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【転載開始】
■死亡した元兵庫県議めぐる立花孝志氏の発言
を県警本部長が完全否定&異例の言及・・・
いよいよ“ガチ捜査”に突入か
公開日:2025/01/20
全面対決へ(C)日刊ゲンダイ
日本全国に衝撃が広がっている。
兵庫県の斎藤元彦知事(47)に関する
パワハラ疑惑などを調査していた
元県議会議員の竹内英明氏(50)が死亡
したと報じられていることだ。
自殺とみられている。
この件で、「NHKから国民を守る党」
の立花孝志党首(57)はSNSなどで、
竹内氏が警察に逮捕される予定だった――
とし、「逮捕を苦に命を絶った」などと
発信。
これに呼応するような投稿がネット上で
拡散されている。
この事態を受け、兵庫県議会の
警察常任委員会で20日、委員が
「竹内前議員の名誉のためにも、そんな
事実はないのか確認をしたい」と質問。
答弁に立った村井紀之本部長は
「こういう場で個別案件の捜査について
言及することは通常は差し控えるが、
事案の特殊性に鑑みて答える」と前置き
した上で、こう言及したのだ。
「被疑者として任意の調べをしたこと
はありません、まして逮捕するという話
は全くございません。全くの事実無根で
あり、明白な虚偽がSNSで拡散されてい
るのは極めて遺憾だと受け止めている」
県警トップが個別案件について捜査着手
の有無や状況を公の場で明らかにするのは
極めて異例だ。
通常であれば「お答えを差し控える」と
詳しい説明を避けるだろう。
それが「遺憾」とまで踏み込んだのだから、
出席した委員らは驚いたに違いない。
さらに「名誉棄損で取り調べてほしい」
と委員から質問された県警の藤森大輔刑事
部長も、こう答えた。
「県知事選に関していろいろな出来事が
起きている。その中には告訴・告発の形で、
警察に処罰を求めるものもあるのも事実」
と言い、
「受理した告訴・告発事案、その他の事案
も含めて迅速に捜査を行うべく、事案の
概要や証拠を早期に把握して順次捜査し、
法と証拠に基づいて適切に対処してまいり
たい」
通常の警察対応なら、
「法と証拠に基づき適切に処理する」と
繰り返すのが一般的。
なのに、ここでは「知事選」をめぐる告訴・
告発についてまで触れていた。
果たしてどんな意味があるのか。
「県警が知事選問題で本腰を入れてガチ
捜査に突入するという意思の表れではない
か。さらに立花氏に対する告訴・告発状は
昨年に提出されていて、可能性の問題とは
いえ、早期に動いていれば新たな犠牲者を
出すことは防げていたかもしれない。ここ
で警察が動かなければ、やりたい放題にな
りかねないという危機感もあるでしょう」
(兵庫県政担当記者)
村井本部長は渦中の兵庫県出身だ。
東大法学部卒業後、警察庁に入庁し、
高知県警警備第一課長や福岡県警捜査
第二課長、青森県警本部長などを務めた。
好きな言葉は「過去は変えられないが、
未来は変えられる」だ。
県政のこれ以上の混乱を招かず、平穏な
未来を取り戻すためにも踏ん張りどころで
はないか。
◇ ◇ ◇
混乱続く兵庫県政。
【転載終了】
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立花氏は迷惑系ユーチューバー化して
きており、行く先々で混乱を引き起こして
いるという感じですね。
あまり野放しにしない方がいいのでは
ないかと思うのですが。