しているがゆえに
正常性バイアスが働き、まさか嘘ではない
だろうと思い込んでしまう。
結果として、たくさんの人が立花らのデマ
に踊らされ、正義感にかられた一部の人が
実社会で嫌がらせを始める。
攻撃はネットにとどまらず、家族にまで及ん
でしまう。
県議会が設置した百条委員会で斎藤を追及
する議員たちのもとには注文した覚えのない
商品が届いたり、イタズラ電話が殺到した。
先日命を絶った元県議の竹内英明も標的に
されていた。
立花やN国信者と呼ばれる支持者たちは、
とりわけ精神攻撃を好む。
心理的に追い詰め、ギブアップさせることで、
自分たちの強さを噛みしめたいのだ。
だから、自分たちのデマが原因で命が失われ
ても、誰も反省をしないし、名誉毀損もやめ
ない。
反社会的カルト集団が民主主義の根幹で
ある選挙を悪用し、社会の秩序を乱している。
立花は今夏の参院選で再選を狙う。
言語道断だ。
長年にわたり、彼らと死闘を繰り広げて
きた筆者がN国党と立花の実像をリポート
する。(敬称略=つづく)
▽選挙ウォッチャー ちだい
全国の選挙現場を取材、「note」などで
報道。
「『NHKから国民を守る党』とは何だった
のか?」を上梓。
N国党から名誉毀損で提訴されたが、
昨年11月に1審勝訴。
【転載終了】
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兵庫県の斎藤支持の人たちは、トランプ
支持の人たちと酷似しているとの分析も。
要するに″脊髄反射的″とのことです。
(「脊髄反射」とは、外部からの刺激が
脳まで伝わる途中、脊髄で折り返して
反応が起こる現象のこと。 脳を通さず、
考えることなく感情だけで反応する。)
立花氏も当初は賛同する部分もあったの
ですが、N党を設立したころから変節して
来たのでしょうかね。
迷惑系ユーチューバー化してきたと思いま
すね。
一番に感じたのは56年も人生経験を積んで
きたのにいい年をして・・・
ということですよね。
日本と国際社会の認識の違いなのでしょ
うが、日本の常識は世界の非常識と言われ
るほどです。
例えばSGI(創価学会の海外支部)は
ヨーロッパの一部では″カルト集団″に認定
されています。
まだまだ、グローバルな国ではないですね。