芋澤貞雄「裏の裏まで徹底取材」
【転載開始】
■フジテレビ“CM消滅”で「『古畑任三郎』
『踊る大捜査線』をゴールデンで放送も」
の苦渋の選択
公開日:2025/01/26
中居正広(C)日刊ゲンダイ
フジテレビは中居正広(52)の女性トラブル
に幹部社員が関与したと報じられている問題で、
独立性が担保される第三者委員会を設けること
を決め、27日にオープンな会見を改めて開く。
23日に中居が芸能活動からの引退を発表した
ものの、港浩一社長の17日の“紙芝居会見”の
ズサンな対応や、問題を把握していながら中居
を番組に起用し続けていたことで、フジテレビ
に対する視聴者やクライアントの怒りと不信感
は募るばかりだ。
そんな状況下で、既に埋まっていた同局の
4月期番組のスポンサーのほぼ全てが撤退の動き
を見せている。営業スタッフが汗水たらして、
やっとの思いで取ってきたCM契約がダメな役員
たちのせいで一瞬にして水泡と帰したことで、
フジ社内にはどんよりとした暗いムードと
絶望感が漂っているという。
しかし、同局が迎える本当の地獄はこれからだ。
公にされている同局の資料では、昨年4月から
9月末までのCM収入は約712億円。
今年もほぼほぼ同額のCM収入が見込まれていた
のだが、番組制作費の中心となるCM収入がなく
なれば、出演するタレントのギャランティーが
払えなくなるし、満足にロケにも行けず、
外注スタッフも仕事がなくなる。
具体的には、4月期の月曜22時枠で内定している
といわれる北川景子(38)の主演ドラマや、
Travis Japanの松田元太(25)が初主演すると
される企画が、予算が見通せないこの状況で無事
にクランクインを迎えられるのか・・・スタッフや
事務所関係者は、そんな懸念を抱き始めていると
いう。
しかも、フジテレビのこの危機がいつ落ち着く
のかも不透明。
そこで一部のテレビ関係者の間で囁かれているの
が、「ゴールデンタイムで、人気映画や、過去の
フジテレビ制作の人気ドラマの再放送を流す」と
いうもの。
撤退したクライアントが戻ってくるまで、
「古畑任三郎」や「踊る大捜査線」
「コンフィデンスマンJP」といった過去の強力な
コンテンツで急場をしのぐという案が出ていると
いう。
■料金を大幅に安くして通販のCMを・・・
厳しい現実に直面しているフジテレビの営業
現場からは、小規模なクライアントと、大幅に
ダンピングしたCM放映料の駆け引きが続けられ
ている話も聞こえてきた。
テレビ局としての体裁を保つために、通販などの
CMを入れることで、この現状を何とか打開しよ
うという。
「もしかしたら会社がなくなるのでは・・・とい
う危機的状況ですから、なりふり構わずやる、
というのが正直なところでしょう。フジテレビ
という会社の看板の上にあぐらをかいてきた社員
は本気で身の振り方を考え始めているし、港社長
の会見以来、スタッフのモチベーションはダダ
下がり。満足に仕事が手に付かないのが現状です」
(フジテレビ関係者)
大手スポンサーがフジテレビに戻るのはいつに
なるのか、そもそも戻ることはあるのか・・・。
フジテレビがテレビ局として存続できるのかも
含め、27日の会見次第でその方向性がおぼろげ
ながら見えてくるのではないか。
【転載終了】
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何回も書いていますが、今でさえ観る番組
がはない状況です。
観るのは、韓流や中国時代劇とニュースだけ
という惨状。
日本のエンタメは終焉でしょうかね。
既に、ネットでの広告があふれている状況で
あり、テレビの広告は何れなくなる運命なので
しょう。