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【転載開始】

■国民民主・玉木代表に漂う“裏切り”のニオイ・・・
 党役員まで「消費税減税」封印のお茶濁し
 公開日:2024/11/11

 

やっぱり与党の補完勢力(C)日刊ゲンダイ

 トーンダウンした感が否めない。
時限的な消費税減税を訴えている国民民主党
のことだ。
年収103万円を超えると所得税が課される
「103万円の壁」の突破を重点政策のひとつ
に掲げ、自公与党と政策協議に入ったが、
同じく重点政策であるはずの消費税減税は
棚上げしている。

 国民民主は8日に行われた自公との初の
政策協議で
▽「年収の壁」の見直し
▽ガソリン減税などエネルギーコストの
削減
▽災害対策──などを要求。
一方、消費税減税については、これから
本格化する税制改正大綱の取りまとめに
向けた議論に先送りした。
総選挙で「手取りを増やす」を合言葉に
消費税減税を訴えていた割に、さほど熱量
は感じられない。

 実際、10日のNHK「日曜討論」で
国民民主の浜口政務調査会長は目下の
経済対策を問われ、賃上げや「年収の壁」
の突破、ガソリン減税や社会保険料の
負担軽減などに言及したものの、消費税
減税には触れなかった。

 国民民主の榛葉幹事長も、言葉の端々に
消費税減税に後ろ向きな態度をにじませて
いる。
8日の定例会見で、消費税減税について
「これは交渉相手がいることですし、我々
は衆院で28人しかおりません」とハードル
の高さを強調。
「今後の税制改正の中で、もろもろ消費税
も含めて議論になるだろうと思います」と
お茶を濁した。

■「期待を変えないという意味で言い続け
 ている」

 肝心のトップは何と言っているか。
玉木代表は2日に公開されたインターネット
番組で、「(消費税減税を)やるかどうかは、
(消費税が)安定的な財源なので経済状況と
うまく対比しながら」とゴニョゴニョ。
「コロナの時に出した政策なんですけど、
期待を変えないという意味で言い続けて
いる」と、しゃーなしに続けているかの
ような口ぶりだった。

 消費税減税をひっこめたわけではないが、
トップも役員も一様に「封印」しているよう
に見える。

 ジャーナリストの横田一氏がこう言う。
「『年収の壁』の引き上げの国民案が7兆~
8兆円の税収減につながると言われる中、さ
すがに消費税減税まで踏み込めないのでしょ
う。財源論にツッコまれないように『年収の
壁』の突破を与党にのませつつ、党の人気を
集めたい党利優先の戦略が透けます。キャス
チングボートを握っているのだから、本来な
ら消費税減税を含め与野党両方と交渉して
政策実現性を考えるべきなのに、首班指名で
闘争する姿勢すら見せなかった。与党の補完
勢力のそしりは免れません」

 国民民主に漂う裏切りのニオイは消える
のか。

  ◇  ◇  ◇

 年末の税制改正に向け、政府・自公vs国民
民主の攻防が注目されるなか「関係者はみな
財務省マフィアだから、本気のバトルにはな
らない」(自民ベテラン)との囁きが・・・。

【転載終了】

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 最初から「維新と国民民主」はユ党だと
言われているのに。

 まだまだ、国民民主党の弱点(不祥事)
を握っているかも?
維新の党の弱点も握っているかもね。

 日本国民が海外紙に書かれているように、
「日本国民は、お人好し」となるのか・・・