日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■佐々木朗希争奪戦 いの一番に面談を公表
したヤンキースの勝算・・・
ネックは「登板ドタキャン」にシビアな
NYメディア
公開日:2024/12/20
佐々木朗希(C)共同通信社
ポスティングシステムによるメジャー移籍
を目指す佐々木朗希(23)に新展開だ。
日本時間19日、今季のア・リーグを制した
老舗名門球団・ヤンキースが、
佐々木と近日中に対面形式の面談を実施する
予定であることを明らかにした。
「彼(佐々木)は世界最高の投手のひとりに
なる可能性がある。ヤンキースタジアムが彼
にとってのホームになるのは素晴らしいこと
だと思う」とはキャッシュマンGMだ。
佐々木と面談する球団が公になったのは
ヤンキースが初めて。
代理人を務めるジョエル・ウルフ氏のもとに
は各球団のプレゼン資料が届いていて、
その中から移籍先の候補が絞られていくの
だろうが、少なくともヤンキースは対面の
交渉に進んだことになる。
ヤンキースの先発はコール(34)、
ロドン(32)、ギル(26)、シュミット(28)
、ストローマン(33)に加え、オフにフリード
(30=ブレーブスからFA)を獲得。
先発の駒はそろっているだけに、
1年間フル回転したことがない佐々木を休ませ
ながら起用する余裕はある。
チームに日本人選手がひとりもいないうえ、
ニューヨークは全米きってのビッグマーケット。
代理人やマネジメントを担当する大手広告
代理店にとっては願ったりかなったりの球団だ。
しかし、「ネックになるのは全米一シビアな
ファンとニューヨークメディアですよ」と、
特派員のひとりはこう続ける。
「佐々木はヤンキースが通常、獲得する大物
と違って金額が安い。ヤンキースが年をまたい
でリセットされる国際ボーナスプールを目いっ
ぱい使ったとしても10億円弱です。けれども、
25歳未満でマイナー契約しか結べないルール上
の問題で金額が制限されているだけであって、
期待度はチームのエース級。仮に結果を出せな
いようなら、ファンやメディアは黙っていませ
んよ。ガラスのエースということはだれもが
承知していても、ケガで登板をドタキャンする
ようなことに対してニューヨークのメディアは
ものすごく厳しいですからね」
かつてヤンキースでニューヨークメディアの
洗礼を受けた松井秀喜は
「自分はシビアな環境にいた方が力を発揮でき
る」と言っていたが、佐々木自身に果たして
外野の声を受け流す度胸があるのかどうか──。
【転載終了】
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メンタルの弱さが不安要素でしょうかね。
ニューヨークは辛辣な批判があり、あの
ジャッジでさえ容赦なくこき下ろしますか
ら。
その点、寛容な西海岸が佐々木選手には
合っていると思うのですが。
特に、ドジャースは大谷選手や山本選手が
いますから心強いですよね。