日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■兵庫県知事選で前知事への支持拡大
をアシスト・・・
立花孝志候補「当選目指さない」は
公選法でアリなのか?
公開日:2024/11/16
兵庫県知事選は17日、投開票を迎える。
斎藤県政の継続か否か。
県民の判断が揺れる中、県内29市長でつくる
市長会の有志22人が、前尼崎市長の
稲村和美候補(52)の支持を表明。
出直しを狙う斎藤元彦前知事(47)の猛追に
危機感が広がっていることをうかがわせる。
斎藤候補に追い風を吹かせているのは、
無所属で立つ「NHKから国民を守る党」の
立花孝志氏(57)だ。
「社会正義を通すため」の立候補で、
当選は目指さないと公言。
斎藤失職の要因となったパワハラ問題を
めぐり、「デマだ」と擁護するなど、
斎藤支持拡大をアシストしている。
こうした動きに、有志の会のある市長は
こう疑問を呈した。
「知事選にあたっては300万円の供託金が
必要。候補者1人あたりの選挙カーや配布
ビラの数なども、公選法で定められている。
他候補の当選を後押しするための立候補が
OKなら、カネと人を用意できる陣営が有利
になる。選挙が歪められてしまうのではな
いか」
公選法に抵触するのか、しないのか。
県選挙管理委員会の回答はこうだった。
「公選法は、立候補者が当選を目指さない
という事態を想定していません」
もっとも、立花候補は「斎藤氏に投票して」
といった具体名を挙げて呼びかけているわけ
ではない。
「自分には票を入れないで」と言うにとどめ
ているあたり、巧妙だ。
パワハラ問題をめぐっては、「元県民局長
自殺の真相」などと書かれた選挙ポスターを
掲示。
パワハラ問題そのものに疑義を呈している
わけだが、問題はないのか。
「虚偽の内容や、特定の商品などの宣伝が
含まれている場合を除き、公報やポスターの
表現に制限はありません」(兵庫県選管)
とんでもない選挙戦の結果はいかに──。
◇ ◇ ◇
立花孝志氏は3年前、東京都内で街頭演説
した際、「政治家として テレビ局に出て、
お金もらうの初めて」と言いながら、出演料
が「6万9852円」だったと明かしたが、
その真偽は・・・
【転載終了】
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ある作家さんが、
「バカがバカを選ぶからバカな国になる」
と言ってましたが、言い得て妙という感じ
です。