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【転載開始】

■自民党都議会でも裏金疑惑!
 やはり浮上した“安倍派スキーム”・・・
 すでに特捜部が動き、石破政権は大ピンチ
 公開日:2024/12/12

 

またもや自民党の裏金疑惑
(2023年の都連パーティー)
/(C)日刊ゲンダイ

 また裏金問題だ。
東京都議会の最大会派で政治団体の
「都議会自民党」が開いた政治資金
パーティーを巡り、都議がパー券
ノルマ超過分を中抜きし、裏金化して
いた疑いが浮上。
11日、大手メディアが一斉に報じた。

 浮かび上がったスキームはこうだ。
都議には原則、1人当たり100万円の
パー券販売ノルマが課されていたが、
超過分を都議会自民に納めずに中抜き。
収支報告書に記載しなかった。

 旧安倍派などの派閥裏金事件を受け、
都議会自民は弁護士を交えて内部調査
を実施。
政治資金規正法違反の時効(5年)に
かかる、2019年12月と22年5月に開い
たパーティーの売り上げを調べた結果、
複数都議による中抜きが確認されたと
いう。
2回のパーティーを巡っては、
一部不記載があったとして、神戸学院大
の上脇博之教授が今年1月に東京地検に
刑事告発。
既に東京地検特捜部が都議会自民の
関係者から聞き取りを進めているという。

 都議会自民の小松大祐幹事長はきのう、
報道陣に「厳粛に受け止めている。それ
ぞれの議員が専門家に資料を提出し、
調査中だ」と言ったが、詳細は語らず。
一部報道によれば、不記載があった都議
は元職を含む約20人。
不記載額が100万円超に上る都議もいた
という。

 都議会自民OBが言う。
「都議はパーティーの際、ノルマ分の
100万円を現金で幹部に手渡しするのが
慣例だった。場所は議会棟5階の会派
控室。ピン札でないと怒られるので、皆、
都庁1階の銀行で用意していました。
それで、ノルマ超過分はシレッと懐に入
れるわけです。こうした中抜きは10年
以上前から、当たり前のように行われて
いた。安倍派がやっていた裏金づくりと
ほぼ同じです」

■ベテラン国会議員に“飛び火”する可能性
 

窮地・・・(C)日刊ゲンダイ

 複数の都議が特捜部の聴取を受けて
いるとみられている。

 「都議会自民の幹部は『みんな聴取を
受けていてどうなるか分からない。来夏
に都議選があるのに公認を出せない』と
頭を抱えていた。特捜部の立件ラインは
『不記載額100万円』と囁かれている。
現在、都議会は開会中ですが、閉会後の
年末、特捜部が一気に動くのでは、とみ
られています」(都政関係者)

 国会議員に“飛び火”する可能性もある。

 「上脇教授は都議会自民だけでなく、
東京都連が主催したパーティーについて
も告発している。当然ながら、都連には
都議以外に区議や国会議員が所属してい
る。基本的にパー券を大量にさばけるの
は在職期数の長いベテランで、ペーペー
の区議や都議はノルマ分を売れず借金し
ていた。そう考えると、ベテラン国会
議員に捜査が及んでもおかしくないで
しょう」(同前)

 石破首相は窮地だ。

 「先の衆院選では党員資格や党役職の
停止処分を受けた裏金議員は非公認で、
政治倫理審査会で弁明していない議員は
『比例重複なし』を科せられた。その例
に倣って、来夏に改選を控える参院の
裏金議員も政倫審での弁明が公認の条件
になるとみられている。すると、裏金が
発覚した都議の来夏の都議選での扱いは
どうなるのか。都議会には政倫審がない
から、一人一人会見で説明させるのか。
対応を誤ると、総理に批判が向きかねま
せん」(官邸事情通)

 ただでさえ、派閥裏金事件への対処で
汲々としている石破自民。
大ダメージは避けられそうにない。

【転載終了】

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 日本国民は、海外でどのように言われて
いるか知っているのでしょうか?
「日本国民は、忘れっぽい」

 このような政権与党のスキャンダルを
暫く経つと忘れてしまい、相変らず政権
与党に投票するという事だそうです。