日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」
のあざとさ・・・
二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て
公開日:2024/11/28
「代理人に聞いて」を連発する斉藤元彦
兵庫県知事(左)、「記事書き換え」を
知らなかったとは奥見司弁護士
(C)共同通信社
疑惑が晴れたとは言い難い。
公職選挙法違反疑惑に揺れる斎藤元彦
兵庫県知事(47)。
PR会社の女性代表が、知事選のSNSの運用に
ついて“戦略の企画立案を行った”とネットに
記したことで同法違反疑惑を招いている。
斎藤知事は27日午後の定例会見で改めて
違法性を否定。
もし、「広報全般を任せていただいていた」
と、投稿サイト「note」に書き込んだ渦中の
PR会社「merchu」の折田楓社長側に報酬を
支払っていれば、公選法違反の買収に当たる
恐れがあるが、斎藤知事本人は
「お願いしたのは、ポスター制作を含めた
70万円の対価の支払いに伴う業務だけ。
それ以外は個人でボランティアとして対応
してもらった」と話した。
さらに折田氏が投稿した記事について
「ああいった文章がつくられたことは事前に
聞いていなかったので、そこに対する若干の
戸惑いはある」と発言。
記事は「虚偽」とも取れる話しぶりだった。
ただし、詳しい経緯や違法でないとする
根拠を突っ込まれると「代理人弁護士に対応
を一任している」と繰り返し、逃げ続けた。
そんな斎藤知事の会見から1時間半後、
代理人を務める奥見司弁護士が会見。
やはり「違法性はない」と主張した。
折田氏の記事については「『広報全般を任せ
てもらった』という部分は全く事実ではない
と考えている」とバッサリ。
「『盛っている』と認識している」とまで
言ってのけたのだ。
斎藤知事と同じく折田氏の投稿は“嘘八百”
と断じたようなもの。
折田氏を切り捨てにかかったような形だ。
ところが、折田氏の投稿のどこが事実と違う
のか、といった詳細を詰められると、
奥見弁護士は「(斎藤に)確認していない」
などと回答。
折田氏が複数回にわたって投稿の中身を削除、
書き換えていたことも把握していなかった。
■弁護士は記事の書き換えをチェックせず
兵庫県知事選での折田楓社長
(C)日刊ゲンダイ
折田氏が書き込んだ記事には当初、斎藤知事
と折田氏が打ち合わせする場面を収めた写真に
〈「#さいとう元知事がんばれ」大作戦を提案中〉
という文言が添えられていたが、
〈「#さいとう元知事がんばれ」を説明中〉に
変えられ、
〈ご本人(斎藤)は私の提案を真剣に聞いてくだ
さり、広報全般を任せていただくことになりまし
た〉との一文は丸ごと削除されている。
「買収」を立証する上でカギとなる主体的な
「提案」が隠された疑いがある。
書き換えの事実は超重要なファクターなのだが、
フリージャーナリストの横田一氏に「(書き換え
を)チェックしたのか」と問われると、奥見弁護士
は「全くしていない」とシレッと言い放っていた。
横田一氏が言う。
「書き換えを知らずに会見するなど、あり得ない
話です。そもそも、斎藤知事は奥見弁護士と共に
会見で説明すべき。それをせず、時間差で会見し
たのは詳細な説明を避ける思惑があったとしか思
えない。2人で会見に出席すれば、事実関係を細
かく説明せざるを得ません。そうした事態を当面
は回避したかったのでしょう。疑惑はさらに深ま
ったと思います」
美人社長は騒動以後、姿を見せていない。
本人が説明しなければ、真相は明らかにならない
だろう。
◇ ◇ ◇
公選法に詳しい元東京地検特捜部副部長の
若狭勝弁護士は、斎藤元彦知事には「事前収賄罪」
の可能性があるというが、どういうことか?
【転載終了】
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弁護士は、あまり受任したくない案件の
ような気がしますがね~!
ただ、注目度は高そうですが。